ソフトバンクホ－クス、ついに単独首位に

　千葉ロッテとの首位攻防戦。杉内は本来の出来ではなかったようですが、城島の好リードもあって１１勝目。吉武、三瀬とつないで最後は馬原でしたが、相変わらず馬原はとてもいいですね。王監督の信頼も強いようです。
　打線はズレータ、城島、バティスタの３発を含む６点を取り、４月中旬以来の首位奪回です。バティスタは今日４安打の大当たりで、インタビューでも超ゴキゲンでしたね。特に川崎の２塁打の後の、右中間への２塁打がよかったと思います。ランナーを進める意味もあって右をねらっていたようです。今日の４安打で、パリーグの最多安打になったと思います。母国のドミニカのような暑い季節になり、ますますバティスタの活躍が期待できそうです。松中にまだ本来の当たりが出ていませんが、明日に期待したいですね。

ソフトバンクホークスサヨナラ勝ちで７連勝。千葉ロッテとゲーム差なしに。

　井手のサヨナラヒットで延長戦を制して、いよいよロッテに迫ってきました。吉武の好投、カブレラの好返球、城島の効果的なヒットなど、総力戦で制したという感じのゲームでしたね。井手選手のインタビューで、とても興奮していることが伝わってきました。思いっきり初球から振り切ったのが好結果につながったようです。井手選手は自主トレを川崎選手と鹿児島で行なったので、サインをしてもらったり、激励会で一緒に写真を撮ってもらったりしたこともあって、最近の活躍をとてもうれしく思っています。これからも積極的な打撃を期待したいです。

セ・パ交流戦最終戦、川崎の活躍でホークス快勝

　長丁場の交流戦もいよいよ大詰め。ホークスは接戦を制し、見事に最終戦を飾りました。なんと言っても川崎の攻守に渡る活躍の光った試合でした。４打数３安打、１打点、１盗塁。昨年の最多安打のタイトル獲得者が今年初めての猛打賞でした。
　自主トレ、キャンプと本当によく練習をしました。キャンプでも毎日、夜遅くまで練習している姿を目の当たりにしただけに、脇腹を痛めたと聞いた時は、練習のしすぎなのではないかと思い、心配していました。試合に出るようになってからも、昨年のような活躍が見られず、少し残念な思いをすることが多かったのですが、これからますます調子を上げていってほしいです。
　さて明日、ロッテが負ければ、同率で交流戦の首位を分け合うことになるようですが、どうなることやら。

ソフトバンクホークスの外国人選手はチームにいい影響を与えていますね

　今年ホークスには、ばりばりのメジャー選手が入り、期待の反面、不安もありました。メジャー選手の中には、額面通りの活躍をしないですぐ帰る人や、素行が悪くチームの和を乱すような粗暴な選手も過去にたくさんいたからです。
　ところが、ホークスの外国人選手は、春の宮崎キャンプの初日から合流しました。あの初日の雪にはきっとびっくりしたことでしょう。私もキャンプに行きましたが、ゆっくりとマイペースで調整している段階でした。しかし気軽にサインに応じるなど、ファンを大事にしてくれる姿勢や真面目さは感じられ、好感はもてました。
　日本球界の先輩のズレータが、自分が来日したときの苦労やこれまでの経験を生かし、外国人のまとめ役になっているというような記事を見たりして、頼もしくも感じたりしていました。
　そしてシーズンが始まり、ホークスの外国人選手は、外国人同士はもちろん、日本人選手とも、うまくアジャストして、いいチームメートとなっている感がします。
　ズレータは新外国人選手に新たな刺激を受け、当初から好調を維持しています。ヒーローインタビューの博多弁もかなり人気を集めていますね。カブレラも攻・走・守に活躍しています。昨日の満塁ホームランも見事でした。バティスタは鳴り物入りで入った高額選手で、期待も大きいだけに、当初は少し失望した時期もあったのですが、少しずつ日本の野球にも慣れてきて、数字も上がってきました。初めての日本、初めての投手が多い中で、よく健闘していると思いますし、常に紳士的な態度で好感が持てます。フェリシアーノも中継ぎで貴重な働きをしつつあると思います。
　ホークスが日本一になるためには、城島・松中を・川崎をはじめとする日本人選手の活躍はもちろんのこと、頼りになる外国人選手の活躍も不可欠だと思います。交流戦も終盤となり、また元のリーグ戦に戻りますが、今後、さらなるホークスの選手のすばらしいパフォーマンスと勝利を期待したいです。
　

ソフトバンク対巨人は最後まで目の離せない好試合でした

　まずは田之上投手の久々の勝利に心から拍手です。右肩痛ということで、大変苦しい時期を乗り越えての本日の勝利、本当にうれしかったことと思います。打者のタイミングをうまくはずし、ベテレンらしいピッチングだったと思います。今後の連勝を期待したいですね。
　野手では稲嶺選手の攻守にわたる活躍が昨日から光っていますね。歯痛のカブレラの代役のようですが、このような活躍を続ければ、カブレラを外野に追いやってレギュラー獲得も期待できそうです。
　投手では３連投の馬原ですね。今日もいいピッチングで王監督の信頼をさらに勝ち得たことでしょう。一方、三瀬は先日の危険球退場に続き、本日もリリーフに失敗、不安を残しました。コントロールが悪く、球にキレがないように感じました。
　９回の両チームの攻撃が明暗を分けましたね。なんと言っても城島の走塁が光りました。二岡を慌てさせ、エラーを誘った走塁、敬遠の時に三塁への盗塁と、キャンプでの声だし通りのプレーは、本当にすばらしかったです。そして満塁で大村が打ったのが大きかったですね。前の打席は満塁で打てなかったですが、この打席は試合を決める２塁打でした。
　最後はヒヤヒヤしましたが、阪神に３連勝、巨人に２勝１敗と、好調な週でした。来週の広島、ヤクルト戦も頑張って、交流戦優勝を目指してほしいです。

ソフトバンク、巨人に快勝

　和田は粘りのピッチングと、すばらしいバントを見せてくれました。松中、バティスタと主砲にホームランがでました。
　後半を支えたのは、なんといっても馬原。２試合連続で、かなりいい投球をしいると思います。球速は速く、変化球も鋭いので、なかなか打者も打ちづらいのではないでしょうか。解説者もかなりほめていましたね。先発失格になったころより、ずっと安定感が増してきました。
　今後は三瀬とダブルストッパーということも考えられるし、三瀬をセットアッパーにして、馬原をクローザーにするということも考えられると思います。信頼感のおける投手の出現を大変うれしく思います。

ソフトバンク対巨人の第２ラウンド、第１戦

　ホークスの新垣は相変わらず、よくありませんでした。いつになったら復活してくれるのでしょうか。一方リリーフで出た馬原は、球のスピード、変化球のキレなど良いように感じました。いい中継ぎになってくれればと思います。
　打線は１，２番の不調が痛いです。２人の機動力はホークスの武器の一つですが、それを発揮する場面すらありませんでした。川崎は三振２つに、バント失敗と大変悔しい２４歳の誕生日になってしまいました。非常に痛いバント失敗が最近多いホークスです。
　攻撃は、城島とズレータのホームランのみの得点で、淡泊な印象でした。２年前に優勝したときのような「つなぎ」がないように思います。
　明日は和田に、巨人打線をしっかり抑えてもらい、打線の爆発を望みたいところです。

ソフトバンク対阪神の第３戦は、熱い戦いでした

　松中のホームランなどで、前半で福原を攻略し、楽勝かと思われた試合も、阪神の粘りで、最後の最後まで勝敗の行方のわからない熱戦となりました。
　結果的に見れば、代わりばなの、藤川の初球をホームランにした城島の一発が効きました。三瀬が金本の頭に死球を投げ、危険球退場となり、最後までヒヤヒヤしましたが、急遽当番した佐藤が、打たれながらも最後は抑えてくれました。
　ホークスは明日からの巨人戦も打線の爆発を期待したいと思います。阪神も打線が活発ですが、好調ロッテに勝つには、投手陣の踏ん張りが必要ですね。