Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

フェブラリーSの展望-その1

2018-02-12 17:34:50 | G1
連対馬の傾向。

14年のコパノリッキーは対象外とする。
例年と比較してあまりにもスローな流れの逃げ残りだったため。

来ない馬
(1)前走、1番人気以外で6着以下。ただし、1年以内に東京1600mを勝っている馬は除く。
(2)前走、前々走とも重賞連対馬を除き、前走、芝出走。
(3)前走、1200m以下
(4)前走、重賞以外(海外重賞勝ち馬を除く)
(5)前走、前々走とも3番人気以内を除き、前走、4着以下。ただし、G1馬は除く。


残った馬
アウォーディー
インカンテーション
カフジテイク
ケイティブレイブ
コスモカナディアン
ゴールドドリーム
サウンドトゥルー
サンライズノヴァ
テイエムジンソク
ノンコノユメ
ヒデノインペリアル
モルトベーネ
ララベル
ロンドンタウン

14頭。

絞れず...

さらに絞ると・・・。

前走1400m以下(主流ではない)
→カフジテイク、サンライズノヴァ、ノンコノユメ
JRAダートG1未経験
→コスモカナディアン、ヒデノインペリアル、ララベル
前走、2200m以上
→今年は該当なし

さらに残った馬
アウォーディー
インカンテーション
ケイティブレイブ
ゴールドドリーム
サウンドトゥルー
テイエムジンソク
モルトベーネ
ロンドンタウン

8頭。


軸選び

モルトベーネ、ロンドンタウンは明らかに格下。
それ以外から。

テイエムジンソクイチオシ!!

G1なので、一応、良馬場でも1分35秒前後、出せるスピードは必要で、
出来れば34秒台も可能と思えるくらいの能力は期待したい。

川崎記念組のアウォーディー、ケイティブレイブ、サウンドトゥルーはダートのトップホースたちだが、
地方中心で、基本1800m以上のタイプ。
アウォーディー、サウンドトゥルーは8歳でもある。
そしてケイティブレイブは印象としてどう見てもスピードとキレのあるタイプではない。
ケイティブレイブは一応、昨年1.35.6で走っているが、その程度だろうと思えば、
勝ち負けレベルでは苦戦も考えられる。

インカンテーションも昨年武蔵野Sを勝つなど、そこそこのスピードはあるが、
今はそこまでという印象で、G1でのスピードでは期待はできない。

ゴールドドリームかテイエムジンソクだろう。

ゴールドドリームは昨年の覇者。
昨秋の1800mのチャンピオンズCも勝ったが、嵌った形のレースで決してベストとは思えず、
マイルがベストの印象は強い。
ただ、若干信頼性が低い位もある。
昨年のこのレースは2番人気ではあったが、押し出されての人気で決して主役の存在ではなかったし、
チャンピオンズCも伏兵の存在であった。
そういう意味で(1番人気のはずの)初めて主役で迎えるG1である。
人気になりやすいタイプの印象もあるが、実は1番人気になったのは8戦中3回。
そのうち、勝ったのは1度だけである。
勝った残りの5回は1番人気ではない。
人気になり過ぎると負け、そこそこ人気で走る気まぐれタイプ。
もちろん、人気はゴールドドリームの問題ではなく、馬券を買う側の問題という事もあるが、
人気の中心でしっかり走った実績はほとんどないというのは事実としてある。
もちろん有力で次点扱いにはするが、イチオシからは外す。

そこで、テイエムジンソク。
不安材料であった左回りは近2走でこなせるレベルにはあるとみて良いだろう。
マイルと芝スタートが初めてな部分がどうか。
芝スタートは不明で、何とも言えないし、もしかしたら致命的な...という事もあり得なくもないが、
そこは置いておく。
マイルに関しては小回りコースの実績ではあるが、1700mで好タイムを出せていて、
しかも自分で引っ張っていて出しているので、マイルの距離に関してはむしろ歓迎なくらいだろう。
また、レースぶりからも変に溜め逃げするよりは速い流れを作って押し切るレースの方が、
持ち味が活きるタイプでもある。
恐らく2番人気になるので、オッズバランスとしては良いという事はないが、
一応、ゴールドドリームが人気をある程度は背負う1番人気と思えば、馬券的には狙いは成立する。