釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 9/30(一郎丸)

2017-09-30 06:14:00 | 釣り
前回カワハギ、前々回タチウオと、2回浮気をしましたが、忘れてはいませんよ、と30日(土)はT1さんとショウサイフグ釣行。

一時期のギマが下火になったと思ったら、このところはサバフグが猛威を振るってるようで、そのためなのか、野毛屋さんでは釣果が今一つ伸びてない。


(サバフグはこいつ。)

健船長は色々と作戦を変えて頑張ってくれてるようだけど、T1さんと相談して今回は釣果が好調な、鴨居の一郎丸さんに初見参することになった。


(頼むよショウサイ。)

決して野毛屋さんを身限った訳じゃないよ。
いつかは他船で腕試しをしてみたいと思ってたので、今回、その機会が来たと言うことですよ。

湾フグ釣りを始めて約3年。
野毛屋さんで鍛えた腕で、一郎丸さんの他流試合に挑んできますよ。
できれば健流Tシャツを着て乗り込みたい意気込みなんですよ!
(Tシャツ持ってないし、持ってても着て行けないだろうけど、気持ちですよ。気持ち。)

でも今季はまだツ抜けすら出来てないんだよなー。と、ちょっと不安。


(船宿の目の前に船ですよ。)

で、一郎丸さんナウ。



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【釣】カワハギ 9/22(多希志丸) 「潮の濁りに探し物も見失う」

2017-09-28 06:00:00 | 釣り
残暑見舞ハガキをいただき、その割引きにも釣られて9ヶ月振りに多希志丸さんへ平日のカワハギ釣行。

腰越港に5:30着でも3番目だったから右舷大艫をいただきましたよ。
女将さんによると予約は7名とのこと。過去、腰越沖ではツ抜けすらできていない戦歴だけど、余裕の釣り座は好材料ですな。


(おひさしぶりです。)

多希志丸さんは受付けが終わったら、船長が船の目の前の駐車スペースまで誘導してくれる。
荷物を運ぶ手間がないから楽だね。


(セッティング完了。)

6:30に出船。
波はなく、風もそよそよ程度で、時折雲の切れ間からお日様が覗く、釣りには持ってこいの陽気だ。

釣り場は腰越沖だから移動時間が短い。数分後には釣り開始。


(いざ出港。)

スタート時の仕掛けは様子見で集魚テープとオモリにラバースカートを付けるのみ。

新製品「カワハギゲッチュ」のアサリには、今年のフィッシングショーのマルキューブースで三石忍姐さんから貰った試供品の「ヌルとり5」を掛ける。アサリを浸して5秒間かき混ぜると、あぁら不思議、アサリのヌメリが取れちゃう優れもの。

そのアサリにたっぷりと粗塩を振って固めに締める。
これもフィッシングショーで忍姐さんが、皆さんの想像以上にアサリを締める。と言っていたのを覚えているから。
柔らかい方が喰いがたつ、とも聞くけど、エサを取られづらくしてアタリを出すことを優先するのが狙いだ。


(江ノ島を見ながら釣りますよ。)

仕掛けを落として着底後に1m底を切り、ゆらゆらと誘い下げて行く。
底付近でアタリが出るけど、掛けられない。どうもおチビが多いようだ。

昨年もおチビに苦労したから、どうにかして掛けてやろうと色々と試す。
底で止めるとゲストにヤられちゃうから、ゲストが喰えない早さで上下に誘って、緩めた誘い下げでカワハギに食わす作戦。

思惑通りに何度もアタリがあっても掛けられず、誘いを止めて待つと固く締めたアサリをツルテンにされちゃう。難しいけど、活性は悪くないみたいだぞ。


(やっと1匹目。)

開始から20分。
やっと、誘い下げで出た金属的なアタリで掛けることができた。ギりキープサイズのおチビですがね。

その後はやはりアタリがあっても掛けられない。
誘いに変化を付けても掛けられない。
針をスピード系からハゲ針に替えても掛けられない。
今回は針を買い足してないから、手持ちの在庫で何とかするしかないのですよ。小さい針は持ってないし。

でも、それ以前に何かが合っていないのだろうな。カワハギはこんなにも難しかったっけ?と悩み始める。


(リリースされるゲストを狙って集まるカモメたち。)

中オモリを付けてタタキからゼロテンや弛ませ、更に集魚板も足して、思い付く限りの誘いを試すけどダメ。
アワセのタイミングを変えてもやっぱり掛けられないし、油断するとツルテン、誘いを緩めるとゲストと、いったいどうしろっちゅうねん!
(*`皿´)ノ


(ゲストで唯一撮ったサクラダイ。)

全くアタリがないよりマシかもな。とささくれ立った心を落ち着かせ、最初の宙で上下の誘いに戻して、たまに掛かるおチビを拾い釣りする。

年1回でポンポン釣れるほどカワハギは甘くないと言うことですね。
湾フグばかりにかまけてるのではなく、カワハギの修行もせねばならんと言うことですか。
専用竿のStephano CI4+が泣きますね。

カワハギを追求するぞ。との決意で良いタックルを揃えたんだけど、その後にやった湾フグにドップリハマっちゃったんだよね。


(ようやく満足の型が出ました。)

段々と心が萎えてきた中で、宙の誘い下げで出たアタリから気持ち良く掛けたのは、やっとの良型。

ありがたいー。これで肝にありつけるー。と手返しより血抜きを優先するよ。


(寂しい桶ですよ。)

