ケイシロウとトークアバウト

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父よあなたは馬鹿だった

2019-09-30 03:49:00 | 日記



眼鏡の痩せっぽちDQN女、オノウコ。
普通でさえ金の無い生活を、
オノウコのガチに高い馬鹿タレ私立高校の学費の為、
家は、
激貧の底に沈んだ。
オノウコの母、ママウコは、
オノウコが死ぬように、毎日、お百度を踏んだ。
が、
オノウコの父、パパウコは、
オノウコの為なら、自分の命捧げると告白する程に、オノウコをかわいがった。

そんなオノウコの高校時代、
ママウコは、
電気代節約の為、
テレビを見せなかった。
そこで、
パパウコは、
オノウコかわいさの為、
紙芝居をしてやった。
それは、
ドラマ、天気予報、歌番組からCMまで、
多岐に渡るモンやった。

近所で、
地区の野球大会があった。
自称、元高校球児のパパウコは、喜んで参加した。
そして、
ヒット打ったのはいいけど、
一塁に走らずに三塁に走って、ヘッドスライディング‼️
そのまま、死んだように動かなくなった。

パパウコは、よく、
近所の神社に行った。
そして、
宝くじ当てなかったらもう来ませんと祈った。
この祈りは、
15年の時を経て、
今も続けられている。

毎日のように、
ママウコに首を絞められるオノウコ。
その度に、
パパウコは、
ママウコの暴力がおさまりますようにと、
仏壇に手を合わせた。

そんな父親やけど、
オノウコは、
パパウコが大好きやった。



真夜中のオヤジ達

2019-09-29 00:18:00 | 日記



ケイジロウと同じ歳のカイ君が体験した話。
カイ君14歳。
まりやぎ似の姉しのぶが16歳。
しのぶの凶暴な性格を抜きにしたら、
カイ君の家は、
ほぼ幸せ一家と言えた。
両親のやさしさ、
ことの外、
父親がやさしい。
そんな大好きな父親やけど、
どういう訳か、
決まって夜中の11時に、出かける。
母親は、
後をつけたら小遣いやらない、と、釘を刺している。
しのぶは、
後をつけたら、
お前自身が消える、と脅した。
更にしのぶは、
尾行したら、呪われるとまで言う。
カイ君は、
気が強いので、
そう言われれば言われる程気になる!

ある夜、
カイ君は、
具合が悪いから早く寝ると言い、自室にこもった。
しのぶは、
体が火照るから、彼氏とホテルに行く言うて、出て行った。
母親も早く寝て、
父親は、
当たり前のように、
11時に、外に出た。
が、
カイ君が、
起きておきてを破った!
ズバリ、
父親を尾行した。

父親は、
カイ君に尾行されてるとも知らず、
たくさんのオヤジ達とともに、
アイススケートのリンクがあるスポーツ会館に入った。
カイ君も、
誰もいなくなったことを確認して、侵入した。

カイ君は、
愕然とリンクを見た。
そこには、
たくさんのオヤジ達が、
浅田真央の格好して、スケートしていた。
もちろん、
カイ君の父親が混じっていたことは言うまでもない。
カイ君の目に涙がにじんだ。

そんなカイ君の横に、
いつの間に来たのか、
しのぶが並んだ。
しのぶは言った。
「だから言ったろぉ?自分が消えるって」
確かに消えた。今までの自分は。
そして、呪われた気分やった。
でも、
笑っても泣いても、自分が選択したこと。
やから、
涙に濡れた顔を、無言でしのぶから背けた。
しのぶは、そんなカイ君を見て、
「お前も、大人になったな」と呟いた。
カイ君は、
ただただ、父親が情け無い。
しのぶは言う。
「男はな、外に出たら七人の敵がおるんや。そんな敵と死にものぐるいで戦っとんや!あいつらは」
カイ君はしのぶとともに、
改めて、
氷上の浅田真央オヤジ達を見る👁👁
しのぶは言う。
「カイ、こいつら本当に、美しいやないか!!」
カイ君は、
どこが❓と思った。浅田真央が知ったらキレるぞ、とも思った。
が、
ここは大人しくしのぶを立てた。
しのぶは「マック行こうぜ!お前のおごりで」と言う。

二人がスポーツ会館を後にする時、
カイ君は言った。
「大人になるとかならねえとか言う前に、俺が、テレビでこれから、浅田真央を見ることはねぇんだよ😡」



コーン蹴り坊やの悲劇

2019-09-27 20:18:00 | 日記



中学二年生ぐらいやろか?
小柄でありながらも、
どこか、
気の強さを表すような、
ムスっとした顔付きで、
毎日曜日の朝から、
工事現場に置いてあるコーンを、
ひたすら蹴りまくる男の子がいた。 
人は、
この少年を、コーン蹴り坊やと言って、
相手にして徳にならない人達の一人として、
それなりに接した。(わかりやすく言って、見て見ぬふりをした)

ある日曜日。
この日も朝から、
コーン蹴り坊やは、
人の迷惑顧みず、
とにかくコーンを、
ガンガン蹴っていた。
すると、
離れたところに、
パンダ🐼ちゃんマークのコーンが置いてあった。
コーン蹴り坊やは、
このコーンのそばに来て、
蹴りまくった。

