翁の徒然なる日々

日々是自遊

2022年のラストブログは私と・・・

2022-12-31 11:30:00 | 日々の徒然
◆大変な一年
 暇に任せて拙文をアレコレ書いているうちに大晦日になりました。

 毎年そうですが、今年は特に大変な一年でした。何しろ参院選の選挙応援演説中の一国の総理大臣経験者が凶弾に倒れて亡くなるなどという誰も予想だにしなかった大変な事がありました。

 我が家にとっても、家族(愛猫)の死という忘れられない出来事があり、ようやく半年経ちましたが、まだ喪に服しています(喪中ハガキこそ出していませんが)。

 そして、故安倍晋三元総理の国葬を巡っては国論が二分、マス・メディアは賛成の声は封じられたように小さく一方反対の声を大きく伝えました。いつもそうです、酷いものです。

 一部の野党議員は欠席通知をわざわざSNSに投稿する始末、日本人として情けなくなりました。そして、いざ国葬当日になると若い世代の人も献花に多く訪れ、長い列ができました。これが民意です。

 加えて、安倍元総理の死を悼む間もなく、降って湧いたような宗教団体叩き、民放地上波のテレビ局は連日のように騒ぎ、煽り立て、法律制定にまでこぎつけました。しかし、果たしてこれで一件落着となったのでしょうか?

 ところが、被害者救済法が成立した途端、宗教団体関連の報道はパタっと無くなり、サッカーワールドカップ一色、そして、この年末年始には、特番と称する芸能人救済のような番組をたれ流しています。

 そして今夜はその極めつけ、節電なんかどこかへ吹っ飛び、皆んなで大はしゃぎ、年末年始関係なく昼夜ご苦労されている医療関係の方や生活苦で大変な方もいるのに、そんなの関係ねぇ、のでしょうね。

 視聴率さえ稼げれば、なんでもあり、本当に拝金教のようなマス・メディア、どうにかなりませんかね。

 この年末年始、一昔前に言われた「おせち番組」を皆さんふるさとで家族揃って見ていらっしゃるのでしょうか? そうすると一家揃って皆愚民化まっしぐら、間違いない!(あれっ誰かのギャグ?)。

◆訃報相次
 ところで、安倍元総理の他にも、今年も多くの著名人の訃報を目にしました。 
  • 元東京都知事で作家の石原慎太郎さん
  • 燃える闘魂のアントニオ猪木さん
  • 笑ゥせぇるすまんの藤子不二雄Aさん
  • 笑点メンバーの6代目三遊亭円楽さん
  • ご三家の一人西郷輝彦さん
  • ファッション界の森英恵さん
  • 同じく三宅一生さん
  • ザ・ドリフターズの仲本工事さん 
  • 押すなよ〜の上島竜兵さん
  • 元ボンドガールの島田陽子さん
  • マサカリ投法の村田兆治さん 
  • アニソン界の帝王水木一郎さん
  • 郁恵さんを残して渡辺徹さん
  • 俳優のあき竹城さん 
  • 男はつらいよシリーズの常連・源ちゃんの佐藤蛾次郎さん    

 など(順不同)。もう書ききれません。

 そして、海外ではエリザベス女王もご逝去されました。まさに女王陛下でした。

 また、昨日、サッカー界のレジェンド、王様ペレの訃報が報じられました。ブラジルの優勝を見たかったに違いありません。残念です。

 皆様のご冥福をお祈りいたします。

 その昔、良寛和尚は、「門松は冥土の旅の一里塚、目出度くもあり目出度くもなし」と喝破したそうですが、明日、元日になると一つ年を重ねる一年の旅が始まります。旅はその後も続くのか、終わるのか誰もわかりません。

