翁の徒然なる日々

日々是自遊

明るく陽気にいきましょう!

2022-09-30 11:30:00 | 日々の徒然
9月も今日で終わり、明日から10月、心なしか空は高くなり、風も爽やかです。

2022年の4分の3が終わりました。今のところ、今年は本当に良いことがありませんでした。個人的には愛猫の死、これが一番、今でも悲しいです。

国内では、オミクロン株のまん延、台風による大雨・豪雨災害、安倍元総理の狙撃事件とそれに端を発した世界統一家庭連合(旧統一協会)と政治の問題、国民世論を二分した国葬などなど。

また、国外に目を向けると、英国エリザベス女王のご逝去、そして何と言ってもロシア軍のウクライナ侵攻です。

中国・北京での2月24日の冬季オリンピック・パラリンピックで日本選手の活躍に喝采を贈ったのも束の間、2月24日のロシア軍のウクライナ侵攻をきっかけに世界が一転、世界中に暗い影を投げ掛けました。加えて円安進行で燃料費をはじめ物価高になりました。
  
物価高と言えば、明日、10月1日から子育て世代を直撃する値上げラッシュが始まるそうです。こんな調子では少子化に歯止めをかけるのはますます難しいですね。

更に、10月1日から我々後期高齢者の医療費の負担割合が所得に応じて1割から2割に上がります。翁にも、先日新しい後期高齢者の保険証が届きました。恐る恐る開封すると、幸いにも?1割のまま据え置きになっていました。ホッ! それだけ所得が低いということですね(笑)。

高齢者になってつくづく思うのは、下手に所得が多いと逆に損をすることがあることです(一概には言えませんが)。可能であれば、現役時代にできる限り蓄え、高齢者になったらできるだけ課税所得を抑えることが大事です。今さらですが。

値上げの秋かぁ、もう開き直って、明るく陽気にいきましょう!(by お笑い芸人・ぴろき)

いわゆる税金の無駄遣いについて・・・

2022-09-29 11:30:00 | 日々の徒然
◆時間の無駄と人生の無駄
 定年退職後、大宮経由で京浜東北線で再就職先のある東京ヘ通っていました。帰りも赤羽から大宮へ。大宮から東武アーバンパークラインで地元に。

 通勤途中、JR北浦和駅近くの居酒屋さんの窓ガラスに「お酒飲むのは時間の無駄、お酒飲まぬのは人生の無駄」と書いてあるのが目に止まりました。最近は電車に乗っていませんのでそのままかどうかはわかりませんが。
 
 うーん人生の無駄かぁ、ナルホドね、座布団一枚、と思ったこともしばしばありました。

 お酒の席は嫌いではありませんが、あまり強くないので、何時もほどほどにしています。でも、無駄もたまにはいいのかもしれません。

◆税金の無駄遣い
 ところで、先日の元総理の国葬については、税金の無駄遣いだ~などの声も上がっていました。自分の懐から出るお金でしたら、出るお金は少ないに越したことはありません。
 
 国葬に要する費用は全額国費、つまり税金です。その額は16億6千万円と言われています。あるいはそれ以上かもしれません。

 今回の国葬のように全額国費で賄うのは、国=政府の懐からお金を出す政府支出ですね。今回は、コロナ関連支出同様予算計上済みの今年度の予備費から支出すると言われています。

 もっとも、モツタイ精神貧乏性な日本人はお金を出すことにシビアで、国が出すとなるとすぐ無駄遣いだ~と騒ぎたてます。

 もちろんお金は有効に使わなくてはいけません。それはその通り。

 でも、無駄かどうかは個人個人違います。ある人にとっては無駄かもしれませんが、他の人にとってはそうではないかもしれません。

◆GDP
 現在、国の経済力を示す指標は、国内総生産つまりGDPという指標です。翁は経済、財政の専門家ではありませんので、正しいかどうかはわかりませんが、このGDPは、
  1. 個人消費支出
  2. 設備投資
  3. 輸出入
  4. 政府支出

の4項目で構成され、この合計が国内総生産(GDP)となります。

4.の政府支出は、公的需要となり、政府の一般な活動、社会保障費など支払いを示す「政府最終消費支出」と道路や河川改修などのいわゆる公共事業が中心の「公的資本形成」が主な構成要素になります。

