ワンコ生活スタート

家族三人と元保護犬ソニアの生活の記録

忘れてはならない経験

2024-03-12 05:55:54 | 日記
2月19日から3日間、小腸炎で入院しました。ご心配のコメントをくださりありがとうございました。
今はもうすっかり回復して元気に過ごしています。


入院した前回の記事のタイトルに、「悲劇」と書いてしまって、ちょっと大げさだったかな?!と思ったけど、病院からの請求書を見てやっぱり「悲劇」と書いて正解だったと思ってしまいました😅

ヒィ〜😱

でも加入している生命保険の入院給付金等でなんとかなりそうです。本当にありがたいことです。


そして今回の入院では、それ以上に大変貴重なことを沢山学べたと思っています。




MRIを待つ私の横を緊急対応で通り過ぎていった私と同年代の女性

看護師さんやドクターの会話が聞こえてきて、この女性は卵巣がんと脳腫瘍を患っていて卵巣も破裂しているとのことでした。鎮痛剤で眠っていたのかもしれませんが、意識がなく私のように痛みを感じることすらありませんでした。


素人の私が見てももう長く生きられないだろうと容易に想像がつきました。

私はその時お腹が痛くて辛かったけど、この痛みでさえ感じることができることは幸せなことだと思いました。


彼女は、最期に何が言葉を残せる力は残っているのかな?

彼女には、ご家族はいるのかな?
ご両親は?
ご主人は?
お子様は?
友達は?
誰かを残していくにはあまりにも若すぎる…

色々なことを考えました。


彼女と私を隔てる境界線


私だって、いつこの境界線をこえてあちらに行くかもわからない…


その時は腹痛の原因もわからなかったこともあって、とても不安で、そう思いました。


腹痛の原因がわかって、ほっとした時も、小腸炎ごときでこんなにも手厚い医療が受けられていることが本当に幸運でありがたいことだと痛感しました。


改めて私を取り巻くすべての、人、物、事に感謝しました。


同年代の女性の消えそうな命を目の当たりにして、遅かれ早かれいつか自分にもその時が来ることを思い知りました。


昨日は、3月11日
13年前、多くの命が地震やその後の津波によって奪われてしまいました。
さよならも言えないままどんな気持ちで旅立ちを迎えなければならなかったのか、さぞ無念だったろうと心が痛みます。

私にも、明日やってくるかもしれないその時

だからこそ生かされている今を大切に、自分自身の心と体の声に耳を傾け、 周りの人たちに感謝の気持ちを忘れず、今できることをして、最期の時に後悔しないように一生懸命生きていたいと今回の入院で思いました。



退院して家に着くと、ソニアがいてくれました。



お腹を撫でると、ソニアのお腹がゴロゴロと鳴って、私のお腹もゴロゴロとなって、二人でリラックス〜

入院中、便秘だった(腸炎で嘔吐は激しかったのですが)のが一気に解消しました。
不思議な癒やし効果です。



このオシリからはみでる足もかわいくて癒やされます🥰
大切な私の家族です。








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