伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

タラレバ論への答え

2017-04-13 11:44:08 | 継続の秘密シリーズ

継続の秘密シリーズ」続き。

* 人の一生は重き荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず (原文のまま)

* 不自由を、常のことだと思えば、何も不足感は無い。

* 心に少し贅沢な望み事がおこれば、自分が苦しかった頃の時を思い出しましょう。

* 怒りを抑えることは、無事に長生きするための基本です。

* だから、怒ることは敵だと思いましょう。

* 人は、勝つ体験ばかりを知って、負ける体験を知らなければ、逆に深刻な害が自分に及びやすいことになるから注意しましょう。

* 自分の周囲で問題があれば、先ず自分自身を反省することです。他人を先に責めては生けない。

(以上、解説済み)

* 自分の希望がどうしても叶わない事は、それが叶った場合よりも幸運なのです

(感想)
さて、いよいよ徳川家康の遺訓の最後の一文です。
「* 自分の希望がどうしても叶わない事は、それが叶った場合よりも幸運なのです。」

この言葉こそが、人生論、運命論、そして
* もしアノ時に別の選択を自分がしていればというタラレバ論
への答えを、家康は回答しています。

霊的にも、これが正解であり、完全に言えることなのです。
家康こそは、人生において何度も生死を分ける選択を余儀なくされた人でした。
その大きな選択のたびに、

「もし、あちらを選択していれば、自分はどうなっていたのだろうか?
家族や家臣たちは無事だったのだろうか?」

という苦悩を、大きな選択を強要・強制された前後に、自分が選択した後も長く、考え続けた人生だったのです。
そして、人生の終末に向かう中で、すべてを振り返った結論が、

自分の希望がどうしても叶わない事は、それが叶った場合よりも幸運だった

「人間万事塞翁が馬」
(にんげん ばんじ さいおうがうま:自分にとって不幸なことも、実はより大きな災難を止め、未来に幸福に成る為の不幸だったこと。)

だったということです。
さて、問題はここからです。

以上のことは、「終わり良ければ全て良し」の人間だけに言えるのではないか?
人生の終わりに向かい、今が悲惨な環境であっても、果たして言えた言葉なのか?
徳川家が短期間で終わっていても、これは言えたのか?

その答えは、それこそ霊的に、それでも、
* すべては、良かろうが悪かろうが、その人の最善へと「水のごとく」流れ
と言えます。

問題は、
* 人は自分が体験したことしか、認識が出来ない。
という弱点、もろさ、が有ります。

自分の願いが叶わなかったが、もしアノ希望が叶っていれば、自分の今の人生はどうなっていたか?
あの憧れの学校に自分は落ちたが、もし合格していれば、自分の人生はどうなっていたのだろうか?
大好きだったアノ人と、もし無事に結婚していたならば、今の自分はどうだったか?
別の人と結婚していれば、今の自分はどうなっていたのだろうか?

誰もが「後から」考えることかも知れません。
霊的に言えますことは、もし無理をして希望が叶っていた場合は、
* 寿命に関する事態に至るパターンが多い。
とだけ言って置きます。

でも、別の人生を実際には体験していない想像だけですから、これを人が認識することは出来ません。
そして、もう1つの重要な忘れては生けない霊的視点に、

* 人の短い期間限定の人生は、因果(霊的借金)を昇華させる為に、を最優先させる宇宙法則が在る。

ということです。
* コノ世だけの瞬間的な幸福感よりも、「本人の魂が昇華・上昇する為」、
を神様は選択させると言うことです。
この霊的法則も、自分の人生から感知した家康は、

* 「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」

と言い残しています。
やっと背負う荷物を下ろしたと思えば、神様は次の荷物を用意される訳です。
その次の荷物は、健康問題などが多いものです。

期間限定の短い人生の間に、神様は可能な限り「愛情から」昇華させようとされます。
これを観た家康は、せめてもの神様への対策として、
「そう来るならば、急ぐべからず。慌てないこと」
だったと言えます。

以上は、長く継続した徳川家を例にした参考ですが、継続する物事の中にこそ「真理」が偏在するという観点から、「継続の秘密シリーズ」は機会があれば違うテーマでも続けて行きたいと思います。
皆さんの人生観の参考にして頂ければ幸いです。

