ほっちゃん

「ねぇねぇ、さらちゃん。
ほっちゃんとぉ~
おかあさん
どっちが好き?」
さら

「えーっとねぇ~、
おたーたん!!」
ほっちゃん

「ほっちゃんとぉ~ おとうさん
どっちが好き?」
さら

「おとーたん!!」
ほっちゃん

「ほっちゃんとぉ~ じーちゃん
どっちが好き?」
さら

「じーちゃん!!」
ほっちゃん

「ほっちゃんとぉ~ ばーちゃん
どっちが好き?」
さら

「ばーちゃん!!」
ほっちゃん

「ほっちゃんとぉ~ みーちゃん
どっちが好き?」
さら

「みーちゃん!!」
ほっちゃん

「ほっちゃんとぉ~ しんごくん(みーちゃんの旦那)
どっちが好き?」
さら

「しんくん!!」
どんだけ嫌われてるんだ、ほっちゃん
年に2回くらいしか会わないしんごくんにすら負けているという・・・
この「どっちが好き」ゲーム、延々と続いています。
さらはSな性格してるので、本意ではないことをわざと言って相手が傷つくのを見て
(・∀・)いっひっひっ みたいな顔してるのです。
ほっちゃんもほっちゃんなりに、どこか落としどころを見つけたかったんでしょうね。
次の質問で決着をつけるつもりだったんでしょう。
真剣なまなざしでさらを見つめて言いました。
ほっちゃん

「じゃあね、ほっちゃんとぉ~
ウンチどっちがいい!?」
ブッ!!!( ;゜;ж;゜;)゛;`;:゛;;
ゲホゲホゲホゲホ!!!!! 母、咳き込む。
そこまで落とすんかい!!!
さら

「おしっこ~」
それ選択肢にないし
ほっちゃんは排泄物に負けたにもかかわらず

「おしっこかよ~」
「あいつに負けたんなら仕方ないよな~。俺祝福するぜ!」的な
嬉しそうな表情を浮かべていました。
今までさんざん粘ってきたくせに
諦めるとこ、違うやろ!