釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2024/03/24 イシモチ 三喜丸)

2024-04-05 05:55:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

3月24日(日)に三喜丸さんでイシモチを開催しました。

今年の初回開催の釣り教室にキャンセル待ちが出るほど申し込みいただきました。
ありがとうございます。



イシモチは釣り教室で初の釣り物ですがコンディションが良ければ数釣りが楽しめます。

刺身は釣り人しか味わえませんし、高級かまぼこの材料にもなりますから沢山釣って貰いたいですね。



9組20名をインストラクター7名でサポートします。
私は左舷でお父さんと兄弟2人の3名をメインにサポートします。

お父さんと弟くんは昨年の釣り教室に参加したそうですが、お兄ちゃんは初参加。
釣りの経験はあるもののまだ魚を釣ったことがないと言います。

頑張って初の釣魚をゲットして貰いましょう。

道具の扱い方、釣りの所作を教えてからイシモチの釣り方をレクチャー。

仕掛けは胴突き2本バリで垂らし5cmほどでアオイソメをチョン掛けします。

皆さんエサのアオイソメを触れるので助かります。



出船して横浜沖を目指します。

空は曇天で少々肌寒いです。
徐々に気温が上がる予報なので暫くの辛抱ですね。



横浜湾沖で釣り開始。

イシモチは底付近にいるので仕掛けを投入して底を切り、たまに誘う待ちの釣りです。

弟くんに張り付いていつアタリが来るか待ち構えます。

ところが船中なかなか型を見ません。


(弟くん。)

タナが浮かないよう頻繁に底取りをして貰いますが、反応なし。

暫くすると右舷側で型を見ました。

時間が掛かって船中ポツと揚がるペースのようです。

3人の中で最初に型を見たのはお父さん。


(お父さん。)

初のイシモチを揚げてくれました。

足が早いイシモチはすぐに血抜きします。
エラ元から心臓までをチョキンとカットして放血。
お手本を見せて次からは実践して貰います。

お父さんが釣り揚げて盛り上がる中、弟くんが大物を掛けます。

竿が大きくしなり、リールを巻くのも苦労しますが少しずつ浮いてきます。

タモを構えて何だ何だと皆で見つめる中で揚がったのはサメ。


(大物ゲット。JOFI神奈川のホームページから。)

「歯がない安全なサメだから皆で触ってごらん。」

船長のアドバイスで子供たちが集ってザラザラのサメ肌を体験します。

一通りサメ肌を触って、逃してあげようかと言うと弟くん、持って帰ると言います。

お父さんと逃してあげようよと説得するも首を立てに振りません。

こんな大物を釣ったからお母さんに見せたいのでしょうね。



このあと弟くんはイシモチを釣って更にご機嫌。
ロッドキーパーに据えたまま誘う釣り方が合っているのか、イシモチをポツポツと揚げます。

あとはお兄ちゃんが釣れれば全員ゲットです。


(お兄ちゃん。)

なかなかアタリがないところを励まして、底取りと誘いを続けて貰います。

イシモチは早アワセはせずに間を置いて竿に乗せるように持ち上げてアワセます。

すると、お兄ちゃん初の魚、初イシモチをゲット。

これでサポートしている全員が釣れてホッと一息。

あとは皆さん要領を得てそれぞれ追釣してくれます。


(アジもゲット。JOFI神奈川のホームページから。)

好調に釣れ続く程ではないものの、ポツポツと集中力が切れない程度のペースで釣れてくれます。

「釣れた」ではなく「釣った」という手応えを感じることができます。

集中して頑張れば報われる、自然相手のレジャーでは丁度良いペースなのでしょう。



12:30に沖あがり。

イシモチはポツポツと釣れて3人で10匹以上、アジも数匹にサメもありますから、食べるには十分な量を確保できました。



港に戻ると三喜丸さんのご厚意で養殖しているワカメを収穫して全員にいただきました。

株ごと生えた生のワカメを見る機会などありませんから皆で大喜びです。


(ワカメの収穫。)