 でも少しでも長く旅を続けようと足掻く自分がいます。思うても詮無きことは思わず、一日一日を大切に、マーイーカで生きましょう。

 今年はこれでブログはお仕舞いです。明日からは気持ちも新たにまた駄文拙文を書いていきます。  

 皆様、ご愛読ありがとうございました。

 どうぞ良いお年をお迎えください。

 終わり

今様「見ざる・聞かざる・言わざる」・・・

2022-12-30 11:30:00 | 日々の徒然
 カバー写真は近くのお寺さんの門前にあるカワイイ三猿(さんざる、さんえん)です。

 誰でも知っているこの三猿、「見ざる・聞かざる・言わざる」と目、耳、口を塞いでいます。よく庚申塔の青面金剛などでも見られます。また、日光東照宮の三猿は特に有名です。

 「耳は人の非を聞かず、目は非を見ず、口は人の過を言わず」という天台宗の教えによるという説や

 人の悪いところは見ず、人の悪い噂を聞かず、もちろん他人の悪口は言わなければ穏やかに過ごせる、と言うある意味処世術とも言われています。

 また、この三猿、起源は古代エジプトまで遡ると言う説もあります。その理由は、映画『クレオパトラ』などで見ると古代エジプトには下僕、奴隷がいました。彼らはその存在は無いものとされ、何も見ない、聞かない、言わないことが一番重要だったから、ではないでしょうか。そうしないと命は忽ちなくなりますので(ただの私見です)。



 ところで、この三匹のお猿さん、今の世を見るとどのように思うのでしょうか?

 大陸を発生源とする疫病が世界的に流行り、まる3年、ここにきて再び大陸では多くの感染者が出ています。イタリアでは、中国人観光客から多数の感染確認者が出たとも報じられました。

 そんな中でも、海外へ出かける人々の喜々とした顔をニュースで見ると、複雑な気持ちになります。どこかで中国人観光客と接点があったりして、年明けの帰国ラッシュ以降は、どうなるのでしょうね。

 国内の新型コロナの死者数は、420人と過去最多を更新中、加えてインフルエンザとの同時流行の懸念も言われでいるので、お正月過ぎにはあっちこっちでゴホン、ゴホン、ゴホンと咳が聞こえるような気がします。

 昨日も書きましたが、肝心の岸田首相といえば、先発メンバーの内、既に5人の交代枠を使い切り、新年の初場所(通常国会)に望みます。勝率(支持率)は低空飛行のまま、不時着しなければ良いのですが。

 それにしても、キッシーはなかなかの者ですね。その粘り腰は大したものです。多分このまま広島でのG7サミットまで飛行を続けると思います。決して嫌味ではなく本当にそう思います。

 何しろ相手の関取衆(野党界隈)がだらしないので土俵際まできても押しきれません。例え一部メディアの後押しがあっても、せいぜい敢闘賞どまりだと思います。

 そして、キッシーこと岸田首相の得意技はご存知の通り「聞く力」と言われていますが、今のところ、その得意技を発揮できず、苦戦が続いています。

 もしかしたら、「見る力」、「発言力」にも弱点がありそうです。つまり、本来の意味とは違う意味で三猿そのものではないかな、と
  • 人の話しや意見を聞かない・・・聞かざる
  • 人を見る目がない・・・見ざる
  • 検討使と言われようにはっきり言わない・・・言わざる
 多分、岸田首相は、嘘をつけない、誠実な人柄で根は温厚で優しい人のように思います。でも、その点が、逆になかなか断を下せないと言われる点かもしれません。

 今回の防衛費増額は、現下の国際情勢から了としても、防衛費に係る増税案は唐突感もあり、ちょっと頂けませんでした、少し調整(根回し)不足のようにも感じました(生意気ながら)。

 周りに諫言や安倍内閣での菅官房長官のように調整できる人がいれば、もっと変わったかもしれません。今さらですが。

 もちろんまだ遅くはありませんので、直言できるブレーンを置き、耳の痛いこともよく聞いて、民の竈の煙をよく見て、物事をはっきり言えれば飛行はまだまだ続けられるでしょう。

