伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

極限の中から、永遠を生きること

2017-11-06 11:56:21 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

もしも、ある代表が、他の国を軍事をもって殺戮して制圧し、

その国の人々を奴隷にするならば、

そういう代表こそは、いやしい最下層の人間である。

(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節-No.118)

(感想)

古代インドの世界でも、隣国同士の戦争が絶えず、古い国の滅亡と新しい国の誕生が後を絶ちませんでした。
釈尊が生まれた釈迦族の国も、最後は近隣国により滅ぼされています。

どの時代、どんな国の歴史を見ましても、100年間も戦争・紛争の無い国はまず有りません。
他国との戦争が無くても、日本の戦国時代のように内乱が定期的に、どんな国にも発生しています。
少なくとも釈尊が誕生された2500年前から現代まで、戦争・紛争が無い時代が人類にはありません。何ということでしょうか。

老子にしましても、隣国同士の紛争の試練の中から、
・ その中でも、人はいかに生きるべきか?
・ 人が生きるべき道。
を懸命に思索する中から生まれた叡智です。戦争に関する例えが、いくつも散見されます。

でも人間とは皮肉なもので、もし、老子や釈尊が戦争や紛争による生死の心配、人の極限状態、がまったく無い環境の中に住んでいたならば、これほどまでに生死を超えた叡智を残すことが出来たのでしょうか?

今の私達も同じです。もし、まったく悩みが無いならば、人生を考えたり、精神世界の本を読んだり、先祖供養や神祭りをする気に成れたのでしょうか?
ある意味では、過去の自分が体験した苦労や悩みの御蔭で、人間の生死や人生、愛情、思いやり、を考えられる人間に成れたとは言えないでしょうか。

「人間 万事塞翁が馬」(にんげん ばんじさいおうがうま)。
私たちの何が幸いに・不幸に、転じるのかは未知なのです。

今の憎い旦那も、心配な子供も、嫌な上司や同僚も、陰から自分の人生を軌道修正してくれている存在かも知れません。
嫌いな相手ほど、自分自身の寿命を延ばし幸運を呼ぶ為の、善徳貯金をさせる存在かも知れません。

でも、苦しい最中の今は分からない訳です。後から、分かることが多いのがコノ世です
実は、最中(さいちゅう:物事が進行中の今を指す)とは、非常に奥が深いのです。
神道では、これを「中今」(なかいま)と呼びます。

・ 神様は、「中今に住む」。過去や未来には、真の神様は住まない。
・ 時間の無い世界に生きる、「生き物」が神様。

神様とは、「生き物」であり、喜怒哀楽の中にこそ神様の実在、歓喜、慈悲、というエネルギーが躍動されます。
だから、カンナガラ(内在神との一体感)が生きる人の肉体に訪れますと、
・ 思いっ切り、前向きに。
・ 今を楽しみ生きる、笑顔。
・ 不幸な環境の中でも、心は天国に住む。
という現象が、演技では無くて心から起こります。

この平和な日本も、戦後70年を過ぎまして、侵略の危機に遭い始めようとしています。
家族を人質に取った強盗に、刃物を見せられて金を出せと言われています。
お金を出しても、それで終わる保証は無い訳です。

国内では、強盗に話し合いで解決という人と、防衛論を言う人で二分しています。
でも、どの意見にも、正解は無いでしょう。

こういう最中に、それでも正しく生きること。
希望を捨てないこと。
どの時代の先祖たちも体験したことを、今の私達も体験しているだけなのです

だから、大丈夫です。
天の幸運には、兵器も叶いません。
戦乱が絶えない人類も、今まで継続したのは、天が見ているからです。
今の最中を、懸命に生きて見ましょう。良い思い出に成ります。

生かして頂いて 有り難う御座います

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