日々是平穏

日々の雑多な話題と管理人の趣味中心の見聞記を紹介

《お知らせ》

🔳2023年5月に旧ブログ「日々平穏」からこちらに移行しました。
🔳タイトル画像は画像生成AI【SeaART】で作成しました。
🔳移住体験談のエピソードを以下のサイトで記事にして頂きました。

【縄文遺跡】まさにその形状は“ウルトラマン”そっくり!~人面香炉型土器と標高最高位にある縄文遺跡~大深山遺跡@川上村文化センター(長野県南佐久郡川上村大深山)

2024-01-11 17:46:14 | 遺跡・遺構
今回、久しぶりに土器が見たくなって訪れたのが長野県の川上村文化センター内の展示室でした。川上村文化センター2F展示室(入館は無料)ここには、土器でも変わりだねの「人面香炉型土器」があります。まずは、その容姿を見て頂きましょう。人面香炉型土器(縄文時代後期から晩期ごろ )確かにまさしくウルトラマンに見えなくも無いですね。背面香炉型土器は、今から約4300~2400年前にかけて東日本を中心に見られる特 . . . 本文を読む

【遺跡】《北陸ロマン紀行part12》北陸地方だけに見られる謎のウッドサークル(環状木柱列)~チカモリ遺跡@石川県金沢市新保本

2023-12-17 07:48:26 | 遺跡・遺構
シリーズで紹介して参りました「北陸ロマン紀行」ラストは、金沢市内郊外にある“チカモリ遺跡”に復元された環状木柱列の紹介です。チカモリ遺跡公園 発掘跡は、現在遺跡公園となっています。昭和55年に行われた発掘調査で349点の木柱根が発掘されたそうです。縄文時代後期から晩期にかけての集落遺跡 跡で、同様の環状木柱列は、北陸地方中心に約20遺跡ほど見つかっているそうです。  . . . 本文を読む

【遺跡】《北陸ロマン紀行part11》広大な縄文のムラ~御経塚遺跡と野々市市ふるさと歴史館@石川県野々市市御経塚

2023-12-16 19:44:35 | 遺跡・遺構
続いて、縄文時代後・晩期(3700~2500年前頃)の、長期間存続した北陸を代表する集落遺跡 “御経塚遺跡”と出土品を展示している野々市市ふるさと歴史館の紹介です。現在、約15,000㎡が史跡公園として整備され、復元された住居を中心に縄文の集落を体感する施設です。柱の跡が復元されています。柱の位置などからかなり大きな建物が建っていた事がわかります。配石遺構 土偶や石棒などが . . . 本文を読む

【遺跡・神社】岡山の山奥にひっそりと佇む謎の積石遺構~熊山遺跡@ 岡山県赤磐市奥吉原

2023-07-22 09:00:00 | 遺跡・遺構
続いてご紹介したいのは、岡山の奥深い山中にひっそりと建つピラミッドのような積石遺構の「熊山遺跡」と熊山神社です。「熊山遺跡」へは、赤磐市内から最寄りの駐車場まで林道を走る事たっぷり1時間ほど近くかかります。途中すれ違いもままならない様な狭いところもありますので注意下さい。駐車場から遺跡までは500mほど歩きます。石積みの熊山遺跡が見えて参りました。熊山遺跡 案内板(写真クリックで拡大)目の当たりに . . . 本文を読む

【古墳・巨石】墳丘の上に立ち並ぶ巨石群と、かつてあった神社のご神体だった謎の文様を持つ石~王墓の丘史跡公園(楯築遺跡)@ 岡山県倉敷市矢部

2023-07-21 06:46:19 | 遺跡・遺構
今回ご紹介するのは、総社インターから南へ7キロほど行った場所にある「王墓の丘史跡公園」です。ここも巨石マニアには結構人気のスポットで、自分も2度ほど訪れています。    現地案内板(クリックして拡大)ここの遺跡が大変興味深いのは、古墳の様式です。「双方中円墳」と呼ばれる円墳の上下に張り出した部分がある珍しい様式で、いわゆる前方後円墳の前身では無いかと考えらえているそうです。(出 . . . 本文を読む

【縄文・遺跡・史跡】《北海道調査旅行報告 その8》北海道はストーンサークルのメッカだった!~曽我北栄・西崎山・忍路・地鎮山環状列石

2023-06-07 10:00:00 | 遺跡・遺構
※ 本投稿は、旧ブログ:日々平穏の過去記事を編集したものになります。大湯環状列石 日本のストーンサークルと言うと秋田県鹿角市の大湯環状列石(野中堂・万座遺跡)が特に有名ですが、北海道にも道北を除いた道内各地にストーンサークルが点在しています。道央には特に密集しており小樽から余市にかけての地域は、半径4㎞圏内に100基以上のストーンサークルが確認されているそうです。興味深いのは、本土で見られるものと . . . 本文を読む

【遺跡・史跡】《北海道調査旅行報告 その7》日本海をはさんだ北東アジアの人々と交流をしていたことを示す貴重な遺跡~小樽市手宮洞窟保存館@ 北海道小樽市手宮

2023-06-05 10:00:00 | 遺跡・遺構
続いて前回のフゴッペ遺跡と同じく不思議な壁画が描かれた「小樽市手宮洞窟保存館」の紹介です。小樽市手宮洞窟保存館へは、小樽の有名な中心街から海沿いに車で10分ほどの場所にあるのですが、やはりレアなスポットなのでしょう。受付の親父さん(トップ写真に写っている人、帰り際わざわざ見送って頂いた)が、暇そうにしていたので、いろいろ質問してみたところ「待ってました」と、ばかりに詳しく展示物の紹介をして下さいま . . . 本文を読む

【遺跡・史跡】《北海道調査旅行報告 その6》2千年前の人達が彫ったとは思えないくらいノミの跡がリアル。翼の生えた人は、やっぱり宇宙人ではないだろうか!?『フゴッペ洞窟』@北海道余市郡余市町栄町

2023-06-03 10:00:00 | 遺跡・遺構
続いては余市町にある『フゴッペ洞窟』の紹介です。歴史の教科書などで、ここを知っている人は結構いると思いますがよほど遺跡やムー的な事などに興味のある物好きな人でないとわざわざ行かないほど地味な施設です。(^^;国指定史跡 フコッペ洞窟休館日:毎週月曜日と祝祭日の翌日(月曜日が祝日の場合は開館)冬期間閉館:12月中旬から4月上旬開館時間:9時~16時30分入館料:大人300円、小中高生100円、 団体 . . . 本文を読む

【旅行・遺跡】《北海道調査旅行報告 その2》最大のものは直径が83m!北の大地の縄文遺跡~キウス周堤墓群@北海道千歳市中央

2023-05-27 07:35:49 | 遺跡・遺構
続いて新千歳空港より北へ12キロ 国道337号沿いの林の中にある「キウス周堤墓群」の紹介です。現地案内板 (写真クリックで拡大します)1901年(明治34年)に、昆虫・考古学者の河野広道氏より初めて発見され「チャシ」として報告されました。後に鳥居龍蔵博士は、ツングース族の植民地の砦跡と唱えましたが、その後の研究でチャシ説は否定され縄文時代後期(約3,000年前)の集団墓地として認識される様になりま . . . 本文を読む