採れたてをサッと茹でていただくのが堪らないですよ。

三喜丸さんありがとうございました。


(当日のインストラクターの面々。JOFI神奈川のホームページから。)

釣り教室はこれから12月まで毎月開催する予定です。

予約が一杯で新規参加の方が申し込めないことを避けるため、今年は各回の開催日3ヶ月前から申し込みを受付ける運営に変更しました。

皆さんとお会いできることをスタッフ一同楽しみにしています。


[おまけ]



三喜丸さんでいただいたワカメは、サラダ、きんぴら、めかぶとろろで美味しくいただきました。

採れたてワカメのシャキシャキ感と爽やかさは感動です。


🐟

【感】釣りフェスティバル2024 マス釣り体験

2024-01-26 05:51:00 | JOFI神奈川
1月19日(金)~21日(日)にパシフィコ横浜で開催された「釣りフェスティバル2024」。
今年から人気イベントである「マス釣り体験」が復活し、JOFI神奈川がサポートしました。



世相を反映してか今年は1回500円に値上げ。
対象は中学生以下のお子様か女性のみ。
時間指定の事前予約制で実釣時間は10分。
1人2匹を釣った時点で終了になり、持ち帰りもできます。
釣れなかった場合は1匹を進呈します。



入れ替え含めて15分で1時間に4回、各回12名を受け入れ、これを1日7~8ターン実施します。

JOFI神奈川では総括、仕掛け部隊、実釣支援部隊を1~6班編成して1回に2部隊が1時間受け持つローテーションを組み、応対しました。
今年は実釣の支援部隊に釣りや魚関係の専門学校生が加わり、我々インストラクターは彼らを指導してお客さんに釣らせねばなりません。
実釣支援は専門学校生で人手が足りるので、今年は近隣県のJOFIからの応援は受けませんでした。



学生たちは釣りに関する勉強をしているので自分が釣ることは得意でも、人に教える経験がなく、難しいとこぼしていました。

ですが、さすが若者。
吸収が早く回数を重ねる度に応対振りも見る見る進歩していきましたよ。

次世代を担う若者たちが釣りのボランティアに関わってくれるのはありがたいことです。

20歳を過ぎたらぜひインストラクターになってね、とお願いしました。



マス釣りは初日は問題ありませんでしたが、2日目以降から水が濁りだし、3日目の午後ともなるとリアクションでしか食わなくなりました。



1匹も釣れない人も出て、お土産用のストックが枯渇してしまい、JOFIのメンバーが竿を出す時間もありました。

インストラクターでもなかなか食わせられないのですから初心者のお客さんには厳しかったですね。


(サポートしたインストラクターたち。JOFI神奈川のホームページから。)

それでも、40cm以上の大型や特別に1匹だけ入れているアルビノを釣るお客さんもいて大いに盛り上がりました。

自分たちが直接ではなく、学生さんにサポートさせる形式は今年が初めてのなので課題もありましたね。

来年も同じ形態の開催になるか分かりませんが、要請があればしっかり応えたいと思います。



私は19日(金)午後に「全日本釣り団体協議会(全釣協)」のブースでインストラクターの勧誘活動も手伝いました。

多くの方は「検討します」で行ってしまいましたが、中には興味を持って「是非参加したい」と言ってくださる方もいました。

まずは11月に行われるインストラクター試験を受けていただかなければなりません。

詳細は以下のリンクからご確認いただけます。


ご興味がある方はぜひご検討ください。


🐡

【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2023/12/10 カワハギ 佐円丸)

2023-12-22 06:35:54 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

12月10日(日)に佐円丸さんでカワハギを開催しました。

今回が2023年最後の釣り教室です。
今年ラストを笑顔で締めくくりたいですね。



集合は三崎港のうらり前。

事情があって佐円丸さんではなく棒面丸さんのチャーター船でうらり前の船着き場からの出船になります。



朝は肌寒かったものの、日中は20℃を超える予報です。
風のない晴天で海は穏やか。
釣りにはグッドコンディションでしょう。


(集合写真。JOFI神奈川のホームページから。)

