スローな生活

日々の生活の中で感じたことなどを書き綴ります。
犬や猫などの絵を描いてブログに載せています。

『ケセラセラ』

2018-04-29 10:10:41 | 雑感


『ケセラセラ』という私の好きな言葉があります。

『ケセラセラ』は「なるようになる」という意味の言葉ですが
口に出して言ってみると何となく心が軽くなる気がします。
私にとって『ケセラセラ』は、おまじないのような言葉です。

中国古代の思想によると
世の中は陰と陽のバランスで成り立っています。
(陰)と(陽)、(陰)と(陽)、 ・ ・ ・ のように
陰と陽はお互いに無くてはならない存在で
どちらか一方が存在しなければ、もう一方も存在しません。
人生(陽)ありゃ(陰)もあるさ~♫
つらく苦しいことがあるから、楽しみを感じることができます。

思い通りにいかなくても、なるようになるのが人生 ・ ・ ・
苦境に立たされたときは『ケセラセラ』の精神で
ポジティブな気持ちになることが大事だと思います。

沖縄の方言で『ケセラセラ』と同じような意味を持つ言葉として
『なんくるないさ』という私の好きな言葉があります。
沖縄の方言は、ほんわかして温かい響きがあって
沖縄の方の人柄が表れている感じがします。


(収集したマッチ箱より)



「吉野源三郎」原作の小説『君たちはどう生きるか』が
漫画化されて、大きな話題を集めています。

原作は1937年に出版されて以来、現在まで
長い間、多くの人に読み継がれてきましたが
漫画化されても原作の良さがそのまま残っています。

主人公は「コペル君」と呼ばれている多感な中学生の少年で
母方の叔父さんとの交流を通して人生について学んでいきます。
読むたびに心を動かされるオススメの本!です。

子猫とネモフィラを描きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『散る桜 残る桜も 散る桜』

2018-04-14 09:43:44 | 人生

私の住んでいる地域では、桜はすっかり散ってしまいました。
桜は美しいけれど、開花してから散るまでの期間が短い・・・
桜はまさに「美人薄命」ですね。

『散る桜 残る桜も 散る桜』はよく知られた句ですが
桜を見るたびについ口ずさんでしまいます。
この句を読むと「諸行無常」という言葉が浮かんできて
人生の儚さを感じ、とても切ない気持ちになります。

春の風物詩「桜」は下向きに咲く花なので
見上げて鑑賞すると、花が開いている様子がよく分かり
美しさを愛でることができるので
「お花見」にはもってこいの花です。

桜から連想するものといえば
春、3月、卒業式、別れ、4月、入学式、出会い、・・・
桜の時期は出会いと別れの季節なので
記憶に残ることがいろいろありますね。


桜をテーマにした曲は数多くありますが
日本の軍歌「同期の桜」は有名ですね。
以前、ブログで紹介した『ホタル帰る』という本に
「同期の桜」が太平洋戦争末期の特攻隊員たちの愛唱歌だった
ということが書かれています。

貴様と俺とは 同期の桜
同じ航空隊の 庭に咲く
咲いた花なら 散るのは覚悟
みごと散りましょ 国のため
(「同期の桜」の歌詞から一部抜粋)


特攻隊員たちは「国のため」という大義名分で
桜のように潔く、若い命を散らしました。

桜は散っても翌春には再び美しい花を咲かせます。
咲いて(生まれて)散って(死んで)、そしてまた咲く(生まれる)
桜を見ると「輪廻転生」という言葉が浮かんできます。

(収集したマッチ箱より)

私は毎日コーヒーを飲んでいますが
最近ハマっているのは「きな粉コーヒー」で
きな粉の甘さがコーヒーの苦さとマッチして
とても香ばしくて美味しい!です。


子猫と桜吹雪を描きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする