伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

小さい事の為に、他人を害しないことが大切

2017-11-24 11:51:22 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

もしも、道を歩く人を殺して、

少ない御金でも取ろうとする人は、

そのような人こそが、最低の人間である。


(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節-No.121)

(感想)

2500年も前の古代インドでも、知らない土地を心細く歩く旅人を殺して、金銭を奪う事件が有ったようです。
歩く人間が持つ財産などは、奪ったところで知れている訳です。
それでも、少ない金銭の為に、他人の貴重な命を殺してしまうことは更に重罪だと釈尊は指摘しています。

人の命をそれほど「軽いもの」として見なしたことを証明しています。
これはつまり、命の親である神様への冒涜(ぼうとく)、「軽視」をも意味します。
しかし悲しいことに、今の日本でも、
・ 道を歩く老人のバッグを強奪して転倒させ、大怪我をさせる。
・ 理由も無く歩く人を刺して殺す通り魔。
こういう事件が定期的に起こって来ました。

他国を見ましても、どんな国でも似たような事件が今でも継続して発生しています。
つまり釈尊は、当時から2500年後の未来の今の人類を視て、わざわざNo .121項に
・ 道行く人を、少ない金銭の為に殺害するのは最低の最低の人間がすることだ。
ということが後世に記載されるように講話をされたと感じます。
人類が持つ、どうしようもない最低のサガ(性)として、言い残したようです。

江戸時代の神人・黒住宗忠(くろずみ むねただ:地元の神社で先祖代々の神主さんの家系に生まれた神官)さんも、岡山から伊勢神宮への参拝を生涯に何度もされましたが、その長い道中で強盗に遭われました。
神人の変わっている点は、強盗から「金が少ない!もっと出せ!」と言われた時に、「そうか」と言ってしばらく思案して、

「明日には、あそこの木の根元に金銭を埋めておくから。誰にも言わないから、持って行きなさい」

と言ったというエピソードもあります。
ただ黒住さんの、こういう話のパターンは、その後に強盗に色々な事が起こり、黒住さんに「頼むから引き取って欲しい」と金銭を返しに来ることが有ったようです。

良寛さんも強盗に遭えば、「強盗さんの家族が飢えて大変なんだ!」と勝手に思い込み、自分が持つ物をアレもコレもと順番に強盗に差し出し、最後は着ている着物まで脱いで差し出し、そして更に自分の汚れたフンドシを見つめて「これも脱ぐ?」と強盗に目で聞いた時に、強盗が「もういいわ!」と言い捨てて逃げて行くパターンも多々ありました。

心境の高い人は、アホウの極地とも言えそうです。
強盗に、殺人という「大罪を犯させない誘導」を自然とする訳です。
とにかく「少ない金銭のために」他人の心身を害する気持ちを持たないことが、人として大切です。


生かして頂いて 有り難う御座います

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