ちいさなうつわや『ありすcafe 』

うつわ完売のため5/7までお休みさせていただきます。

































1月の桜

2021-01-31 17:43:00 | 日記
昨年11月24日に釉薬の材料の灰にするためにいただいた桜の木。
たくさんの束の中から枝を数本、水に挿して店内に置いていたことは前回お話ししましたが、

咲きました~!
ソメイヨシノでしたよ。
写真ではどうしても白く写ってしまうけれど、実物は淡い淡いピンクです。

ほかの芽たちはまだカチカチのままなのに、なぜか突然ひとつだけがふくらんで来て、今日、花が開きました。
ひとつの花芽ですが、もうひとつ蕾があるので、こちらも間もなく開くでしょう。

まさかこんな真冬に望来の桜が見られるなんて思わなかったな。
ありがとう・・・。

今月、私が桜の灰を作り始めた翌日に、桜を管理されている造園会社の会長さんが亡くなりました。
ずっとお世話になりっぱなしで何のご恩返しもできていなかった。
私がもっと早くに行動していれば、桜の釉薬のうつわをお見せできたかもしれないのに、と思うと本当に悔やまれてなりません。

心がポキポキ折れそうな猛吹雪と、がんばってるけど片づけ切れないカタクテオモイ吹きだまり。窓という窓が凍った雪で覆われて、暗い暗い日曜日に咲いたたったひとつの花がとっても大切なものに思えるのと同じくらい、
あんなにたくさんあった桜の木の束から、うそみたいにほんのわずかしか取れない灰は本当に貴重なもの。
心して取り組みたいと思います。

2月も
吹雪に胸張り、たゆまず進もう!















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ちょっとドキドキ

2021-01-28 22:34:00 | 日記
月がきれいな夜です。
うぉぉ~ん!
ウルフムーンの夜。

明日からまた荒れた天気になりそうなので、とても寒かったけれど、海へ。

1月も残すところあと3日。
桜の木の灰作りを急ピッチで進めています。
早く焼いて、早くアク抜きの作業をしないと、開花の時期までに桜の釉薬でうつわを作るという目標に間に合わなくなりそうだから、木がだいたい乾いた順番に、風の弱い日を選んで海岸通いをしています。
今日で4回目。
あと2回で終了予定です。

ススキや藁は簡単に燃えてくれたけれど、これまで焚き火をした経験がなかったので、最初はとても時間がかかりました。
毎回、-5℃~8℃という気温のせいもあるのかな。
それでも今日、4回目にしてやっとスムーズに(思っていたように)火をつけることができるようになりました。うれしい。
今日は肉まんも焦がさなかったしね(笑)。

桜の木は、2ヶ月前に地元の造園会社さんからいただいたものなのですが(2020年11月24日の記事をご覧ください。)、お届けいただいた時、たくさんの芽がついていたので、束の中から少しだけ、枝を切って水に挿しておきました。
もしかしたら・・・と思って、ダメもとでもいいや・・・と思って。ひとつでも花が咲いたらどんなにうれしいだろう♪と夢見て。

年が明けて、その中の1本の枝から小さな緑色のものが。
それはゆっくりゆっくり大きくなって来て、

葉っぱが開きました!
2.5cmでも、ちゃ~んと桜の葉っぱのかたちをしています。
そして今日、同じ枝の下の方で、ひとつだけふくらんでいる芽を発見。

もしかしたら、が本当になるのかな。
ドキドキ。
もしも咲いたら、私、泣いちゃうなぁ、きっと。











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儚いものたち

2021-01-25 22:07:00 | 日記
今日、午後の望来海岸で。





海と風が運んで来た
波の泡たち。



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海のごちそう

2021-01-24 15:51:00 | 日記
とても寒いけれど、とてもいいお天気です。
こんな日は海!

先日から桜の木の灰を作り始めたのですが、ススキや稲藁の灰と違って、木の灰はアク抜きが長くかかるので、早めに焼いてアク抜きを始めなければ、と思っています。

前回は小枝を中心に焼きましたが、今回は少し太めの枝も入れて、火が落ち着いたころにストーブに蓋をして、肉まんを挟んだホットサンドメーカーをのせました。

これ、ずっとやってみたかった。
すぐにパ~ッと燃えてしまうススキだと火力が足りないような気がして、今までできなかったのです。

初めてなので加減がわからず、おいしそうなにおいがして来てから開けてみたら、

焦げてました~(汗)。

でも、熱々カリッカリの肉まんはとってもおいしかったです。
ひとつ60円しない肉まんでこんなに幸せな気持ちになれるなんて♪

次はもっと気をつけます。

思っていた以上の火力みたいなので、ほかにもいろいろ作れそう。楽しみ~♪
 ↑
もしかしたらMIHOさん、本来の目的を見失いかけているのでは?(笑)

焼き上がった肉まんと、コーヒーが入った水筒をストーブそばの岩場に置いた時、

ん?何かある。

こ、これは・・・

シャコの殻でした。

しかも、とても新鮮そう。
食べたばかりのような感じでした。
カラスさんのごはんのあとかな?

そうか、望来海岸、シャコもいるんですね。
いいなぁ、私も食べたい。

桜の木が燃え切るのを待つ間に、波打ち際でシーグラスをいくつかみつけました。

アサリもあったけれど、寒過ぎて凍ってしまったらしい。生きたアサリじゃないと砂抜きができないので、残念。

明日もいいお天気になるといいな。









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柿ジャム

2021-01-23 20:21:42 | 日記
奈良のお客さまから、ゆうパックが届きました。
ありがとうございます!

箱の中にはお庭で収穫されたみかんやレモンがたくさん詰まっていて、思わず「わぁ♪」と声を上げてしまいました。
そして、奈良の銘菓『柿もなか』と『柿ジャム』も。

柿、大好きなのですが、柿ジャムって初めて見ました。
もったいなくて開けられずにいるのですが、ヨーグルトやアイスに合うらしいのですよ。
るる~♪明日、コンビニに買いに行かなくちゃ。

そして、箱の中から持ち上げただけで強く強く香るレモン。
さぁ、何を作りましょう。
もう、ワクワクが止まりません。

コロナがこんなに拡大していなかった昨冬は、もぎたてのレモンと、わざわざ信楽まで出向かれて買ってくださった信楽焼の狸さんを重そうに抱えて、ありすcafeの扉を開けてくださったのでしたね。
あの時いただいた信楽狸の『八さん』(2020年2月18日の記事に登場しています。)は、今でも毎回、窯入れの度に素焼き・本焼きを見守ってくれています。

いろんなことが落ち着きましたら、ぜひまた北海道にいらしてくださいね。

私も、いつか、きっと、信楽へ!

あきらめずに前へ進もうと思います。








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