本日は10組22名を8名のインストラクターでサポートします。

私は左舷舳先でお父さん、お母さん、小4の娘さんの3名を担当します。

今年申し込んでいた釣り教室が過去2回中止になってしまい、今回が初参加とのことです。

海釣りデビュー戦がカワハギとはなかなかハードルが高いですがしっかりサポートしますよ。



ご家族は肝パンカワハギが食べたいとのことで、事前にYoutubeで動画を見まくり情報収集に抜かりなし、とお母さん。

この日に向けてご家族の防寒ウエアを買い揃え、エサにアサリとウニクラゲを購入、アミノ酸添加のための味の素、クーラーボックスには大量の氷を用意。
カワハギを味わうために並々ならぬ思いを持って教室に参加されているご様子で、担当する私の責任は重大です。
残念ながらアサリは忘れてきたそうで、気温上昇で防寒ウエアは脱ぐハメになりましたが。

私も気合を入れて出船前に竿の持ち方やリールの使い方などの基本的な所作を、出船後にカワハギの生態と釣り方、アサリの付け方をレクチャーします。

あとは実践しながらフォローしましょう。



出船して10分ほど、城ヶ島近辺で釣り開始です。

まずは根掛かりとゲストを回避してカワハギを狙う作戦。
着底したら底を50cm切ってユラユラ誘い、数秒止めるを繰り返す宙の釣りを試して貰います。

すぐさま反応があるかと思いきや何の音沙汰もありません。
船中を見渡しても活性がないようです。
カワハギだけでなくゲストも無反応とは本日は手強いのかもしれません。

まだ水温が下がっていないのでカワハギは群れておらず、潮止まりが近いので活性が低いのでしょう。



ゲストの反応もないので、底を切ったら誘い下げて底で数秒待って聞きアワセをする、底の釣りに切り替えて貰います。

右舷舳でようやく船中初のカワハギが釣れました。

間を置かずにお父さんに掛かります。
一定のペースで巻いて貰うとコンコンと叩くような引き。
これは本命かもしれません。

皆で船べりから覗き込んで見つめていると、茶色の魚影が見えて来ます。

「カワハギだ!」

揚げた途端に大盛り上がり。
お腹が張った20cmクラスの肝パンで肝醤油の刺身確定の1匹です。

血抜きを買って出ると探究心旺盛なお母さんは食い入るように見ています。

その数分後。
張り付いてサポートしていた娘さんが掛けます。
こちらも肝パンカワハギ。

カワハギを触れないものの娘さんは大喜びです。


(カワハギゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

これでご家族で2匹目。
刺身で十分堪能いただける量でしょう。

残るはお母さんのみ。
隣に張り付いて釣り方のアドバイスをして改善点を補正します。

何とか釣っていただきたいです。



上げ潮が動き始めると、船中ポツポツとカワハギが釣れ、あちこちで歓声が揚がります。

相変わらずゲストは少なく、こちらではお父さんがエソを2匹釣ったのみ。

アタリは遠いですが、掛かればほぼ本命なのでじっくりと底を狙えます。

するとお母さんが掛けました。

来た!来た!

ゴリ巻きするお母さんを制して、落ち着いて一定のスピードで巻いて貰います。

気持ちは分かりますよ。
待ちに待った魚の引きですからね。

お父さん、娘さんが見つめる中、揚がって来たのは茶色の魚影。

「やったー!カワハギだー!」

魚影を見ただけでテンションアップ。
抜き揚げて手にしたところで大盛り上がりです。


(歓喜の笑顔です。JOFI神奈川のホームページから。)

