釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2022/07/23 野毛屋)

2022-07-29 05:42:00 | 釣り
今年のショウサイフグの白子シーズンは、盛り上がりなく、どちらかと言えば、厳しい状況のまま終息しつつある。

シーズン中にまだ2度しか乗っておらず、白子を味わったのも2回だけ。
毎年あれやこれやで白子を堪能するところが、今年は圧倒的に食い足りん。
尿酸値のためには良いのでしょうがね。

このままではいかん。

シロギス、タチウオ、マダコと、ここ3回は別の釣りものに浮気してたけど、やはり本命はフグですよ。

分かったような気にさせられてはそっぽを向かれ、たまに優しくなると思えば手厳しいしっぺ返しを食らう。
こんなにヤキモキさせられるのに、やっぱり本命なんですよ。

釣果が伸びず、手強い状況が続こうが、それに立ち向かってこそ釣技が上達するというもの。

シーズンラストになるだろう白子を手に出来るか分からんけど、苦難上等でショウサイフグ釣りに行ってきますよ。


🐡

【食】東京湾産天然マダコのタコ焼き 2022-2回目

2022-07-25 06:10:00 | 釣魚料理
野毛屋さんで仕入れた東京湾産天然マダコを刺身、唐揚げ、タコ飯で堪能した1週間後、タコ飯と双璧を成すマダコ料理を仕立てますよ。

お待ちかねのタコ焼きですぜ。


(茹でたてね。)

家族4人で80個焼く勘定で足1本を5つに切ると、

 8×5=40 
 40×2=80

でマダコは2杯必要な計算。

計算通りに足を切り分けて、余った胴は刺身として摘まみましょう。


(準備オッケー。)

道具と具材を整え、傍らに自分はビール、かみさんと子供らにはサワーをスタンバイ。

いざ、焼きに入る。


(香り立つ。)

穴に対して半分くらい生地を流し入れてマダコの切り身を投入、追加の生地で溢れさせる。

そこに天かす、紅しょうが、小ネギを満遍なく散らし、焼きあげる。

もう手慣れたものね。


(1回で30個焼けます。)

生地が焼けたら半返しからの全返し。
綺麗な球体に仕上げますよ。

ジュージューという音と共に食欲を誘う良い香りが立ち上る。

堪らんね。


(完成。)

各自で取り分け、タコ焼きソース、マヨネーズ、青海苔、かつお節を振り掛けて完成。

ビールをグラスに注いで、いざゆかん!


(寄りで。)

熱々をハフハフしながら一口でいくと、外サク、中ふわ、マダコはクニッと柔らかい。
天然マダコは味が濃いから鼻腔に抜ける余韻までもが旨い。

4人で80個をペロッでしたよ。

冷凍庫には在庫が8杯。
まだまだタコパが出来ますぜ。


🐙

【食】マダコの刺身・唐揚げ・タコ飯

2022-07-22 06:44:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのマダコ釣行は、小型主体なものの13匹を揚げて竿頭もいただき、上出来の結果。

釣行当日に3匹を茹でて冷蔵庫へ。
翌日にいただきますよ。


(下ろし途中。)

小振りなものの、3杯あると食材としてそれなりの量になる。

ちなみに、タコとイカは生きてる時は「匹」、食材になったら「杯」と数えるそうだ。


(ヤバ旨。)

マダコの刺身。

切りつける時から柔らかいのが分かった身は、茹で時間が短いから半生食感で旨味が濃い。

「旨っ!」

家族皆で唸る。
タコ好きの次男は箸が止まらんよ。

さすがは東京湾産天然マダコ。
こいつの旨さはヤバいぞ。

冷凍庫に在庫があっても更に仕入れに行きたくなる。
冷凍庫をこいつで埋めつくしたくなる旨さだね。


(ビールに合うね。)

マダコの唐揚げ。

下味を着けて片栗粉をまぶし、少い油で揚げ焼きにして仕立てた。

香ばしいニンニク醤油にタコの旨味が合わさって、最強だ。

多いかな、と思った量がどんどん減っていく。
ご飯のおかずにはならないけど、アテに最高だね。


(参りました。)

タコ飯。

炊きあげる時の香りからして既にご馳走だ。

我が家の具は、タコ、油揚げ、ショウガと至ってシンプル。
その分、天然マダコの風味が際立つよ。

皆で唸りながらかっ込む。
毎度絶品ですぜ。


(集合写真。)

3杯分のマダコを堪能したのに、翌日は顎が筋肉痛にならなかった。

それだけでも東京湾産天然マダコの柔らかさが知れるでしょう。

勇治船長が言っていた「夏は小型が旨い」は本当だね。


🐙

【釣】コツコツ重ねて上出来のマダコ釣り (2022/07/08 マダコ 野毛屋)

2022-07-19 06:26:00 | 釣り
野毛屋さんへの平日マダコ釣行は4:50着で9番目。
マダコ船は予約時点で4名だったし、フグ船の予約も少ないようだ。

釣り座は舳側から埋まってたところ、左舷大艫をチョイス。
人数が少ないから席の優劣は気にしませんよ。


(毎度。)

マダコ釣りは約1年振り。

初めてでツ抜けたし、以降の戦績も悪くないから得意科目のような気がする。

湾フグと言い、我慢強く愚直に誘いを繰り返す釣りに性が合うのかもね。


(潮はこんな感じ。)

早々に船に行って準備。
お客は5名だから全員を左舷に寄せたようだ。
ドテラ流しになるだろうから釣り座の不利は解消するな。

胴の間では勇治船長も竿を出すようで操船リモコンがセットされてる。


(本日は第二忠丸ね。)