 翁個人は、三猿の教えを肝に銘じ、例えばヤフコメなど、人の悪口、誹謗中傷の記事は見ない、テレビのワイドショーなどは今まで通り見ない聞かない、そして人の悪口は言わないようにしょうと思います。

 もっともブログを書くのは、別に悪口を言っている訳ではありません、批判しているだけです(笑)ので今まで通りです。
 
 いつもの戯言です。ご放念ください。  


 終わり




女性ランナーが箱根路を走る日・・・

2022-12-29 11:30:00 | 日々の徒然
 やはり師走の風は冷たく感じます。間もなく、新しい年、別に何が変わる訳ではありませんが、新たな気持ちで新年を迎えたいと思っています、

 12月25日(日)に、年末恒例の高校駅伝が行われ、若者たちが都大路を駆け抜けました。優勝は岡山県の倉敷高校、女子は長野東高校が最終5区での逆転で初優勝。

 埼玉県勢は、男子の埼玉栄高校が4位と健闘、メダルまであと一歩、一方、女子の昌平高校は15位でした。

 それにしても、高校生といえどもスピードがありますね。特に男女共、留学生の走りは高校生離れの走力、とても日本人の高校生では太刀打ちできません。

 このあと駅伝は、元旦のニューイヤー駅伝、2、3日の箱根駅伝とビッグイベントが続きます。特に箱根駅伝、以前はよくテレビ観戦していましたが、今は、長い視聴はしんどいので、所々しか見ません。

 なお、箱根駅伝は、学生スポーツなのに、夏の高校野球と同じく商業化しているように思い、前みたいに純粋に楽しめません。

 とは言っても、何せ、99回目となる長い歴史があるので、嫌なら見るなと言われそうです。でも、母校も出るのでやはり気にはなります(笑)。

 いつも感じていますが、伝統あるこの箱根駅伝には、何故男子選手しか出ないのでしょうか? 野球などは危険もあるのでわかりますが、女子選手が走っても特に問題はないように思いますが。
 
 今の往路と復路5区をそれぞれもう1、2区増やして10Kmの区間を作り往路と復路それぞれに女子選手を1、2名走らせても良いように思います。その方が見ているほうも盛り上がるでしょう。

 この国では、伝統か否かはわかりませんが、箱根駅伝のように未だに男女を分ける競技が多いように思います。

 国際的には卓球、テニスやバトミントンにはミックスダブルスがあります。特に卓球では水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアがオリンピックで初の金メダルを獲得し、大いに盛り上がりました。

 その他、昨年の東京2020オリンピック、パラリンピックでは、柔道混合、水泳の400mメドレーリレー、陸上では1600mリレー、トライアスロンなども行われました。パラリンピックのボッチャ競技も男女混合でした、馬術競技は元々男女混合競技だそうです。

 今やジェンダーレスの時代、女子マラソンには、高橋尚子さんと野口みずきさんの二人のオリンピック金メダリストがいますので、1区間くらい楽に女子選手も走れると思います、

 次回(2024年)は節目の100回の大会だそうですので、次回からでも如何でしょうか? あの金栗四三さんもきっと許してくださると思いますが。

 もっとも女性首相もまだ出ないし、大晦日の歌合戦も未だにた男女別々で戦う国ですからねぇ、頭の硬い大御所さんたちには、わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ。

 いつもの戯言です。ご放念ください。

 
 終わり

キッシー・ジャパン交代枠を使い切る・・・

2022-12-28 11:30:00 | 日々の徒然
 サッカーワールドカップも終わり、話題は次期監督の選任に。果たして、森保一現監督の続投はあるのか、注目しています。

 過去のワールドカップでは日本人監督の多くが一次リーグ突破しているので、是非、森保ジャパンで、4年後も、もう一度ベスト8以上を目指して欲しいと思います。



 ところで、我が国の岸田首相が率いるキッシー・ジャパンは、ハーフタイム前に既に3人の交代枠を使い切り、特別交代枠5人(W杯の場合)まで残り2人、後が無くなりました。