生かして頂いて 有り難う御座います

下の三ヶ所のクリックも、もしよろしければ毎日宜しくお願い致します。
応援して下さる方は、パソコンも携帯電話(fc2のみ出来ない機種もあり)の人も、この3箇所を1日に1回ずつ良ければクリックして下さい。
人気ブログランキング
精神世界ランキング
FC2ランキング
クリックして現れるランク一覧の中から再度、伊勢白山道を押してね。

【携帯版伊勢白山道 TOP】 http://www.geocities.jp/poriporry/m/
「商品リスト PC用」
 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_all.html
「商品リスト 携帯用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_top.html


※ 最新の商品案内は、こちらを参照してね。
http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%81%A6%E8%87%AA%E5%B7%B1&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8
見当たらない過去の製品は、コメント欄で質問して頂ければ、最新の製品を調べます。
同じ製品でも中身が日々刷新されていますから、他の新製品も見て注意をします。

※ 最新書籍は、こちらです。
http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%B1%8D&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8

★注意書き(必ず読んでください)★

*コメント投稿について

・過去コメントの削除はしませんので、コメントを書かれる時は慎重にして自己責任を覚悟して投稿してください。
(コメント欄に不掲載でも、内容に脅迫や誹謗中傷などの重大な問題が有れば、ブログ会社と警察に投稿時間と内容を送付し、苦痛を受けた運営関係者たちが対応します)

・質問は、その時の最新記事のコメント欄でお願いします。過去記事のコメント欄に質問を投稿されましても、返答しません。
・聞きたい時はタイトル名に必ず、質問 男または、と記入してください。これが無いと、返答しません。(視る時間短縮のために、霊体と肉体の区別を簡略化するためです)
・非掲載希望の質問には返答しません。
・コメントでは実名の扱いは慎重にしてください。内容によっては、絶対に全部を隠し、文字の数で表すか、書かない工夫で表現してください。
・投稿者の名前欄に実名の記入は厳禁です。ハンドルネーム(仮名)を入れるか、空欄のままにしてください。
・URL欄にアドレスの貼り付けは禁止です。
・質問したい写真は、「伊勢白ペディア」に投稿・公開の場があります。送った写真がUPされたら、そのURLを入れて質問してください。写真は、個人の顔や情報が特定されないような配慮をしてください。
・返答は順番にしていますが、質問が多いために翌日の夕方になることもあります。
・コメント欄で何度も質問しても掲載されない場合、内容に名称が分かる内容がある、質問した人を守る為、という場合が有ることを認知して置いてください。
・質問に絵文字を入れると、返答が切れて表示することがあるから止めて下さい。

*検索に使用しましょう。

・「伊勢白ペディア」   http://isehakupedia.wiki.fc2.com/ 日々更新される伊勢白山道の事典です。
・速い検索システム  http://luce-tabi.jp/index.php  大容量検索システムです。

*返答について
・リーマン返答集 http://goo.gl/pUKQUi 最新のものから期間無制限で返答が表示されます。
・ry-comme http://web.hiyoko.biz/~javcof/ry-comme/ 最新記事3日分の、リーマンの返答コメントが抽出されます。
・私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
・病気や体調については、医師の診断を必ず受けて、そちらを優先してください。
・私が毎回受診を指摘しなくても、病気については「医師の受診をする前提」であることが、ブログの決まり・前提であることを忘れないでください。
一般常識として、私に指摘されないと受診しない、これではダメです。これは自己責任のことです。私は、医師でも医療関係者でもありません。

・サプリメント(健康食品)の摂取も、必ず医師の許可を受けてからにしてください。
・先祖供養や健康食品の実践は、ご自分で判断して自己責任の上で決めてください。
※私の返答は、あくまでも参考意見です。決して、強要はしておりません。ここでの話は、自己責任の上で判断をしてください。

*引用・転載禁止のお願い

・伊勢白山道ブログの記事・コメントの転載・引用・コピーは一切厳禁です。
・ブログ、SNS、ツイッター、印刷物など、多数に公開するものはすべてです(限定メンバー公開の場合も)。このブログ内でリンクされているサイト以外は全部です。
・伊勢白山道ブログのリンク掲載はよいです。
・家族へ記事のコピーを渡したり、自分用のデータ保存をしたりすることはかまいません。
・私の発言に感想や解説・解釈を加えられますと、それは私の真意(神意)から外れます。言葉の一部だけを取り上げられれば、意味がまったく違った内容になって伝えられかねません。曲解されることを防止します。

この下方に出る企業広告は、gooブログにより自動的に表示されます。
伊勢白山道とは、一切関係がありません。


コメント (551)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする