ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

桜が咲いた😱

2021-03-31 22:07:00 | 日記




ノムラという名の一家があった。
夫ヨシオと妻キョウコ、
長女ヨシコと次女マサヨの四人家族やった。

ヨシコは、
中学時代に破傷風になって以来、
引きこもり気味になり、
毎日を、
野村芳太郎(のむらよしたろうと読む。昔の有名映画監督)の映画DVDを見ることに、
明け暮れた。
ナンデ、
野村芳太郎か?ということやけど、
名字のノムラということに始まり、
破傷風(「震える舌」)の恐ろしさを経験しつつ、
それが宿命(「砂の器」)だと思い込んだことからの答えを、
そのまま、
野村芳太郎に求めたんやと思う(多分🤔❓)。

そんなノムラ家やったけど、
事件が発生。

キョウコが、
不倫していたことが、
マサヨの目撃で発覚。
ヨシオは、
キョウコを責めることなく、
「誰だって浮気くらいするさ」となぐさめた。

が、
桜が満開の夜、
キョウコ宛に、
「お幸せに」という置き手紙残して、
近くの川に入水自殺をした。

キョウコは不倫相手ムラノと再婚して、
姓もノムラからムラノに変えた。
ムラノにも子供がいたので、
ヨシコは、
始末される(「鬼畜」)んやないか😨という被害妄想から、
平常心失って、
精神病棟で過ごす羽目になった。
すべてを、
野村芳太郎に求めた結末やった。

7年が経った。

マサヨが、
ヨシコのところにお見舞いに来た時、
何気なく、
継父ムラノが、
キョウコ宛に書いたものの、
そのまま隠していた手紙の話しをした。
ヨシコは、
野村芳太郎の「配達されない三通の手紙」のことを考え、
父ヨシオは、
二人にポアされたんやないか🤔❓と疑い、
そうなんだ😦と勝手に信じ込んだ。

ヨシコは退院しても、
実家には帰らずに、
親戚の家で暮らすことを選択した。

翌年。

満開の桜咲き乱れた夜、
ナニモノかの気配に目が覚めたキョウコは、
玄関まで行って確かめたが、
異常なかったので、
気のせいかと軽く笑って、
振り返ったら-----

------学生服に地下足袋、頭にはちまき巻いて、小型懐中電灯を左右に結わえた、
ヨシコが立っていた。
両手には、
ぴこぴこハンマーが握られていて、
「祟りじゃ!八つ墓の祟りじゃ!!」と叫んで、 
キョウコをぴこぴこハンマーで袋叩きにした!
そして、
家のモンを無差別に、
ぴこぴこハンマーで襲い、
「祟りじゃ!八つ墓の祟りじゃ!!」と叫んだ!

後で、
警察と精神科医に連れて行かれる途中、
ヨシコは、
「祟りじゃ!八つ墓の祟りじゃ!!」と叫びまくったが、
精神科医は、
「わかった。わかった。野村芳太郎はそのへんにして、是枝裕和を見よう」と声掛けして、
連れて行った。

ムラノはマサヨに、
「ああ、驚いた😳映画は危ない。映画見るよりソシャゲしろ!」と言い付けた。




ふたつの心にひとつの体😱

2021-03-30 22:45:00 | 日記



(画像はイメージです)

最初に、
レフティが仮免取ったよケイジロウ👍
すぐに、
路上実習。
どうせ車ぶつけても、
自動車学校の手出しやから、
気が楽やと、
レフティは語っていた。

本題や。

今から5年前の今くらい。

カッちゃんが高校生やった頃、
驚天動地に仲良しのマモル君と、
毎日つるんで、
遊んでいた。

マモル君は、
優しくてガチにエエ奴やった。
けど、
よく、
顔を腫らして登校することが気がかりと言えば気がかり😧

そんなある日、
両親が留守だから、
家に遊びに来いと誘う。
カッちゃんは、
喜んで、
その招待を受けた。

二人でテレビゲームしてたら、
慌ただしく玄関で音がする。
同時に、
マモル君の表情が曇った😨

すぐに、
部屋のドアが開けられ、
ビジネススーツ着た親父が、
「ゲームばっかりしやがってこの唐変木が‼️」とガナって、
マモル君を蹴りまくった😱
カッちゃんは驚いて「マモル君‼️」と叫んだ!
そしたら親父は、
カッちゃんの口真似して、
「マモル君‼️」と叫んで、
カッちゃんにビンタ喰らわして、
出て行った。

鼻血を出したカッちゃんは、
スマホ出して、
弁護士相談をググった。

そこに、
女装した厚化粧の親父が入って来て、
マモル君を抱きしめ、
「息子にこんな真似して、ケダモノが🤬‼️」と叫び、
嗚咽しながら、
「いつか母さんと出ていこうねマモル」と言って、
泣きながら、
出て行った。

カッちゃんが驚き呆れているところに、
少し化粧の残ったスーツ姿の親父が来て、
「家を出るだと⁉️アバズレの売女が‼️」と叫んで、
椅子を持って、
窓ガラス叩き割って、
出て行った。

カッちゃんが青ざめた表情で、
「俺、帰る」と言うと、
マモル君は、
「嫌だ!帰らないで!!」と取り乱した。

そこに女装した厚化粧の親父が来て、
砕け散った窓ガラスを眺め、
「ケダモノが‼️今に神の裁きがくだるわ‼️」と叫んで、
出て行った。

カッちゃんは、
父親の人格が来る前に、
逃げ帰った。

後に、
カッちゃんの父親の通報で、
マモル君は保護され、
父親であり母親である者は、
隔離施設へと、
送られた。


浪浪(ろうろう)なる老老(ろうろう)介護😭

2021-03-30 00:27:00 | 日記




高齢化社会突入!!

そして、
その副産物としての老老介護。
その大変さと過酷さの記録です😢

60代後半のナミコは、
90代の母チヨミの老老介護に苦労していた。

その日も、
金メッキの車椅子に王冠被ったチヨミを、
ナミコが押していた。
チヨミは元気に、
「日が暮れる前に世界一周するんだよ!!」と声を張り上げた!
ナミコは鼻で笑い、
「押してもらってるんですもんね。なんとでも言えるわ」と嫌味。
チヨミは、
押し方が上手くなったわね。素晴らしい推しメンだわ」とほめると、
ナミコは、
「訳のわからんほめ言葉とかうれしくないわ」と言い返した。

しばらく歩きながら、
ナミコは、
「あたしたち、ずいぶん、長く生きた気がする」と呟く。
チヨミは、
「そうやな。確か、乃木大将が亡くなられた時に、無理心中しようとしたわいな」と言うと、
ナミコはキレて、
「乃木大将ですって⁉️そんな昔に生きてたはずないわ❗️明治時代やないの😡⁉️」と声を荒げた!
チヨミは、
「樋口一葉のお札持ったら勘違いするもんさね😠」と食ってかかる。

ちびっとギクシャクしつつも、
当て所無く歩きつつ、
ナミコは、
「アスファルトの道は膝を悪くする」と呟くと、
チヨミは、
「45年前のサイゴン陥落に比べたらそんなもん😏米軍が撤退すると同時にベトコンが来たんやから」と言うと、
ナミコは、
「おったんか⁉️お前😡」と言い返した!

風が強くなったので、
ナミコは車椅子を停めた。
そして、
「ああ、娘が代わりにしてくれたら」と泣き言を漏らした。
そしたらチヨミは、
「あんなピテカントロプス(直立猿人のこと)に押されたら、初盆を迎えることになる」と言った。
ナミコはガチギレして、
「人の娘つかまえてなにがピテカントロプスよ😡失礼な🤬‼️」と叫んだ!
チヨミも負けずに、
「どんな男と結婚してあんなウドの大木が生まれるんだか🤔❓キングコングのDNAが混ざっとんやねぇの⁉️」と言い返す!

そしたら、
ナミコが目を閉じ、
苦しそうに腹に手をやった。
チヨミは、
「こんなところで妊娠するなよ」と声掛ける。
ナミコは腹を押さえたまま、
「お母さん。うんちが出たわ」と言った。
チヨミはぶ然として、
手持ちバックから画用紙を一枚出して、
「拭いて来なさい!!」と厳しく言った。
ナミコはガチギレして、
「画用紙でケツを拭けと言うの😡⁉️平手打ちカマすわよ‼️」と大声出した!
チヨミはバックから印籠を取り出して、
「控えなさい‼️」と叫んだ!
印籠にはカタカナと漢字で、
『ヴィクトリア女王』と書かれていた。
ナミコは、
うやうやしくお辞儀した。
でないと、
泥沼になることを、
よくよく知ってたからや😞

ケイイチロウ、ケイジロウ、レフティ、
いつかは、
人は老いる。
けど、
心をイキイキとして、
過ごしていこう👍👍👍


喧嘩の花道😱

2021-03-28 23:02:00 | 日記




今から8年前のこと。

イマイという半グレのリーダーがいた。
イマイはむちゃ喧嘩が強く、
特に、
サウスポーパンチで相手を倒した😳

イマイは、
半グレグループに、
「オトコの喧嘩はな、相手が手を出して成立するんや。ボコり合いは肉弾芸術や!」と、
常日頃訴え、
「卑怯な喧嘩は、オトコの価値を下げるんや。絶対に買うな!」とも、
言っていた。

また、
グループでたむろしてる時、
通りがかりの男たちに、
「俺と喧嘩しねぇか?」と挑発した。
大概は、
視線を下にして、
歩き過ぎる。
そういう奴らをイマイは、
「タマ腐れ」と呼んだ。

が、
中には、
イマイの挑発に乗り、
手を出して、
サウスポーパンチの餌食になるもんもおった。

ここに、
白髪頭のジジイ福タユウが、
グループの前を通り過ぎようとした。
その際、
イマイは、
「俺と喧嘩しねぇか?」と言うが、
タユウは視線を落として、
歩き去っていこうとしてた。

イマイは仲間たちに、
「次の獲物を待とうぜ」と声掛けしてた。
同時に、
福タユウが、
ポケットから、
ペン型プラスドライバー🪛を取り出して、
イマイに襲いかかり、
頭を突きまくったので、
額から血が溢れた😱

なのにタユウは、
傷口に噛みついた。
仲間が止めに入っるが、
逆に、
タユウにドライバーで刺された😱😱

タユウが仲間を襲った隙をついて、
イマイは、
タユウにサウスポーパンチを喰らわせた❗️

タユウの手から、
ドライバーが落ちる。
イマイはそれを拾って、
タユウの頭を突きまくった!!
タユウの白髪が鮮血に染まったが、
構わず、
右手でドライバーを持って刺し、
サウスポーパンチを傷口に叩き付けた!!

仲間がイマイを静止しにくるが、
キレたイマイは、
仲間にも、
ドライバー刺したり、
サウスポーパンチを喰らわせた!

すると、
タユウが、
小さなビニール袋を取り出して、
中身の白い粉をイマイの顔面にぶっ掛けた🙀

真っ白な顔面に、
粉が入って目を閉じたが、
感覚的にタユウに掴みかかり、
その傷口に噛みついた🙀🙀

悲鳴を上げるタユウを助けようと仲間がイマイを引き離そうとするが、
サウスポーパンチ喰らってしまう。

その隙にタユウが逃げた。
イマイは、
ドライバーを持って追いかけた。

翌日、
半グレグループに多くのケガ人を出したかどで、
イマイは自宅謹慎。
福タユウは、
第二の故郷、
精神科病棟への入院が決まった。

ケイイチロウ、ケイジロウ、レフティ、
どんな綺麗事を言ったところで、
喧嘩に美学やアートは存在しない。


極楽をください🙏

2021-03-27 21:40:00 | 日記




仏教大学にいた俺のダチ求道(くどう)の体験談。

指導坊主の於道(おどう)が、
自身の座禅を通して、
悟りへの道を開こうとした、
製作費300円の自主制作映画を上映すると言ってきた。
勿論、
行かないと、
気まずくなるので、
嫌々ながらも、
求道(くどう)は、
堂内にスクリーンを張った寺シアターにやって来た。

求道(くどう)の他には、
仏教大学の映画研究部が数人来ていた。
上映時間21時間のこの作品は、
3時間ごとの休憩が設けられるカタチでの上映形式となる。
それから、
鑑賞者は、
正座が義務付けられていた。

尼寺から、
あまちゃんというニックネームの尼さんが手伝いに来ていた。
「ブー!!」というブザー音の後、
あまちゃんが、
「ただいまより上映いたします。どなた様も最後までご鑑賞ください🙏それから、上映前に、般若心経をお唱えしますので、お数珠を持って、心から読経してくださりますように」とアナウンス。
そして、
「チーン」という音に続いて、
鑑賞者の読経が始まった。

電気が消えて、
上映開始。

映画は、
於道(おどう)が合掌して延々と座禅しているだけで、
3時間が経過。
休憩に入った。

求道(くどう)が驚愕していると、
於道が、
鈴の錫杖持ってワゴン引きながら、
「精進料理、甘茶、甘露飴はいかがですか❓」と鑑賞者に呼びかけた。
求道(くどう)は、
「ポテトチップスをいただきます」と言った。
そしたら、
於道(おどう)が、
「シツうブッしょォ~ッ‼️」と叫んで、
錫杖で求道(くどう)の頭を叩いた!
求道(くどう)が頭を押さえて悲鳴を上げると、
於道(おどう)は、
「ポテチ食ったら、音が響きましょうがぁ~ッ‼️」と叫んで、
更に錫杖で二発、
求道(くどう)の頭を叩いた!!

休憩が終わり、
上映再開。
映画は、
相変わらず、
於道(おどう)が合掌して座禅を組んでいる。
求道(くどう)は先程の眠気が、
錫杖で頭を叩かれたことによる激痛で、
吹き飛んだことを実感した。

その時、
映画研究部の一人の学僧が、
甘露飴を「カリっ」と噛んでしまった。

すぐにフィルムが止まり、
電気が着いた。
そして於道(おどう)が学僧のところに来て、
「お前、今、カリっと音立てたろ😠❓」と言ったので、
学僧は、
「はい。甘露飴を噛みました」と答えた。
於道(おどう)は、
「シツうブッしょォ~ッ‼️」と叫んで、
学僧の頭を錫杖で叩いた!
学僧は悲鳴を上げて頭を押さえた。
於道(おどう)は、
「映画が終わった後、ワシがしたように21時間の座禅を組んでもらうさかい」と言って、
錫杖の鈴をじゃらじゃら鳴らして、
東西南北に一礼しながら、
「仏様来てください!!仏様来てください!!仏様来てください!!仏様来てください!!」と叫んで、
自分の席に戻り、
上映再開となった。

こうして、
3時間ごとの休憩を挟んで、
21時間ずっと合掌して座禅を組むだけの於道(おどう)の映画が終わろうとしていた。
映画のラストシーンだけ、
座禅を止めた於道(おどう)が立ち上がり、
「仏様、申し訳ございませんでした!まだまだお悟りに程遠きものでした」と涙をこぼして一礼して、
読経した。
そして、
49時間の続編のお知らせ(😱)と同時に、
「FIN」マークが入り、
エンドクレジット(名前は於道だけやったらしい)が流れて、
終了した。

求道(くどう)は、
頭がふらふらやった😩
おまけに、
足が痺れすぎて、
感覚無くなった😩😩
なのに、
今から感想討論会を開くという。

於道(おどう)が感想を求めたら、
一人の学僧が、
「人が仏の前にどうであったかを教えられました。煩悩の深さ故に、悟りに至る道の険しさを見せられ-----(涙をながして)、尊くも哀しき人の姿を見せられました」と言って泣き出した。
求道(くどう)以外の全員の嗚咽が、
堂内に響き渡る。

次に、
求道(くどう)の感想発表の番が来た。
求道(くどう)は、
フラつく感覚を抑えて、
「於道(おどう)様の仏様に向かう尊いお姿に感動して、言葉が見つかりません。もう一度、この尊い映画を見たく思ってなりません」と言うと、
於道(おどう)は物凄く喜び、
「これほど、感銘深く、ナマの映画と仏を愛する者の言葉を聞いたことがあろうか⁉️仏様、求道(くどう)に、今からもう一度、この尊い映画をお見せいたしましょう!!」と叫んだ!

求道(くどう)にガク(愕)😱が入っていたところを、
映画研究部の学僧たちは、
即座に立ち去り、
再び、
あまちゃんの、
「ただいまより上映いたします。求道(くどう)様は最後までご鑑賞ください」とアナウンスすると、
電気が消えて、
また21時間上映開始となった。

求道(くどう)は、
心の中で、
下山したら、
弁護士に会おうと呟いた。