 ワールドカップカタール大会での対ドイツ戦や対スペイン戦もそうでしたが、途中交代の堂安選手や浅野選手が活躍しました。

 なので、交代が決して悪い訳ではありません、でも、それはサッカーの場合、ことは一国の政(マツリゴト)に関わる事ですからね。交代がない方が良いに決まっています。

 今回、辞任交代した秋葉賢也復興大臣については、世界統一家庭連合(旧統一教会)との関係や自身の政治団体を巡る「政治とカネ」で散々追及されていましたので、年明けの通常国会前には、交代必至と言われていました。

 この押し詰まった年末に岸田首相は断を下しました。早いのか遅かったのかはわかりませんが、いずれにせよ、認証式で天皇陛下のお手を煩わせることになりました。

 今回もそうですが、辞任する方は皆、「内閣に迷惑をかけられない」と言いますが、一番迷惑なのは我々国民なんですが。

 これで4人目の交代、さらに杉田水脈総務政務官も辞任交代するとのこと、自分にはなんで辞任するのか今一わかりませんが、これで特別交代枠まで使い切り、もう交代枠は残っていません。

 秋葉大臣の辞任を受けて、イズミー(親しみましを込めて)こと、野党第一党・立憲民主党の泉代表は、鼻を膨らませて得意げに「全員交代(内閣総辞職)だあー」と言っています。

 でもねぇ、4人の大臣交代はいわばオウンゴールのようなものですので、自分たちの手柄でありません。なので、間違ってもイズミー・ジャパンにはなりません。悪しからず。

 とは言っても、キッシーは今後どうするのでしょうか? そもそもクリーンな政治家はいるのでしょうか?

 残るのは、やはりイズミーの言う通り監督(総理大臣)交代? それも現実味を帯びてきました。どうする、どうなるキッシー・ジャパン。

 いつもの戯言です。ご放念ください。

 
 終わり

追記:本日、森保一監督の続投が決まったというニュースがありました。良かったです。


一日一ポカ日々更新中・・・

2022-12-27 11:30:00 | 日々の徒然
 何だかんだ、いろいろあった一年が間もなく終わります。ニュースで大雪の景色を見ると、同じ日本なのになぁと思っています。

 昨日26日は、週一回程行っているリハビリの今年最後の日でした。午前10時40分からの予約(実は勘違い)だったので、15分程早く受付けに予約票を出すと、「もう予約時間が過ぎています」と言われ、エッ!と、慌てて予約票を見ると、10時20分からの予約、既に10分程経過していました。トホホ、またかぁ。

 このようにやっちゃったぁ!と思うことがあります。若い頃からボケてはいましたが、ちょっと最近増えたかな(笑)。

 昔、やっちゃった時は「一日一ポカ」などと言ってボケて、笑っていましたが、歳を重ねると一日二ポカくらいになったかもしれません。

 昔のことは結構覚えていますが、今回のような病院の予約時間を間違えることもありますので、認知症へ一歩一歩近づいているかもしれません(笑)。

 でも、改めてスマホアプリのカレンダーを見るとちゃんと26日の午前10時20分と入力してありましたので、単なる勘違いか、そそっかしいのか、確認しなかったのが悪いのか、だったらいいのですが、、、。

 このブログを書き始めてまる4カ月、よくネタがあったなぁ、と我ながら感心しています。もっとも感想文のような内容なので大きいことは言えませんが、今回の一件も貴重なネタになりました(笑)。

 歳を重ねると楽しいことは少なくなり、このようにちょっと嫌なことが多くなるような気がします。

 でも、人生100年と言われていますが、1年365日とすると36,500日、現在28,770日、まだまだ先は長い、一日一回ポカをしながらでも、あまり暗くならず、マーイーカで、一日一日を大切に生きたいと思いす。

 諸物価の高騰で贅沢なおせち料理は無くとも、家族皆んなが元気で楽しく食べられるお正月はもうすぐです。


 いつもの戯言です。笑ってご放念ください。

 終わり