お母さんにとても喜んでいただいて、ご家族全員が釣れて私も責任を果たせてホッとしました。

「3匹目だから煮付けも良いですよ。」

本日のメニューに追加の提案をします。

お母さん今度は自分で血抜きに挑戦します。
この探究心は釣りにハマる素質十分ですね。



この後、コツを掴んだお母さんが絶好調。
連チャンを含めて4匹を釣り揚げます。

お父さんも1匹を追釣。
なかなか掛からない娘さんは集中力が薄れて来た様子。
それでも、1人でエサ付けから投入・回収までできるようになりました。

船中では良型のウマヅラハギや驚きの35cmの大カワハギが揚がりました。


(驚愕の35cm。JOFI神奈川のホームページから。)

沖あがりの最後の最後まで頑張ってくれましたが、残念ながら追釣なく終了となりました。

あと1匹釣れれば。
と名残惜しいですが、それが次の釣行への原動力になるのですよ。

結果はご家族で7匹。
インストラクターが釣った1匹も提供したので計8匹のカワハギをお持ち帰りです。

肝醤油の刺身、煮付けに続き、お母さんにフライもお勧めしました。

ご家族で豪華なカワハギ尽くしを堪能いただければと思います。


(当日サポートしたインストラクターたち。JOFI神奈川のホームページから。)

これにて2023年のJOFI神奈川の釣り教室は全予定を終えました。

毎回多くの方々に申し込みいただき、キャンセル待ちが出るほど盛況なのは嬉しい限りです。

今年も釣りを通してたくさんの笑顔に元気をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

来年の釣り教室でお会いできることをスタッフ一同楽しみにしています。


🐡

【釣】親子DEエンジョイフィシングスクール(2023/10/29 五目釣り 庄治郎丸)

2023-11-03 05:06:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ釣りを楽しみましょう、というイベントです。

10月29日(日)に庄治郎丸さんで五目釣りを開催しました。

いろいろな魚が釣れる五目釣り。
どんな魚が顔を出すか楽しんでいただきたいですね。



朝までポツポツと雨が降っていますが南の空は明るく、庄治郎丸さんの屋根の上には虹が掛かっていました。

残念ながら前日に体調不良で1組みキャンセルが出て、9組19名を7名のインストラクターでサポートします。



私は左舷舳で中学生のお兄ちゃん、小学生の妹ちゃん、お父さんの3名をサポートします。

釣り教室は2回目の参加、陸っぱりの経験もあるそうなのでそれぞれのレベルに合ったサポートができればと思います。



曇天の中を出船し、釣り開始です。

今はイナダの調子が悪いため、アジを中心に底を狙う釣りになりそうです。

水深は40〜50m。

3mのウイリー仕掛けで底を中心にコマセを撒きますが、船中反応がありません。

頑張って打ち返して貰うと妹ちゃんがアジ、お兄ちゃんが小型のアマダイを釣り揚げます。



血抜きを買って出て〆ていると、船中アジが掛かり出します。

このアジが大型でどれも30cm以上、40cm超えも混ざります。
引き味抜群ですから掛かると大盛り上がりです。



小アジが釣れれば泳がせでヒラメを狙うことも考えられますが、小アジは全く掛からず大アジばかりです。

どれもイナダと遜色ないサイズのアジですからタモ入れに忙しいです。



大アジだけでなく船中色々な魚が顔を出します。

マダイ、アマダイ、イトヨリ、サバ、サバフグなど。

妹ちゃんがカイワリを釣り揚げた時には盛り上がりました。



お父さんはカイワリをご存知なかったそうで、市場に出ないシマアジに匹敵する美味しい魚だと紹介しました。

妹ちゃんに続けてお父さんもカイワリを釣り揚げ2匹揃いました。



カイワリは小型の魚ですが、2匹あれば刺身で堪能できますね。
羨ましいです。



盛り上がりとともに天気も回復。
青空が覗き気温も上がってきます。

ポツポツと大アジを追加しますが潮止まりを迎えてアタリが遠退きます。

お父さんに提案して、ビシを外して仕掛けを詰め、アマダイ狙いに切り替えました。

釣れたのはサバフグだけでしたが、コマセ釣りと違い、優しく誘って繊細なアタリに集中する釣りは楽しいと言ってくれましたね。



残念ながらアタリがないまま12:00で沖あがりを迎えましたが、お土産は十分です。



多数の大型アジにアマダイ、カイワリ、サバ、ガンゾウビラメと豪華な食卓になるでしょうね。


(沖あがり後の記念撮影。JOFI神奈川のホームページから。)