左舷大艫だと海水循環が出ない。
昨年は後ろ2席くらいだったのが、今回は4席まで広がってる。
足元が濡れないから良いけどね。

仕方がないから桶は右舷側に置いて、釣れたら納めに行くか。

定刻に出船。
釣り場の富岡沖は近いから移動時間は10分くらい。


(出船。)

マダコ釣りは掛けバリが大きいタコ用のエギ、タコエギを底でユラユラ揺すってマダコを誘う。

オモリを底から浮かさないように一定のリズムで竿先を上下させてタコエギを揺らす。
「ダダダダダ」と叩くようなアクションよりも、「コツコツコツ」と揺らすのが良いそうだ。

間近で勇治船長の誘いを勉強させて貰いましょう。


(タコエギのラインナップ。一番左はDAISOの100円エギね。)

勇治船長を含めて左舷に6名が並んで釣り開始。

ヒラヒラのお飾り着きのリーダーにスナップにタコエギ2本をセットして投入。

着底し、誘った瞬間に違和感を感じて底を切ると柔らかなものをかすめた感触。
根じゃなくてマダコの着乗りだったか。
すかさず落とし直して誘うも反応なし。

その間、舳側で船中1匹目が揚がる。
ファーストヒットを逃しちまったぜ。


(釣り開始。)

気を取り直して誘いを再開。

1年振りだと勘を取り戻すまで時間が掛かるな。
少し前にキャストして竿先を上げて、底に着いたオモリを立てたり寝かせたりする感覚でコツコツと誘う。

船はドテラ流しだから、ラインは正面に払い出されていく。

誘い続ける中で重みを感じて、来たか!とほくそ笑み、誘いを続ける。
小振りだろうけど、確かに重みを感じる。
着いてるね、乗ってるね。

ラインを巻いて竿先を下げアワセの幅を確保、オリャ!と大アワセをくれると乗った!

抜き揚げたのは、


(タコエギダブル。)

ラインにオモリ付きのタコエギ2つ。

綺麗だったから最近根掛かったのでしょう。
ありがたくコレクションに加えさせて貰いますよ。


(少々風あり。)

船中ポツポツとマダコが揚がる。
型は中・小型が多い。

勇治船長も操船の傍らで誘ってマダコを抜き揚げる。
さすがだ。

コツコツとリズム良く、エギがしっかり動くように誘いのコツが掴めて来てかな、と思ったところに重みを感じる。

仕掛けに布を被されたような感触でだんだん重くなる。
今度こそ、着いてるね、乗ってるね。

オリャ!の大アワセでグイーンと竿が曲がる。
乗ってるよ。


(7:55に1匹目。)

300gくらいの小型のマダコ。

首根っこを押さえて右舷の桶に仕舞いに行く。

1匹獲れると感覚が掴めるし、誘いも迷いがなく愚直に続けられる。

すると、ポンポンポンと3連発。
右舷との往復に忙しいぞ。


(右舷に置いた桶。)

マダコがいる場所は固まってるようで、誰かが釣ると連続で揚がることが多い。

乗りがない時は小突く、ただ小突く、ひたすら小突く。


(9:05に5匹目。)

なかなか大物が出ないけど、勇治船長曰く、

「夏は小さい方が旨いよ。大型は身が痩せてて皮ばっかだから。」

とのこと。
足らない型を数で補えば良いか。


(マダコ船を多く見掛けるね。)

暫しアタリが遠退いたものの、愚直にコツコツコツを続けると、本日2度目の3連チャンがある。

ポンポンとマダコを抜き揚げる都度、勇治船長が「おおっ!」と声をあげてくれるよ。

楽しいー。


(11:27にツ抜け。)

湾フグのアカメフグみたいに微かなアタリを取ってガツン!ではなく、来たかな?乗ったかな?から大アワセでムニーンという手応え。

掛けてはただ重いだけで釣り味の面白みはないけど、来たかな?からムニーンのやり取りがクセになるね。


(午後には晴れ間が。)

午後になると勇治船長から衝撃のアナウンスが。

「安倍さんが撃たれた❗心肺停止だって❗」

船中皆で「ええーっ❗」と驚愕し、ネットニュースを確認する。

この日本で銃撃なんてにわかに信じられなかった。
安倍さんのご冥福をお祈りします。


(洗濯ネットに入ってます。)

ショッキングなニュースに接しても手は止めず、コツコツと誘い続ける。

午後を回ってペースが落ちるも、ポツリと追加。

協定で14:30あがりとのことで定刻に終了。


(本日のマダコ。)

結果は13匹。

同数が3人で一応竿頭だ。
うち1人は勇治船長で、操船の傍らで釣ってこの釣果はさすがだ。

16打数13安打は悪くない打率かな。
数も自己記録を更新だ。

型は一番大きくても500gくらいだから小型が揃ったものの、夏は小ダコが旨いそうだから満足ね。

根掛かりは1回でエギのロストは2つ。
サルベージした2つがあるからプラマイ0ね。


(沖あがり。)

これだけ獲れれば食の楽しみは約束されたな。

最低あと1回は乗って、正月の在庫まで確保しようかな。


・マダコ : 13
・タコエギ: 2
船中6~13
小潮


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【釣】釣行前記 (2022/07/08 野毛屋)

2022-07-15 06:08:00 | 釣り
東京湾のマダコ釣りは4月に富津沖、6月に横浜沖、7月から富岡沖が解禁となる。

富岡沖は根掛かりが少なくて釣り易く、型が良いのが特徴。
常宿の野毛屋さんでは富岡沖の解禁に合わせて、マダイの裏、潮が小さい時のスポットで出船している。

今年ももちろん乗りますよ。
この日を待ってましたよ。

マダコは冷凍保存が利くし、刺身に唐揚げ、タコ飯にタコ焼きと、食の楽しみが多彩。

平日釣行で割り当てを増やして在庫確保に頑張りますぜ。


🐙