難読地名でもある“太秦(うずまさ)”と言うと京都通ならば、まずは東映太秦映画村がある京都府右京区太秦地区を思うことでしょう。もちろん歴史、神社、寺院通ならば三柱鳥居で有名な木島社や国宝弥勒菩薩像の広隆寺など。かつて秦氏の拠点だった地域でもあり秦氏を語るならば多くの研究対象ともなっている地域です。そんな太秦ですが、実は全く同じ漢字と読み方をする地域が大阪府寝屋川市にある事は、 . . . 本文を読む
国道103号の十和田湖畔からR454号(冬季通行止め)を東へ八戸方面に30キロほどの場所に『キリストの墓(キリストの里)』は、あります。十和田湖畔から来ると峠越えで地味に遠い場所にあります。 ゴルゴダの丘で磔に処せられたはずの「イエス・キリスト」の墓がなぜこの日本の青森の辺鄙な場所に存在するのでしょうか?その経緯を紹介しますと…。 戦前の話です。茨城県磯原市にあるその筋では . . . 本文を読む
先日千葉君津在住の妹夫妻から「美味しい海鮮料理屋さんをみつけたので食べに行こう!ついでに近場の散策もしに行こう」と、言うお誘いがあったので12月に入った週末に早速訪れて参りました。まずは、千葉県南房総冨浦インターから10分ほど行った場所にある“南房総国定公園太房岬(たいぶさみさき)”を紹介したいと思います。太房岬案内図(クリックで拡大)太房岬は、日本の防衛の砦として歴史的に . . . 本文を読む
那谷寺を後にして次に向かったのは、現在もその用途が良くわかっていない謎の石柱が立つ少々マニアックな史跡「石の木塚」へと移動します。県道25号(金沢美川小松線)「松本」交差点より海側へ少し入った住宅街の一画がちょっとした広場となっていて、その中央に謎の石柱が規則正しく5本立っています。ここは、1本の石柱を中心に規則正しく四方にほぼ東西南北の位置に立っているだけの史跡です。(左奥側:北方向 右手前: . . . 本文を読む
羽咋に訪れたならここは外せない観光スポット“千里浜なぎさドライブウェイ”何しろ日本で唯一8キロに渡って海岸線の砂の上を車で走る事が出来る誰もが一度は憧れるドライブウェイです。我々も期待して訪れた訳ですが…。あいにくこの日は、風が強く波が高いとかで通行規制がかかっていて走行禁止…。雲とのコントラストが美しいなかなか絵になる海岸線です。海岸線は能登半 . . . 本文を読む
モーゼパークを後にして続いての目的地は能登最高峰の「宝達山」とその山頂に鎮座する「手速比咩神社 上社」へと向かいます。途中、マップを見ていたら「宝達志水町トトロ」と言う場所があったのでちょっと寄り道トトロは、どうやら老朽化で解体されてしまったんだとか。代わりに猫ばすがいました。山頂駐車場までは、車で上がって来られます。猫ばすのモニュメントから南に下って林道を登ること20分ほどです。北側からも登れる . . . 本文を読む
先週、金沢から羽咋~和倉温泉へと現地調査旅行を実施して参りました。金沢市内は、以前観光で2度ほど訪れていますが羽咋~和倉温泉は初訪で、この辺りは独自の縄文文化やロマンあふれる不思議な伝説、UFOの目撃情報なども多い地域で、以前より訪問してみたかった史跡が何ヵ所かあって、ようやく訪れることが出来ました。今回から「北陸ロマン紀行」と題してシリーズで、備忘録を兼ね訪問地を紹介して行こうと思います。まずは . . . 本文を読む
オタフンベ(砂鯨)チャシ跡(北海道十勝郡浦幌町厚内)※ 本投稿は、旧ブログ:日々平穏の過去記事を編集したものになります。普通“チャシ”と聞いて皆さんは何を想像されるでしょうか?食べ物?それとも何処かの方言?実は、近世北海道のアイヌ文化の中から造られたある種の施設と一般的には言われていて、大抵は小高い丘の上などに築かれ周囲を柵などで囲った砦のような施設のことを指すようです。チ . . . 本文を読む
続いて岩屋観音より10分ほどにある風光明媚な洞爺湖八景のひとつ「浮見堂公園」の紹介です。洞爺湖の北西岸にある浮見堂公園 その風光明媚な景観から人気の観光スポットになっています。洞爺湖畔より張り出した岬の先にある二重の塔が「浮見堂」です。昔、一人の僧侶が旅の途中で、当時、旧洞爺村屈指のある資産家に宿を乞い、ちょうど1ヶ月ほどたった。 ある日、その僧侶が肌身離さず持っている聖徳太子の像を主人に「大事に . . . 本文を読む
今回からシリーズで紹介して行くのは、2004年8月に北海道の調査旅行で訪れたレアなスポットを順を追って投稿して参ります。今回は、まさに今となっては立入りが禁止となっており見たくても見に行けない支笏湖湖畔にある『苔の洞門』の紹介です。苔の洞門は、支笏湖の南 国道453号線沿いにあります。ですが、平成13年に岩盤の一部が崩落し、内部に入ることができなくなり入り口付近に観覧台を設置して一般開放していたの . . . 本文を読む