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チョウ目録

アサギマダラ

2023-10-13 22:11:27 |  マダラチョウ亜科

埼玉県毛呂山町 10.OCT.'14

 

 

東京都国分寺市 1.JUN.'22

 
北上の時期に同市にて会える事は少ない。
 
 

同市 18.OCT.'09

国分寺市初見。

 

同市 21.OCT.'22

 
 
(右上) 幼虫 同市 11.NOV.'19
 
 
我家のキジョランにて。
 

 

幼虫 東京都国立市 13.NOV.'11

A

 

B 

ガガイモにて A B 2幼を発見できた。

ガガイモからの例は少ないと思われる。

 

A B 23.NOV.'11

左:A ガガイモのまま飼育。 右:B キジョランに変更。

ガガイモよりキジョランの食餌の進みは明らかで 成長も良い様だ。

またキジョランに変更した個体は ガガイモに反応しなくなった。

更に A B 両個体にキョウチクトウを試してみたが反応しなかった。

キジョランへの嗜好性は明らかだ。

 

A 1.DEC.'11

A B ともキョウチクトウを食餌。

キョウチクトウには反応しなかったが 偶然容器内に残っていた少し萎びた状態のキョウチクトウをかじったので 同様な状態のものを与えてみたら食餌した。

 

B 9.DEC.'11

水分を補給していない葉を選択するようだ。

 

前蛹 A 10.DEC.'11

フィールドでの個体と室内飼育とでは体色差が大きい。

 

 A 11.DEC.'11 蛹化

幼虫期の約半分の期間にキョウチクトウを与え 小型になったものの蛹化失敗はしなかった。

 

A 8.JAN.'12 羽化

キョウチクトウの影響か低温が原因なのか やや羽化不全を起こした。

蛹形には問題が無かった。

 

B 21.JAN.'12 羽化

キジョランを与えた影響か ♂であるにもかかわらず ♀の A より大型に成長した。

 

 

東京都八王子市 11.OCT.'23

 

同産地 13.OCT.'23

 

同市 4.DEC.'11

越冬地端付近で得た個体だが 特筆すべき点として12月の成虫は少ないと思われ 更に標高が 800m 付近でもあり 終見の記録となろう。

 

 同産地 5.DEC.'11

上記八王子市産の個体より キョウチクトウを使用し採卵。

キョウチクトウにも産卵刺激物質が含まれている様だ。

後の孵化幼はキョウチクトウに喰い付く事ができなかった。

食痕は上記国立市産幼虫による。

 

 

東京都町田市 10.JUN.'09

 

同産地 26.SEP.'14

 

同産地 5.OCT.'17

地面に口吻を伸ばしていた。

 

同産地 8.OCT.'12

 

同産地 8.OCT.'14

 

同産地 12.OCT.'15

 

同産地 21.OCT.'12

 

同産地 21.OCT.'12

 

同産地 1.NOV.'17

地面に口吻を伸ばしていた。

 

同産地 3.NOV.'13

吸蜜源が減少する中 この時期チャノキが選択されているのを目にする。

 

 同産地 14.OCT.'12 

 

同産地 6.JAN.'14

 

同個体 12.FEB.'14

卵殻内の幼虫が見える様になった。

 

同個体 12.MAR.'14

一ヶ月でやや濃色になったものの フィールドより高温な中 実にスローな発生だ。

これで約4ヶ月の卵期と推定される。

 

同個体 12.APR.'14

卵殻内の変化は無さそうだが カビが生え始め 死亡と見なす。

 

同産地 9.JAN.'18

 

同産地 9.MAR.'14

 

微かに幼虫が確認できる卵。

卵越冬はあるのだろうか?。

 

幼虫 同産地 6.JAN.'14

11月以降 2齢に成長した個体が次々と失われ 見る度に小さな2齢が確認できる。

秩父の夜祭りさんによる 同日産まれた卵に1ヶ月以上の孵化誤差が生じた例や 食痕の大きさでその事が理解できる。

 

同産地 9.JAN.'18

 

同産地 27.JAN.'13

休眠の為か台座を作っていた。

 

乳液にまかれない為であろうか 既知の通り円形に乳液を遮断して その内側を食餌するので独特の食痕が残るのだが 乳液が放射状に溢れ 内側に入ってこないその技に感心させられる。

 

同産地 9.MAR.'14

積雪による圧死と推察できる個体の内 1齢を3幼確認した。

残念ながら生体には会えなかったが 1齢越冬個体の存在は確実だろう。

 

 
 
脱糞中の2齢(右)。

卵(左)が孵化できれば卵越冬した事になる。
 

同産地 9.MAR.'19

脱皮直後の3齢。

 

同産地 10.MAR.'13 

キジョランの葉が水平に開いてきて 幼虫がさらに活動的になってきた。

 

同産地 24.APR.'11

既にキジョランの葉をほぼ喰い尽くし 葉柄をかじっている。

渡りには食草の枯渇を回避するメリットがあるのだろう。 

 

同産地 2.MAY.'10 

 

 

神奈川県相模原市緑区 31.OCT.'09

 

幼虫 同産地 27.OCT.'12

ガガイモにて。

個体数が多い場所なので 容易に産卵例を見出せるものと思ったが やっと1幼虫のみ発見できた。