伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

逃げられない完璧な法則

2018-01-10 11:25:56 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

他人から相談を受けた時に、

わざと相手の不利益になることを教えたり、

逆を教えて相手が困るように誘導して楽しむ人。

そのような人こそが、最低の人間である。

(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節-No.126)

(感想)

道を聞かれた時に、反対の方向をわざと教えて、自分のストレスを発散させる人がいるかも知れません。
あるいは、自分一人の時はしない人でも、仲間と居る時は、道を聞く他人に逆を教えて、後から仲間と笑おうとする人もいるかも知れません。

釈尊は、困る相手に密かに逆を教えて楽しむような人間は、最低な人だと指摘しています。
釈尊が言う最低とは、ただの最低だという評価だけではありません。
釈尊の視点のすべての根底には、どの発言にも常に「輪廻転生」(りんねてんしょう:生まれ変わること)が意識され、来生に「悪い条件で」生まれ変わる原因(因果)を創らないような生き方を目指します。

すると、釈尊が最低だと指摘する「逆を教えて楽しむ行為」とは、私達が想像する以上に、
・   悪い因果を創造し、来生の自分に影響すること。
・ ただでは済まないこと。
これを意味します。

例えば、道を聞いた人の目的地が、病院だったとします。
その人は、見掛けでは分からなくても、直ぐに治療を受ける必要のある問題を抱える病人だったかも知れません。
⇒   その御方は、逆方向に進み、死にます。

または、死に掛ける親の入院先の病院を遠方から尋ねて来た人かも知れません。
⇒ ウソを教えられた為に、親の死に目に会えませんでした。

もし万が一、他人に逆を教えて離れた後に、その相手に上記のような事態が発生していた場合、ウソをついた本人は知らない訳です。
今生では、直ぐに忘れ去っていることでしょう。

でも、コノ世の因果の仕組みとは、本当に完璧に追跡されて一切の漏れが無く、ウソをついた本人の来生の転生に影響・反映されます。
前世で自分がした罪を、利子付きで償うように反映されます。

しかし、その時は、「なぜ自分だけが」「不幸だ」「運が無い」「他人のせいだ」と思っているのが今の私達なのです。
因果の流れの記憶が消されることで、「意味不明な不幸」だと生きる人は思うものです

でも、釈尊の発言は、
・   コノ世に不幸は無い。
・ やったら、やられる、という完璧な「法則」が流れているだけ(因果論)。
と指摘します。

この法則を理解すれば、幸福に成ることも、良い果報を「将来・来生の自分」が受け取ることも、完璧に「そうなる」ことが分かります。
自分が善行をすれば、コノ世で反映するかも知れないし、今生で受け取れなくても「来生に」「嫌でも」必ず反映します。

この因果論は、神道の根本にも示唆されています。
天照太御神が、天孫(てんそん:孫のニニギ尊)がコノ世に行くと言った時に、
・ その世界(今生)は、鏡・カガミの世界だから、これに注意して絶対に忘れないように。
と告げて、この戒(いまし)めを忘れない為に鏡を持たせました。

鏡とは、「必ず映る」を意味します。
つまり自分がした行動は、必ず自分に反射することを意味します。

これは逆に言えば、「アホウに思われても善行しかしません」と誓う人には、心強い法則です。
その人の将来か来生には、幸福・幸運・意味不明な金運が保証されるからです。
悪い因果も完璧に発動するならば、良い因果も嫌でも自分に起こって行きます。

このような話をたまに読んで、
「よし、善行するぞ」
と思って頂けるならば幸いです。

生かして頂いて 有り難う御座います

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