ここから来るかー。と期待するも、展開は変わらず、ツルテンかゲストかを繰り返す。
そのまま盛り上がりもないまま沖あがり。

1日魚の反応はあったから飽きはしなかったけど、引き出しを隅々までかき回しても釣果に繋がるネタが何も出てこないという状況は厳しかったな。これが今の実力ということでしょう。


(沖あがり時はセイルボードが沢山。)

港に帰って船長と話したら、今日は潮が濁ってて喰うのが遅かった。とのこと。

「今日は慣れた人ほど厳しかったようだね。」

と、慰めてくれたのかな。
年1釣行じゃ慣れてるとは言えないけど、和竿を使ってたお隣の常連さんも苦労してたみたいだったしな。

「喰いが遅いから胴の間の馴れない人でもアタリが取れてツ抜けてたけどね。」

と続きを聞いて凹みましたよ。
更に帰ってホームページをチェックすると、スソの釣果だったし。
( T ^ T )

これは勉強し直してシーズン中にリベンジせねばなりませんな。

・カワハギ : 6
以下リリースしたゲストたち
・ベラ
・トラギス
・サクラダイ
・スズメダイ
・ネンブツダイ
・キタマクラ
船中6~13
中潮


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【食】タチウオの漬け丼・漬け茶漬け

2017-09-25 06:01:00 | 釣魚料理
刺身、塩焼き、タタキ、天ぷら、蒲焼き、と、一通り堪能してもまだ残るタチウオ。連日食卓に並べるには変化が必要になるね。

そこで仕込んだタチウオの漬け。


(1日漬けるのが丁度良いかな。)

漬けダレはフグの時と同様、醤油:麺つゆ:胡麻油=2:1:1に下ろし生姜と下ろしにんにく、鷹の爪。
冷蔵庫で1日漬けていただきます。


(イケますな。)

まずは漬け丼。
フグに比べて身に脂があるから、ご飯と共にかっ込んだ後、口に残る余韻の旨味にコクが加わる。
フグより漬けに合ってる身質だと思えるし、丼として食べた満足度も高い。これはお勧めだ。

更に、そこからの変化で出汁を掛けての、


(堪りませんぞ。)

漬け茶漬け。
やはり身の脂分が良い仕事をしますな。これは癖になる旨さだ。
二日続けていただきましたよ。

漬けにしなかった最後の身は再びタタキに。漬けのタレを掛けたんだけどね。


(バランスが丁度良いかな。)

3日目なんで身もこなれて良い感じ。さっぱりとイケる夏タチはタタキが合うのかな。

更に翌日は漬けの残りで、


(単なる漬け。)

そのまんまの漬け。
ストレートでも、オン・ザ・ライスで丼でも、出汁を掛けたお茶漬けでもお好みのまま。


(ちょっと味が濃かった。)

火を入れて漬け焼き。
2日は漬け過ぎたかな。ご飯は進むけど。

これでようやく完食。
お裾分けして、8匹くらいになっても4日掛かった。何十匹も釣ってしまった人はどうしたのだろう?要らぬ心配か。

今度は脂のりのりの冬タチをたべてみたいな。


・タチウオの漬け丼
・タチウオの漬け茶漬け
・タチウオのタタキ
・タチウオの漬け焼き


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【釣】釣行前記 9/22(多希志丸)

2017-09-22 06:02:00 | 釣り
雨に祟られた今年の夏はアッと言う間に過ぎ去って、気が付けば季節はもう秋。

秋になると釣りものが増えて、楽しみも増しますな。
その代表格が、肝とともに釣果の期待も膨らむカワハギ。
毎年割引券を兼ねた残暑見舞ハガキを送ってくれる多希志丸さんに、有効期限が切れる前、秋分の日を控えた前日に出撃しますよ。


(約1年振りに出撃。)

湾フグにハマってる分、カワハギ釣行は年イチになっちゃってるから、1回でもそれなりの釣果を期待したいところ。


(頼みますよ。)

ここはマルキューの新製品「カワハギゲッチュ」に期待だな。
(他力なのかい!)


(大艫ゲッチュ。)

と、言うことで多希志丸ナウ。


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【食】タチウオの蒲焼き・天ぷら・タタキ

2017-09-20 06:01:00 | 釣魚料理
釣行翌日は、お裾分けしてもまだまだ残るタチウオで、タチウオ尽くしの晩御飯。


(集合写真から。)

メインは2品。

まずは、火を通していただけて、ご飯にも良く合う、弁天屋の女将さんがマイブームだと言っていた蒲焼きに仕立てる。
塩焼きでは柔らかかった身は、蒲焼きならふっくらとして丁度良いと見た。


(良い照りだね。)

これは旨い!
癖がなくフワフワで、ほんのりとした脂の乗りが甘めのタレに良く合う。丼にしてもいいな。
タチウオ料理の筆頭に挙げたい品だね。


(イケますな。)

続くメインは定番の天ぷら。
塩でいただくホクホクの白身は、天ぷらネタとしても申し分ない。
これもタチウオ料理のトップランカーだな。
こちらも丼にしても裏切らないでしょう。


(さっぱりと。)

もう1品はさっぱりといただけちゃうタタキに。
タチウオを細切りにして、みじん切りのネギとミョウガと和えて、白ゴマをパラッと。生姜醤油が良く合います。


(再度集合写真。)

今回のタチウオ尽くしは大満足。
家族の評判も上々で、かみさんは、小骨が多くて扱いづらいタチウオの印象が変わった。と言っていた。
そうでしょう。そうでしょう。

でも、まだまだ残ってるよ。
頑張っていただかないとね。

・タチウオの蒲焼き
・タチウオの天ぷら
・タチウオのタタキ


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