鑑賞作品:「リトルファイター 少女たちの光と影」
(ネタバレ防止フィルター稼働中)
原題:「BUFFARO GIRLS」
(切り口と画像が違うレビューは
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~タイにおけるBUFFARO(水牛)は「人の為に働く動物」として崇拝されるが
同時に「ひたすら人に奉仕する存在」として蔑視されてもいる~
リングで相対するペットとスタム、8歳の少女ムエタイ戦士。
(↑ペット。願賭けでスキンヘッドにしている。)
(↓スタム。この時体重は22kgしかない。)
ヘッドギアもしていない、もちろん大人と同様にレガースもシューズも履いていない。
映画中盤の試合ではスタムのストレートがペットの顔面に立て続けに炸裂する。
首相撲からのペットの膝がスタムのわき腹や背中に突き刺さる。
(参考画像:首相撲からの膝。もっと密着して放たれる事が多い。)
苦しそうな顔をすると「賭け率が下がる」と叱られる(コレは大人でもそうだが)。
ピンチの選手には賭けた客から「レイズ(掛け金に更に上乗せしてチップを賭ける事)」の声が上がり「だから勝て」と檄が飛ぶ。
オフザリングでは全く普通の女の子だ。
スタムのファイトマネーで完成した家で、彼女は言う。
「パパとママと私が一生懸命働いたお金で家が建った。今は幸せ。」
…こんな世界がある。
「鑑賞評価:☆☆☆☆×」
蛇足…まぁ格闘技中継ではないのでカメラワークのアレさ加減についてはモゴモゴ…。