Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

Good bye

2010-03-31 | 風景

  さようなら。

 2000年7月1日HP開設当時は、四国の山サイトは数えるほどでした。
 その中で大胆にも四国を代表する山、「石鎚山」のHPを始められたのは、
 ずっと四国を離れていたゆえの、ふるさとの山に対する新鮮さと
 新規参入者としての怖いもの知らずの(無知ゆえの)大胆さだったのでしょう。

 10年間、現在のスタイルに至るまでは試行錯誤の連続でした。
 いくら魅了的な素材「石鎚山」であっても、同じ山域ばかりで毎月更新を
 重ねてゆくのは至難の業です。
 5年くらいなら、季節ごとの風景や花を追いかけることで
 興味を繋ぐことも可能でしょう。
 それ以降は、自分自身の好奇心を持続させてゆくための
 「テーマ設定」を設けることでモチベーションを維持してきました。
 その意味でも昨年から始めた「Mothertree」シリーズが未完のまま終わるのは心残りです。
 でも何時の日か撮影行の再開を…(そう決して諦めたわけじゃありません)

 「石鎚山の四季」compilation voi1.投稿時のスカーレットさんへのコメントでも
 触れたように1999年1月の夜明峠で出会った朝焼けの光景が
 私にとって石鎚山へ傾倒してゆくことになった「原風景」です。
 HP「石鎚山の四季」最後の日に投稿する一枚の写真は、これに決めました。
 凍てつく寒気と興奮のために画像がブレているのが残念(苦笑)


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4 コメント

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10年間 お疲れ様でした~ (カタックリ)
2010-04-01 00:24:44
ランスケさん 今日 帰ってきて「石鎚山の四季」をクリックしたら もうなくなっていました~。今まで どれだけ楽しみにしていたことか・・・貴方が撮られた石鎚山の写真は どれも素晴らしいものでした。
夜明峠で出会った朝焼けの光景・・こんな景色には出会ったことがありません。本当に素晴らしいですね~。私は厳冬期の石鎚山が好きです。
10年間の間には様々のご苦労があったことでしょう。 心からお疲れ様でしたと申し上げたいです。一抹の寂しさが残りますが また ブログでお話もできますから これからはそちらを楽しみにしますね~。
時々 遊びに来させてくださいね。
4日は 面河から二ノ森へ行く予定です。
残雪は 少しくらいはあるんでしょうか??
ブログで再出発。 (ランスケ)
2010-04-01 20:25:08
 カタックリさん、ありがとうございます。

振り返れば、あっと云う間の10年でした。
こういうかたちで区切りをつけるのも、
現在考えると良かったかな?と思っています。

ブログは、色々制約もありますが、HPとは違った意味で面白い表現手段ですね。
(カタックリさんと、こういうふうにお話ができますしね)

週末は面河道から二の森ですか。
今日の暖かい雨で、先日降った春の雪も融けたのではないでしょうか?
面河道の愛大小屋の様子を見て来てください。
一番の心残りは、あの薪ストーブの側で過ごす時間から、遥か遠ざかってしまったことです。

ああ驚いた (こもれび)
2010-04-02 17:33:27
でもブログが見つかってよかった!

ホームページは書く人のココロ一つで消えちゃうんですね。黄色いテントさんを思い出します。なべちゃんとか・・・。猫の手さん、saiさん、、、、。


ステキなお父様とお母様ですね。

ブログの更新楽しみにしています。と言うとプレッシャーですね。
時間と気持ちの余裕のある時に、お願いします。
そして又山に行って吸い込まれるような写真を撮ってくださいね。

大事な人と過ごす時間 (ランスケ)
2010-04-02 21:53:11
こもれびさん、コメントありがとうございます。
ブログ開始早々から辛い介護の現状を書き連ねたので、
なかなかコメント出来ないとメールを戴いたところでした。(確かに、その通りですよね)

それでもスカーレットさん、カッタクリさん、
そして今日のこもれびさんから戴いた暖かい言葉には、本当に救われています。

そうでしたね…
なべちゃんもご両親の介護のため、
黄色いテントさんは、お母様が亡くなられたため、でしたよね。

やっぱり大事な人が健康を損ね、
いっしょに過ごす、かけがえのない時間が
砂時計をみるように残り少ないことを実感したら、
継続性を要求されるHPの運営は無理ですね。
その点、日記であるブログは、こんな場合最適な表現手段だと実感しています。

松山の桜が、やっと満開になりました。
近郊の桜風景から、本来の意味のLandscape diary を始めてみようと思っています。

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