 つまり政府が財政支出を行なうと、政府が発注した民間企業などの仕事量の増加に繋がり、その分国内総生産、GDPが増えることになります。
 
 そして、その企業は、従業員へ給料として支払い、従業員は、生活費などで消費に回す、1.の個人消費支出ですね。
今回の国葬の場合、まさにこのケースに該当します。国葬は競争入札で請け負った会社は売上げが上がり、利益が出れば、法人税として再び国へ納付します。

 また、今回の警備に動員された警察官の皆さんには、何らかの手当てとして給料に上乗せして払われるはずです。そして、海外からの弔問客の接遇に要した支出は、詳細はわかりませんが、会食費などに使われるはずです。

 このように、国庫から出たお金は回り回って、税として幾らかは戻ってきます。決して全てが何処かに消えるわけではありません。

 なので、無駄遣いだと思ったお金は、企業や個人を潤しやがて戻ってきます。

 ひと頃槍玉に上がった公共事業もそうです、もちろん大型公共事業の場合は財源が必要なのでそう簡単にはいきませんが。
  
◆煽るならば
 「コンクリートから人へ」と、政権交代での国民の期待を見事に裏切ったツイッター議員がいた〇〇党のせいか、昨今、河川の氾濫などが頻発しています。
工事を中断していた八ッ場ダムなどは自民党政権(安倍政権)下で何とか完工し、首都圏を災害から守っています。

 前述の通り、貧乏性の日本人の多くはお金を出すことに拒否反応を示し、加えて国の借金だ、税金の無駄遣いだ、などとマスメディアは日本国を貶め国民を煽ります。

 電力不足というと、「スタジオの照明を暗くして云々」ともっともらしくテロップを貼り付けていますが、本当にそう感じるのなら、一定の時間、放送を休む、休波すれば良いのに、といつも思います。

 翁の若い頃は、午前0時で君が代が流れテレビ放送は終わっていました。日中も放送を休んでいました。そうすれば、家庭の電力消費は減り、家計も助かると思いますが。そして、物価高騰と煽るなら、強制徴収の受信料をしばらくの間値下げして下さい。10月からでもお願いします。
   
 兎に角、無駄遣いは個々人で違います。自分たちの家計の借金、無駄遣いと国のそれとを分けて考えましょう。

 税金の無駄遣いだなどと煽られているうちに、気が付くとGDPでどこかの国に抜かれてしまいました。残念です。

 以上 翁のいつもの戯言でした。

 終わり


備考;カバー画像は「©︎いらすとや」さんのイラストを使わせて頂きました。感謝!

別に弔意を強制されませんでした・・・

2022-09-28 11:30:00 | 日々の徒然
◆無事終わる
国民を二分した故安倍晋三元総理の国葬が毀誉褒貶、様々な意見がある中、無事終わりました。
19日の英国エリザベス女王の国葬に比べると、失礼ながら、宗教色がない会社の社葬みたいでした。これが我が日本国の葬儀、国葬です。
そう言えば30年ほど前『社葬』という映画がありましたね。ストーリーは忘れましたが。

自分の意思で
テレビの生中継を最初から最後まで視ました、別に弔意を強制されませんでしたが、国歌の後、一分間の黙祷に合わせて自分の意志で黙祷をしました。
翁は故安倍元総理を特別支持していたわけではありませんが、凶弾に倒れ非業の死を遂げた安部元総理に哀悼の意を表しました。
長い間病をおして国のために地球儀を俯瞰する外交お疲れ様でした。そしてありがとうございました。合掌。

◆反対のデモ
国葬反対派のデモの映像もありましたが、平日なのに、日当でも貰って参加しているのでしょうか、今更中止でもあるまいに。
デモのため多くの警察官が動員されています。それこそ、税金の無駄遣いなのでありませんか、映像にはちらっと落合恵子さんの姿も映りましたが、左側通行の人になったのですね。元々か。
この様に国論を二分したのは、テレビ屋界隈を始めとする拝金教のマスメディアです。

◆一般献花は長い列
218の国と地域から約700人の国家元首や首脳が参列した今回の国葬、会場外に設けられた一般向けの献花台は、長蛇の列となり、下記の記事によると夜の7時半まで続いたそうです。
今朝の新聞報道では、午後6時時点で、26,000人の方が献花に訪れたそうです。デモ隊よりはるかに多いですね。当たり前なんですが。
安倍元首相「国葬」一般向け献花 午後7時半ごろに終わる | NHK

安倍元首相「国葬」一般向け献花 午後7時半ごろに終わる | NHK

【NHK】安倍元総理大臣の「国葬」の会場近くで行われていた一般向けの献花は、当初の予定を大幅に超え、午後7時半ごろ終わりました。

NHK NEWS WEB

そして、お若い方たちの姿も多かったと言われています。日頃テレビを殆ど視ない10代から30代は大手メディアが行ういわゆる世論調査の対象になっていないのかもしれません。そうすると世論調査って一体何でしょうか?

