Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

宮崎駿の引退

2013-09-02 | 生活、環境

 

思えば映画「風立ちぬ」公開に合わせてNHKで放映が続いた宮崎駿特集番組を観ていて予感はあった。

「もう命の削るような長編映画作りは年齢的に限界だ」と洩らしていた。

 

文芸春秋の名編集者であった半藤一利氏との対談番組

プロフェショナル仕事の流儀SP、「風立ちぬ1000日の記録

稀有な映画作家の引退に向けた貴重なドキュメンタリーだった。

その動画を探し出したので

今一度、引退に向けた軌跡を辿ってみましょう。

 

 PS・この動画を観ていると途中から有料会員へと誘導するための視聴のストレスとなるノイズを

繰り返し登場させますね。なんともねぇ~。とても残念です。

再放送に期待しましょう。

 

  


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4 コメント

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Unknown (鬼城)
2013-09-02 13:34:32
映画を出す度に彼に対しては批判もありますが、本当に自然体ですね。今伝えたいものを映像化する、この意欲はすばらしい。引退は残念です・・・娯楽作品と言ってもいい作品にも何かを訴える内容がちりばめられています。
プロフェッショナル、見ましたが、録画予約が入っていなくて・・・私も再放送待ちです。NHKオンデマンドは録画できないので・・・
遅かった (ランスケ)
2013-09-02 16:31:57
TSUTAYAのジブリ棚から宮崎駿の主だった作品が消えています。
残念、遅かった。

なんとかナウシカ、ハウル、ラピュタと紅の豚を確保。
鬼城さんお薦めの「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」は、ざっと並んだパッケージが全部カラッポ。

さぁ、今夜は宮崎駿三昧(笑)
祝福と慈悲の映像 (ランスケ)
2013-09-02 22:21:18
何年ぶりでしょう。
ラピュタとナウシカを続けて観ました。

「風立ちぬ」に繋がる宮崎駿の「飛ぶ夢に」対する少年のような憧れが脈々と受け継がれています。
あの雲の嶺をすり抜け大空へと滑空する、風を捉え自由自在に空を飛ぶ夢のような映像。
本当にわくわくします。

でも間違いなく宮崎駿の最高傑作は「風の谷のナウシカ」だと思います。
この映画には祝福と慈悲が満ち溢れている。
私たちが現在、盲しいたように見失っている便利さと快適さの享受が何の根拠もないことを覚醒させてくれる。
ついこの間、身の毛もよだつ大自然の驚異に晒されたばかりなのに、もう忘れている。
なんとも情けないことだ。

間もなく大飯原発3号炉4号炉が定期検診にかかるので、
また日本の原発は全て停止します。
確か、この記録的な猛暑にも係わらず何の不都合もなかったですよね?
本当に勝手に電力需要の危機を煽るのは止めてほしい。
あのネイチャーが。 (ランスケ)
2013-09-07 18:46:14
山から帰って来ると宮崎駿の引退会見が新聞の一面に大きく報じられていました。

相変わらず日本の動画サイトは、金、カネ、と煩いので、やっと中国系の動画サイト伏酷が、この動画を載せたので貼り付けました。
これでストレスなく全篇観られます。

それよりも驚いたのは内田樹のブログでした。
あのネイチャーが、福島の事故処理が破綻していることを手厳しく言及しています。

http://blog.tatsuru.com/2013/09/06_1112.php

事故後2年半が経過して、再びレベル3に逆戻りする深刻な事態に危機感を抱かない
この国の原子力政策は、どう考えても異常だよね。

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