共有フォルダにアクセスできない

2012年09月19日 06時17分44秒 | ウナギイヌ

XPのパソコンがあるネットワークで、共有フォルダにアクセスできないことがありました。

マイネットワークを開いて、他のパソコンの共有フォルダにアクセスしようとしたけどできないのです。

BというXPのパソコンに共有フォルダを設定しているのですが、A (XP)からもC (Windows 7)からもアクセスできません。またBからAやCにもアクセスはできません。

表示されたメッセージは「このコマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーで確保できません」というもの。共有フォルダを設定しているXPがあるネットワーク内でしばしば起こるようです。

再セットアップをしたばかりの2台のXPで、すぐに共有を開始してなんか動作が鈍いなと思っていたら、次の日突然なりました。普通に使っていても突然なるときもあるようです。XPはともにSP3、ウイルスソフトはファイヤーウォール機能はないアンチウイルスソフト(それぞれ違うソフト)。

マイネットワークの共有フォルダが見えてはいるのですが、開こうとしてもとても重いのです。

そして表示されるメッセージが、「このコマンドを処理するのに必要な記憶域をサーバーで確保できません」というもの。

マイコンピュータ→管理→イベントビューア→システムでエラーを確認してみると、イベントIDが2011となっています。IRPStackSizeが小さすぎるとかあります。


マイクロソフトのページで解説されていました。

ウイルス対策ソフトウェアが原因でイベント ID 2011 が発生することがある
Windows 2000、Windows XP、および Windows Server 2003 の IRPStackSize パラメーターについて

IRPStackSizeの値を大きくするか、新規作成するかで解決できるようです。XPの場合、初期値は15になっているそうで、IRPStackSizeがない場合も15とのこと。手順どおりやってみることにしました。

共有フォルダを設定しているBというパソコンのレジストリを開きます。ファイル名を指定して実行。regedit と入力。

次のキーに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥LanmanServer¥Parameters

IRPStackSizeがない場合は、何もないところで右クリック→新規→DWORD値。

名前を変更して、IRPStackSize とします。


ダブルクリックして、IRPStackSizeのサイズを変更します。マイクロソフトのページでは、3ずつ増やすのがお勧めだそうです。初期値はIRPStackSizeがない場合でも15なので、10進で18としました。OKで閉じます。

ファイルがらレジストリを閉じて、パソコンを再起動させます。

XP2台のIRPStackSizeの値を変更して、無事に共有フォルダがみれるようになりました。マイクロソフトのページではIRPStackSizeの値は、Windows 2000、XPで11から50となっています。変更は3ずつ数値を上げていくといいそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする