釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】怪しまれつつマニキュアを選ぶ

2016-08-29 12:11:00 | 雑感
湾フグの産卵期である白子シーズンが終わると、秋から冬にかけてはプリプリして旨味をしっかり蓄えた身の食味が楽しみになる。鍋やしゃぶしゃぶが待ち遠しいな。

フグ釣りのカットウ仕掛けはシンプルな造りのため凝れる部分が少なく、唯一こちらの拘りで選べるのがオモリの色だろうか。

これからの湾フグ釣りに向けて以前着色したオモリのバリエーションを増やそうと、かみさんと買い物に出たついでに100円ショップに寄った。


(新作用のコレクション。)

ファッションビルの地下にある100均だから若い子が多い。だからか他の店に比べてマニキュアの品揃えが豊富だ。
かみさんに頼んで横についてもらいながらマニキュアを選ぶ。
あれこれ迷いながらマニキュアの小瓶を手に取って色合いを確かめ、意を決して買い物カゴに入れるオッサンの姿は、端からどう見られただろうか。

若い女の子が二人、隣に来て選び始めたから、そそくさとその場を立ち去った。会計はかみさんにお任せ。


(6、8、10号オモリを着色。)

家に帰って早速作業に掛かる。
今回は金ラメと紫ラメのも購入した。若い女の子はこんなマニキュアをするんだな。若い男にはアピール効果がありそうだけど、果して湾フグに効果があるのだろうか。


(新作コレクション完成。ラメ入りがポイント。)

それぞれを試すのは9月中旬になりそうだ。好調に釣れ続いてるといいな。


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【感】リコールで難しい選択をする

2016-08-25 12:14:00 | 雑感
先月、現車のディーラーからハガキが届いた。

タカタ社製エアバックのリコール対象車に該当してるそうで、処置のために予約のうえ持ち込んで欲しいとのこと。

タカタ社の問題発覚から大分時間が経った印象だったから、今頃?と思うのと同時に影響の大きさが伺えた。

ハガキが届いた当日に担当営業からも電話があり、その説明によると、

・不具合は助手席のエアバック。
・動作の際に部品が破裂し、同乗者が怪我をする可能性がある。
・交換部品の製造が間に合っておらず入荷は年明け1月頃。
・まずはエアバックの動作を停止する処置をさせていただきたい。

とのこと。

「動作を止めたらエアバックは機能しないんだよね。」

「そうです。」

「大事故をしたら命に関わるよね。」

「部品交換までは助手席を使わないでいただくとか・・・」

「そうはいかないよ。」

怪我のリスク回避のために命の危険のリスクテイクか、その逆を選択するか、何か究極の選択みたいだな。

8月に入り伊東への家族旅行の前に、結局は事故らなきゃいいんだ。と、リコールの対処をしてもらうことにした。


(ディーラーで新型車を撮影。欲しいなー。)

処置は1時間くらいだから、試乗したり、新型の展示車を見たりして時間を潰して待つ。

今の車は今年で10年目。リコールのお陰で一層車を買い換えたくなったぞ。


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【釣】未釣行前記 8/20(長崎屋)

2016-08-21 12:36:00 | 釣り
先週のLTオニカサゴから2週続けて釣行を予定していた。ターゲットはマゴチ。


(これは以前釣ったヤツ。)

夏場のマゴチは照りゴチと称され、釣りでも食味でも旬を迎える。ここ最近の釣果は絶好調で、10本、20本という結果も出てる。来てるよ。来てるよ。そんなに釣れちゃっても食べきれませんよー。

T1さんと釣行計画を練り、20日(土)か27日(土)かで調整し、潮周りが良い20日に決定した。
すると、


(雨が絡んできた。)

(3つの熱低の2つが台風にレベルアップ。)

T1さんのさすがの嵐を呼ぶ男っぷり。でも、降っても小降りだし、昼頃には揚がる予報だからと釣行は決行することに。


(これも以前釣ったヤツ。)

20日(土)5:00に集合して長崎屋さんへ向かった時はまだ曇天だったのが、保土ヶ谷バイパスに入ったころにポツと落ちてきた。

「雨粒が小さいしこの程度なら大丈夫。想定内だね。」

そのうち雨粒がだんだん大きくなり、フロントガラスに叩きつける音も激しくなってきた。路面も煙って視界が悪くなる程。これは想定外。思いっきり本降りじゃん。

「・・・こりゃ厳しいね。」
「どうする?引き返す?」

更に雨脚は強まり、バシバシとフロントガラスを叩く。

「・・・やめようか。」

二人ともこの降りの中でも釣りをする勇気が出ず、中止を決定。車中から長崎屋さんにキャンセルの電話を入れ、保土ヶ谷バイパスから降りてUターンした。


(帰り道。)

午前中は時々豪雨になり、都内でも川の氾濫が懸念されたほどだった。午後には揚がったので予報どおりだったけど、判断は正しかったろう。

折角の照りゴチはコンディションの良い時に挑戦したいしね。リトライはいつになるか。


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【食】カサゴとフサカサゴの味噌汁

2016-08-18 12:10:00 | 釣魚料理
8月12日の野毛屋さんでのLTオニカサゴ釣行は、竿頭の3匹を揚げるも、どれもリリースサイズで持ち帰れたのはカサゴとフサカサゴの2匹。


(ノーマルとフサ。)

お初のフサカサゴをググってみると、オニカサゴ(イズカサゴ)より旨味が薄くて汁物や煮物に向くとあった。
ならばと、ノーマルとフサを合わせて味噌汁に仕立てた。


(出汁はカサゴオンリー。)

割った頭とぶつ切りにした身でしっかり出汁取りした味噌汁は、家庭で味わえる贅沢な品。身を食べ比べると、確かにノーマルカサゴの方が旨味が濃かったな。


(こちらもノーマルとフサの胃。)

胃袋はきれいに洗って湯引きしてポン酢でいただく。コリコリした食感が良い。


(一味違うアジの干物。)

伊東で買ったアジの干物も焼く。脂が乗ってて身がふっくらして、最高。素材が良いのは勿論だろうけど、釣りアジの自作のものとも圧倒的な差がある。アマとプロの差なんだろうなー。逆に考えると、これまで料った釣魚料理はもっと美味しくできる余地があるということだな。


(集合写真。)

LTオニ釣行の釣果はこれにて消滅。
次回はガッツリ食べられるように頑張ろう。


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【釣】オニカサゴ 8/12(野毛屋) 「頭を名乗っていいですか?」

2016-08-16 12:07:00 | 釣り
野毛屋さんのLTオニカサゴは完全予約制の12名限定。5:40に着くと4隅が埋まってたから、右舷みよし2番目をチョイス。


(早めに船に行って準備。)

お盆休みに入っているからか、この日の野毛屋さんはお子さま連れが多く、俊船長の午前アジ船は満員御礼の札止め、勇治船長のショウサイフグ船も賑わってた。その点、オニ船は余裕の釣り座で楽チンでした。


(釣り座はここ。)

準備しながら周りを伺うと、右舷大艫の方、左舷胴の間の2人が手巻きリール。仲間がいてホッとした。
7:15に出船して久里浜沖で釣り開始。初めに健船長から釣り方のレクチャーを受ける。


(久里浜が見える。)

オモリは50号、片天秤に2~3本ハリの仕掛けに、エサのサバの切り身をハリにチョン掛けでも縫い刺ししても良い。
仕掛けを落として底を取ったら50cmくらい底を切って、15秒おきに竿先を上げて落とし込む誘いをかける。もしくは底トントンで誘っても良い。流し釣りだから、たまに底を取り直してタナを確認する。誘い続けるのもダメで、オニに食わせる間をしっかり取ること。

アタリはハッキリ出るけど、びっくりアワセは厳禁。向こうアワセになるから暫く食わせて竿に乗せるようにアワセる。
しかと頭に入りました。


(臨戦体勢。)

いよいよ実釣。
水深50~70mを流す。底を切って誘いを開始。サバの切り身がゆらゆら艶かしく動くのを想像しながら、オニの鼻先をかすめるようにタナを探る。
暫くすると、左隣のみよし1番の方がウィ~ンと電動で巻きはじめた。船長がタモを構えて待つところにオレンジの魚影が揚がってきた。船中1匹目は30cmくらいのオニ。

それを横目に、いるぞいるぞと誘い続けるとククンと竿先がお辞儀した。来たよ来たよと少々送ってアタリが続いてるのを確認して、乗せるように竿を上げる。グググンと竿先が入り、活性あり。掛けた!

手巻きでえっちらおっちら巻き上げるが小振りのようで負荷は小さい。


(出目になっちゃった。)

左手に疲労を感じ始めた頃に巻き揚がり、船長がタモをスタンバってくれてたけど、水面に現れたのは20cmクラスのノーマルカサゴ。開始早々にこれはこれで嬉しい。


(じっくり探って流し替え。)

たまにブルッと食い込まない単発のアタリが出るのはトラギスなんだろう。
エサ持ちが良くて、じっくり流して貰えるから巻き上げの回数は少なくて済む。これなら手巻きリールでも問題ないや。

開始1時間を経過した頃、底を這わせるように誘ったらクンと軽いアタリが出た。頃合いを計ってアワセると乗った。えっちらおっちら巻き上げて揚がったのは、


(小オニ。)

20cmくらいの小オニ。
キープサイズは23cm以上と言われてるから記念撮影の後にリリースした。オニカサゴはタフな魚なんで海底目掛けて元気に帰って行きましたよ。


(小オニが吐き出した小ガニ。)

単発のアタリはあるけど、次に掛かったのはその2時間後。ブルブルとはっきりしたアタリはゲストだろう。えっちらおっちら巻き上げると、


(トラギスでした。)

やはりゲストのトラギス。直ぐさまお帰りいただいた。

お昼時になったらお隣のみよしの方からスイカのお裾分けをいただいた。船上でかぶりつく良く冷えたスイカは最高でした。お隣の方、ありがとうございました。
m( _ _ )m


(やはり海にスイカは良く合うね。)

底を這わせるように誘うと根掛かりする。立て続けた根掛かりで買ってきた2本組の仕掛けがお釈迦になったから、健船長の特製仕掛けを購入した。
これまでは素バリの仕掛けだったけど、船長のにはタコベイトが付いてる。
沖あがりまで1時間を切ったところで船長の仕掛けに替えた1投目、底を取って誘ったら違和感があった。そのまま待つと更に違和感。アタリか微妙な感じだったけど、聞き上げてみると重みを感じ、ググンと竿先が入った。えっちらおっちら巻きに入る。

「アタリあった?」

と船長。

「微妙。居食いした感じかな。」

と答えて巻き続ける。
それなりに引きがあるけど、オニのような、ないような半信半疑。一応船長はタモを手に待ち構えてくれた。揚がったのはオレンジの魚影。でも小さい。その下からもう1匹オレンジの魚影が続いた。何と小オニの一荷!


(小オニのダブル!)

「ちっちゃいダブルかー!」

「何でだー!?」

船長と声をあげた。
もちろん2匹とも記念撮影後にリリースしましたよ。

気を取り直して打ち返した5分後、ククンというアタリで乗せて、えっちらおっちら。今度もそれなりの引きだから、キープサイズであってくれーと巻く。再度、船長がタモを持って待ち構える。

浮いてきたのは赤みがかった魚影。ぎりぎりキープサイズくらいだから余裕で抜きあげた。


(キープか?)

やった!やっとオニをキープ出来るー。と思ったところ船長がポツっと、

「フサカサゴだ。」

えっ!オニじゃないの?


(アップで。フサカサゴでした。)

船長の仕掛けに替えた途端の連チャンだったけど、これでタイムアップ。沖あがり。

この日は渋かった。と後で健船長のブログにあったけど、トップは3匹。スイカをくださった隣のみよしの方だったろう。宿に戻った時に、もっと釣ってましたよね。とその方に聞いたら、オニは3匹で他はフサカサゴだったそうだ。でもオニは全部キープサイズ。

オニが3匹だったら自分も同じ。
同数で頭だったのに持ち帰りが0とはどういうこと?竿頭なのにオデコを喰らった感じだ。

また来年挑戦してリベンジするぞ。
o(`^´*)

・オニカサゴ : 3 (リリース)
・カサゴ   : 1
・フサカサゴ : 1
・トラギス  : 1 (リリース)
船中0~3
長潮


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