そこに、
物凄いデブい女子高生が現れて「やめなさい!」と注意した。
コーン蹴り坊やは、女子高生に、
「やかましい!白鵬」と言った。
女子高生は、キレて、
「誰が白鵬や!!誰が白鵬や‼️」と叫んで、コーン蹴り坊やをド突いた!
そして「みんな来なさい!」と掛け声すると、
あちこちからデブい女達が現れて、
コーン蹴り坊やを、囲んでしまった。

このパンダ🐼ちゃんマークのコーンは、
とある女子高生達の手作りコーンやった。
それを、
コーン蹴り坊やは、
引越しのサカイの広告用コーンだと無理矢理勘違いして、
今回の悲劇をもたらした。




Why😳?ピカチュウ😿Why😳?

2019-09-27 03:12:00 | 日記


ケイジロウの兄、ケイイチロウと同じ歳で、
ブサイクな四角顔に斜視(いわゆる、ガチャ目)の熊太郎と言う、
空威張りと自慢話に明け暮れて、
多くの人達に嫌われている男がいた。
この男には妻がいたが、
他のイケメンと駆け落ちしてしまった。
その為、
十歳の一人息子のノック君を、
ひとりで育てないといけなくなった。
ノック君は、
卵顔のちびっと知恵遅れした子供やった。
それでも、
熊太郎とノック君は、
ガチな仲良し親子やった。

ある日、
ポケモンのキャラクターイベントがある事を知った熊太郎は、
ノック君と喜んで、やってきた。
そこには、
デカいピカチュウの模型があり、
熊太郎は、
ノック君を驚かそうと、
ピカチュウ模型の口に手を入れた。
そして、
「ピカチュウに噛まれた!ピカチュウに噛まれた!」と叫んだ。
ノック君は、大喜び!!
熊太郎は、満足して、
手を出そうとした時---
手が出ない😱---手が出ない😱😱---手が出ない😱😱😱
熊太郎は、パニくった。
他の子供がピカチュウ言うて近付いて来たら、
「見よろおが❗️」とガナって、追い払った。

手が出ないまま、1時間が過ぎた。
熊太郎は空腹を覚えた。
それで、
ノック君にカロリーメイト買って来させた。
ノック君は、
熊太郎にカロリーメイトを食べさせてあげた。

手が出ないまま、更に1時間が過ぎた。
熊太郎は、
小便したくなった。
それで、
ノック君を通して、
ひとり千円の約束で、十人の子供達に囲ませて、
ノック君がDAISOで買ってきた安鍋に、オシッコした。
その際、
ノック君が、
熊太郎のおシモを握ってあげた。

手が出ないまま、更に1時間が過ぎた。
熊太郎は、
手に激しいしびれを覚え、頭もふらついて来た。
そして、
膝を着いて、白眼剥いて、
「ピカチュウ!お前というやつは---」と呟いて、気絶した。

俺は、
その後の熊太郎のことは、詳しく知らない。
が、
人様から、
100%馬鹿にされたであろうことは、
想像に難くない。




落とし玉

2019-09-25 23:41:00 | 日記



シゲオという、
派遣期間労働者がいた。
彼はかつて、
建設コンサルタントの営業やったが、
リストラされた。
それで、
食いつなぎの為に、
期間契約で、
日本全国を渡り歩く、
派遣労働者となった。

シゲオには、
ヒロキという一人息子がいた。
17歳やった。
ヒロキが中学を卒業すると同時に、
母親は、男をつくって逃げた。
そんなヒロキは、
正月の、
シゲオのお年玉🧧が、何にも増して、楽しみにしていた。
なぜなら、
むちゃ法外にいただける🤗から。
シゲオは無趣味の上に、
酒もタバコもしない。
やからこそ、
ヒロキのお年玉は、
豪華絢爛になるんやった。

ある日、
シゲオは、腕を複雑骨折して、
重労働が出来なくなった。
賃金や工場の慰謝料は、
様々な出費に底をついた。
金がない!
でも、
正月には、ヒロキを失望させたくない。
シゲオは、煩悶苦悶して、
心の内に、のたうちまわった!
「お年玉🧧や!お年玉🧧や!お年玉🧧や!」
この切迫した呟きは、
呪文と化した。

元旦。
シゲオの帰りを待っていたヒロキは、
玄関の開閉音に、心が踊った!
と、
そこに、
女装に暑化粧した、シゲオが入ってきた😱
そして、
内股で歩いて「おとし玉よ」と言って、
デカいドンキホーテの袋を差し出した。
袋には、
マジックで大きく[謹賀新年]と書かれていた。

ケイジロウ、
この袋の中身のことやけど、
はっきり書いたら、
ブログ凍結をいただくさかい、
シゲオの訳あり内股に答えがあるとしか言えない!
ただし、
どんなモノにしろ、
シゲオのヒロキに対する愛情以外には、
何も無いことを付け加えておく!
が、
そんなシゲオの心悲しく、
ヒロキは、
「いるか😡こんなおとし玉‼️」と、黙ギレした。