寡黙

昨日は日曜日、惣菜部では珍しくお弁当がよく売れてお昼からも追加を作る事になりました。昼からはお弁当係は誰一人いない為、主任が一人で作るんだが大変だから私に手伝ってね、と言ってました。

手伝いたいが昨日は天ぷらもよく売れて補充が追い付かなかった。同時進行に焼き魚もスチコンで焼いていたので、焼きたてを冷ます間に追加弁当を手伝ってた。とにかく昼からは忙しかったんだ。

惣菜部午後は、フライ専門と煮物専門と天ぷら専門にわかれている。煮物は午後からはほとんど作らない。午前中に煮込んだお惣菜ともう２～３点パックに詰めて他は翌日の仕込みの準備ぐらいだ。毎日当日入荷した食材で作るため、売れていても補充する材料がない。私が横目で見る限り、煮物担当は午後２時には仕事が終わっていた。昨日は３時までの勤務時間の人が煮物担当だったので、２時に終わってどうするかと言うと、普段しない掃除をして３時前には「帰るね～」と帰ってしまった。

自分の仕事が終わったら帰ってもいいが、一部はてんてこ舞いなのに終業前でも帰る人がいる。帰ってから家族に早く帰った理由を聞かれたら

「今日は暇だったんだよね」というのだろうか。暇な要素はひとつも無かったが。

帰ってもいいし、そこに腹を立てている訳でもない。主任がのちにぼそっと愚痴っていた。

「すごい忙しい日曜に掃除する意味って？人を増やさないと仕事が回らないな」と言った事に何だか違和感があるんだけど。

もっと上手に人を使って下さい。帰らせないで暇だという人にお弁当作りを手伝ってもらえばいいじゃないですか。普段やらない仕事を割り当てると反発くらう可能性があるから主任は戦いたくないのだろう。でもそれがあなたの仕事です。そのように詰め寄ると最近メンタルが弱り気味の主任を責める事になるので、すべてを黙認し、ひたすら手伝って日曜なのに残業してなんとか仕事が終わりました。

日曜日は時給が１００円上がるので早帰りは損だ。ギリギリまで仕事してくれた方が職場も３時パートもどちらもウィンウィンじゃないだろうか。そう思うけどやっぱり黙認です。