◆民意を勘違い
その世論調査を民意と勘違いして欠席した左派政党の議員さんたちはテレビ中継を視ながら何を思ったのでしょうか? 
そう言えばNHK党の立花党首は他の野党党首と共に、しっかり画面に映っていました。やりますなぁ。
また、本日、立憲何某党は、辻元清美参議院議員が嘗て世界統一家庭連合旧統一協会の関連団体の会合に出席していたと発表しました。何も安倍元総理の国葬の日にわざわざ発表しなくでもいいのに、セコイやり方です。

以上 故安倍晋三元総理の国葬につて、翁の感じたことです。

終わり

テレビであの人が言っていたから・・・

2022-09-27 11:30:00 | 日々の徒然
◆いよいよ
いよいよ非業の死を遂げた安倍晋三元総理の国葬の日になりました。今日は天気も良く、気持ち良くお見送りできそうです。
安倍元総理の国葬については、岸田首相が実施を発表してからずーっと批判の嵐でしたね。
国民の7割近くが実施に反対だとか、盛んに報道されました。今朝のニュースでは反対のデモの様子が映りました。それにしても、ご年配の方が多いですね。日当でも貰えるのでしょうか? わかりませんが。

殆どのテレビ屋界隈、新聞屋さん、煽り専門の雑誌屋さんそして自称:文化人の人たちが、反対若しくは今からでも遅くないから撤回せよとか、何様かと思うように批判していました。

実施を発表して中止なんて出来るわけがないのに、反対の大合唱。そんなに自分の国を貶めたいのでしょうか、少なくとも残りの3割の国民は賛成なんですよね。
実際、午前中会社をお休みして10時からの献花に訪れる人がいらっしゃったとニュースで報じられました。

◆あの人が言っていたから
いつもそうですが、民放の地上波は、ワイドショーと称する煽り番組で自称:評論家、自称:コメンテーターを使い、法的根拠が無い、税金の無駄遣いなどと批判、つまるところアベ憎しなのでしょう。
〇〇が~と煽っていれば視聴率が稼げ、スポンサーも満足する本当に楽な商売です。
これら視るに値しない番組を視るのはもちろん時間のたっぷりある高齢者層です。その人たちに聞けば当然国葬反対ですよね。
理由は簡単「テレビであの人が言っていたから」です。
 
◆法的根拠 
それでは法的根拠について少し見てみましょう。
政府は国葬を含む「国の儀式」を内閣府の所管事務と定める内閣府設置法と国葬の実施を決めた7月22日の閣議決定を根拠に実施するとし、「法的に問題はない」との立場だ。
首相は9月8日の閉会中審査で、国葬の実施は行政権の範囲に含まれるとの見解を重ねて説明し、「国民の権利を制限したりするものではないから、内閣府設置法とは別途の根拠法は必ずしも必要がない」と理解を求めた。
 こうした政府の解釈は2001年の内閣府設置法施行前から維持されてきたものだ。
 政府の中央省庁等改革推進本部事務局内閣班が作成した文書「内閣府設置法コンメンタール(逐条解説)」にも明記されている。
 文書では、同法4条が所管業務に挙げる「国の儀式」には、閣議決定で「国の儀式」に位置づけられた儀式が含まれるとして、「『故吉田茂元総理の国葬儀』が含まれる」としている。
引用:読売新聞2022/09/21/特別面
例え、反対派が多くても内閣府設置法として国会審議を経ているわけです。
国葬に反対する立憲何某党(その頃は民進党?忘れました)も審議に参加しているはずですね。
もっとも、立法府の議員なのに法案をほとんど作成したことのないツイッター議員やセメント議員などは知らない、或いは忘れてしまった法律なのでしょう。
テレビ屋界隈のワイドショーなどでは、そんな解説はせずに、ただ法律(国葬法?)に基づかないアベが~の国葬には反対なのでしょう。

◆他にも
毎年夏8月15日に、天皇皇后のご臨席を得て日本武道館で行われる全国戦没者追悼式東日本大震災の追悼式なども特に〇〇〇〇追悼式法があって執り行われるわけではありません。全て時の内閣の閣議決定により、執り行われています。
 
これらも仮に立憲何某党が政権党になっても続けて開催すると思います。それとも自分たちが政権を握ったら追悼式はやめるとでも言うのでしょうか?