イナダは揚がりませんでしたが大アジを中心に皆さんお土産を持ち帰ることができました。

船中最初と最後にマダイが揚がりましたよ。


(当日インストラクター。JOFI神奈川のホームページから。)

「親子DEエンジョイフィッシング」は12月まで毎月で残すところあと2回です。

皆さんとご一緒できることをスタッフ一同楽しみにしています。


🐡

【釣】初心者鮎釣り教室 (2023/09/30 中津川)

2023-10-13 05:58:00 | JOFI神奈川

内水面の釣りの中でも難しく初心者にはハードルが高いだろう鮎の友釣りを、JOFI神奈川のインストラクターが指導して体験して貰いましょうというイベントです。

今年最後の教室を中津川八菅橋下で行いました。
今年から駆り出されたにわか鮎釣り師として、最後のサポートを頑張ります。



気合の現れで、集合の前に自らの練習をしようと6:00に現地入り。
オトリと1日券を買って川に立ち込みましたが、水が冷たいです。

水温が低く、鮎がオトリを追うところではありません。
周りの鮎釣り師にも釣れていないので、1時間半ほどで切り上げました。



集合は9:00ですが水温が上がるのを期待してゆっくり始めましょう。

今回は毎回参加いただいている親子さんが息子さん発熱のため無念のキャンセル。
もう1名キャンセルが出て、4組み5名が参加です。(小学生2人で1名分)

皆さん鮎釣りが初だそうで、参加理由を尋ねてみると、友釣りに興味があるものの敷居が高く教室を見つけて申し込んだそうです。
初心者向けの鮎釣り教室なんてなかなか見つからないとも言われました。

私がサポートする方は普段は船釣りをやられるとのこと。

一度でも友釣りがどんなものか経験して貰えれば、手を出すハードルが下がるかもしれませんね。


(対岸側を探ってます。JOFI神奈川のホームページから。)

それぞれの方にインストラクターが付いて釣り開始です。

バラけて先に入っている釣り師の間に入ります。
時間を置いても曇天のため水温は上がらず。
しかも小雨までパラつきます。


(反応がありません。JOFI神奈川のホームページから。)

釣りをやる方でも初めての友釣りには戸惑いを覚えるようです。

あまりに長い竿に、タナを取るだけの船の生き餌釣りと違い、ポイントにオトリを誘導せねばなりません。
思う所に行ってくれないオトリ鮎に苦労しまています。

かと言って手荒く扱うと早く弱ってしまいますから、なるべく負担を与えないように気持ち良く元気に泳いで貰わねばなりません。

ポイントと目ぼしき場所でオトリが活発に泳ぎ始めると、

「いるのかもしれませんよ。」

と期待を込めてラインの目印を見つめます。
心の中では、来い!来い!と念じ続けます。

何度かそのようなシーンがありましたが来ず仕舞い。


(記念撮影。JOFI神奈川のホームページから。)

オトリ交換の鼻カン付けに挑戦して貰いましたが、なかなか通せずに断念。
私が交代して一発で付け終えた時は多少インストラクターらしさをお見せすることができました。

昼食を挟んでようやく水温が上がり始め、鮎の活性が良くなってきたかと14:00まで時間延長しました。

ベテラン鮎釣り師のインストラクターがサポートした方は4匹釣れましたが、他の方々は残念ながら型を見れず、友釣りの体験だけで終わってしまいました。

自らの経験値を上げないとしっかりサポートが出来ないですね。
来年は修行を積んで頑張ります。

今年の初心者鮎釣り教室はこれにて終了です。

毎回満員御礼で、友釣りに興味を持っている方々が多いことを実感出来ました。
運営サイドの我々の課題も見つかりましたので、来年は更にパワーアップしての開催を目指したいと思います。


🐡