晴れのち平安

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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2008年10月撮影 ウインドウでの唐車の展示

2015年08月01日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

女房のお勤め 御格子参る に引き続き、
2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

ウインドウでは
牛車のひとつ、唐車(からぐるま)が展示されていました。








<博物館での解説より>

~唐車とは~
牛車の一種で最高級のものである。
主に上皇・皇后・東宮・親王が用いた。
屋根の前後を唐破風(からはふ)とし、左右の軒先を反らせて張り出し、屋根などを檳榔(びろう)で葺くことを特色とした。
この檳榔はヤシは科の植物で南国(九州・沖縄など)でしか手に入らないため貴重品とされ、これを使った牛車は権力の象徴とされた。
唐車の御簾は蘇芳染めなのが特徴で、蘇芳色の糸で編まれ、縁は錦とされた。
また、下簾(したすだれ)も蘇芳染めで浮線綾(ふせんりょう)とされ、唐草や唐鳥の刺繍が施されている。





 六條院移徙において展示されていた牛車。


糸毛車


網代車


八葉車





 実物大展示室 へ続きます。






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