寧ろ野党は内閣府設置法の改正案でも作成し、臨時国会に提出すればいいのに、アッ、そうか、法律を作ったことが殆どないので、改正案が浮かばないかぁ、納得。
 
◆特別番組
今日の新聞テレビ欄を見ると、NHKは、午後2時から、その他、民放各社はそれぞれ特番を組んでいます。
テレビ屋界隈なんてこんなものです。反対を好きなだけ煽っておいて、最後はそれで儲ける、まさに拝金教の総本山。

これからは「テレビであの人が言っていたから信じません」とした方がいいかもしれません。

もちろんワイドショーなどの煽り番組は視ないのが一番です。

終わり



優勝はモンゴルの鉄人玉鷲、茨城のマルちゃんはまたしても・・・

2022-09-26 11:30:00 | 日々の徒然
優勝を決めたのは
大相撲秋場所千秋楽注目の一番、優勝が決まる直接対決を制したの髙安を押し出したモンゴルの鉄人玉鷲。

注目の一戦はあっけなく決まりました。玉鷲の立ち合いの気迫が違いました。

茨城のマルちゃんこと西前頭四枚目の大関髙安はまたもや苦杯をなめることに。残念!

結局、髙安は、11勝4敗で自身6回目となる敢闘賞を受賞しましたが、心の中は涙の敢闘賞かもしれません。幼い頃、元大関名寄岩映画があり、その題名が『涙の敢闘賞』でした、古いなぁ。

ここ一番に弱いのが髙安らしいといえば髙安らしいのですが、地元茨城県土浦市の皆さんは、さぞ、がつかりしていることでしょうね。

それにしても、三役陣は誰も優勝に絡めず、二場所続けて平幕力士が優勝しました。これは平成3年以来、31年ぶりとなる異例なことだそうです。

不甲斐ない
横綱照ノ富士は怪我で途中休場を余儀なくされ、後半戦は横綱不在となりました。まぁ膝に爆弾を抱えていますので、休場はやむを得ないかもしれませんが、それしても大関陣は全く存在感を示せず、酷いものでした。

6日目、9日目と横綱、大関陣が全敗、一場所に2日もあるのは昭和以来初めての珍事だそうで、今場所はいろんな意味で記録ラッシュでした。

その大関陣、平幕力士に白星を献上し続け、どちらが大関かわからない取り組みが何番もありました。

カド番の御嶽海は、序盤から元気なく、4勝しか挙げられず、大関から陥落、気力が全く感じられないので、このままだと来場所関脇からの大関復帰はダメかもしれません。

同じく大関正代は初日こそ勝ちましたが、2日目からいつもの正代に。こちらも4勝止まり、来場所はまたいつものカド番。あの強かっ正代は何処にいったのでしょうか? 来場所はご当地九州場所ですからね、彼の奮起を期待します。

残りの大関貴景勝は何とか二桁の勝星を挙げましたが、優勝争いからは完全に蚊帳の外、決して褒められたものではありません。

平幕琴ノ若には、張り手を連発、張り手というよりパンチのようでした。もちろん禁じ手ではありませんので、勝負への執念と言ってしまえばそれまでですが。
それにしても総合格闘技ではあるまいに、仮にも大関ですよ。

さらに、今場所大活躍の平幕北勝富士には、注文相撲で変化、これで北勝富士は優勝争いから脱落、見ていてもうガッカリしました。みつともない限りですな。

そう言えば、貴景勝はあの貴乃花の弟子でしたよね。入門時からこのような相撲を取っていたのでしょうか? 

取り組み後、いつも肩で息をしています。きっと稽古不足なんでしょうね、推して知るべしです。ぶちかまししかないような大関は、決して横綱になれないと思います。

ただただ立派  
それにしても、大正5年の横綱太刀山以来二番目となる年長優勝力士となった玉鷲、もちろん昭和以降では最年長の幕内最高優勝です、普段の精進の賜でしょう、ただただ立派としか言いようがありません。

来場所は、一年納めの九州場所。玉鷲の連覇、髙安の奮起に期待しましょう、もちろん阿炎ちゃんにも。

そして、幕下の朝乃山に早く上がって貰って、再び大関、横綱を目指してもらいたいと願っています。今の窮状を救えるのは彼しかいないと思います。待ってます!!

翁の大相撲秋場所の雑感です。

終わり