「それでも感謝すべき事が在ります」（２０１１－０５－１０）
今、生きることを苦しいと感じている人は多いです。
でも、想像して欲しいのですが、今のその苦しいと感じていることがクリアされれば、本当に幸福に成れると思いますか？
答えは、NOです。
また違う問題を苦しく感じ始めるからです。それをクリアしても、またまた違う問題を「感じ始めます」。
要は、自分が（我）一人で見出して感じているのです。その苦しみを生み出している正体は、自分の我（が：自我：我良しの心）です。
その証拠に、どんな人間にも生きる間は悩みは在ります。
この世に生きるとは、そういうことであり、それが「成長するため」の本能なのです。
物理の世界でも、安定だけでは永遠に変化が無く、異種間（他人との間）の反応が起こって初めて第三の物が誕生するのです。
この短い人生だけが、嫌な反応を体験出来る唯一の次元です。本当に、神様からの限定タイム・サービスなのです。
短い人生は必ず終わります。肉体を脱いだ後の全人類は、
「なんだ、こういう事か。もっと明るく体験すれば良かった。もっと明るく苦しんでも良かったな。いや、そうすべきだったんだ。ああ、もったいないことをした。貴重な機会を捨てていた。あの人にも、この人にも、申し訳がないな。」
このような事を全員が必ず思います。楽しみにしていてください。
もしこれを、素直に信じることが出来る人は、今から人生が変わります。
成功も失敗も無いのです。必ず終わる短い人生だからです。
この世の奥深い所は、「でも、あの人は～。こんな人も居るんだけど・・・」と、必ず迷いを想起させるオプションも完備されていることです。
一筋縄では、答えを私たちに悟らせません。真（心）からの暗中模索（あんちゅうもさく）を、成長のために用意されています。
しかしこれも、「となりの芝生（しばふ）は青い」（The grass is always greener on the other side of the fence の訳語》何でも他人のものはよく見えるものである。）という幻想なのです。
今がどんな現状でも、「その中に」生かされている感謝に気付きましょう。
フィリピンのスモーキー山の子供たちの目は、キラキラと輝いていました。（http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/251339a384c93b589530f401a040a637）
その大半が未成年で亡くなったのですが、その中でも生きることを楽しんでいました。
今の日本で、生きることを苦しいと感じているのは、感謝すべき事に「気付けていない」だけなのです。
話は変わりますが、未成年の子供たちや女性の間で、不定愁訴（ふていしゅうそ：症状には、疲れやすい、脱力感、食欲低下、便秘、心臓の動悸、異様な眠気、ノドの異常、ノドのはれ）が増えています。
今の空気が悪いので違和感を感じる人は、とにかく甲状腺機能の検査を病院で受けてください。医師の所見診察よりも、出来れば血液検査による甲状腺検査を指定してください。
大きな病院では、数時間で検査結果が出る場合もあります。
甲状腺（こうじょうせん）のホルモン異常が起こりますと、子供の成長ホルモンにも影響すると聞きますので、異常を訴える子供は受診しましょう。
これからの学校では、甲状腺の検査を学校検診でするべき時代だと感じます。
資源の無い日本における最大の資源は、今の子供達なのです。
（感想）
すべての次元を体験しましても、この世ほど自由で貴重な限定時間は他に無いのです。
苦しい・辛い・楽しい・気持ち良い・痛い・嬉しい・嫌だ・美味しい・不味い・・・すべてが必ず「絶えず変化する」次元です。変わる・変えられる、とは本当に貴重なのです。
他の次元では、「変化が無い」・変化が起こり難いのです。
慣性の法則（外力が働かなければ、物体は静止または等速運動を永遠に続けるという法則）と言いますか、惰性の法則というか、とにかく他の次元では神界も地獄も含めて変化が無くて、ひたすらリピート再生を繰り返す世界です。
魂が進化するため、あるいはもっと大きな意味で宇宙全体を成長させるためには、この短い現実界に生まれて来て色んな体験の中に「感謝の気持ち」を時限発露装置としてセットして行く必要があります。
すべての人間は、大義では感謝の気持ちを色んな体験（人生の喜怒哀楽）の中に設置しに来た使命・ミッションを持ちます。
苦しい人生体験の中でも感謝の気持ちを置くことが出来ますと、これが宇宙に大きく影響します。
感謝の気持ちこそは、創造神の息吹を宿す因子なのです。これを繰り返し、丹念に根気よく、多くの魂が繰り返し現実界に置くことで、宇宙は成長して行きます。
楽な中で感謝することは簡単でしょう。でも、苦しい中でも「それでも」生かされている感謝の気持ちを置くことが出来れば、その真剣な因子は宇宙に影響します。
人間とはダメなもので、有頂天の時ほど感謝を忘れています。
だから今が苦しい人は、もし生活の中に感謝の気持ちを置いて（セットする）行くことが出来れば、その人は未来に良い影響を与える使命・ミッションを果たしたことに成ります。
有名人も無名人も関係ないのです。陰で人知れず死んで行きましても、すべての魂は宇宙（神）と常に一対一で向き合う存在なのです。
苦しくて可哀想な境遇の人は、大きな使命を帯びているとも言えます。「その中でも」感謝の気持ちを発露させるのです。
恵まれた人は、感謝を忘れがちに成るというハンディキャップを持ちます。必ず終わる短い人生に執着する誘惑のハンディも多いです。執着心は死後に苦痛へと変化する法則が在ります。
だから恵まれた人も、日々の生活の中に感謝の「行為」が余計に必要に成ります。
それぞれの多くの魂が感謝の気持ちを置いた量が、ある臨界点に達しますとコノ世も宇宙もより良い方向に進みます。
今日の私が言いたかったことは、どんな人も重要だということなのです。
生きる間だけが、人間は内在神（最高の創造神）を心に宿すという稀有な状態なのです。死後に内在神は分離します。
どんな人生でも生きる間だけは、内在神を宿しながら共に体験していることを「知っている」だけでも良いです。
これを日々に思い出すだけでも人生は変わります。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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