え?…え?…

…信号制御機って…オムロン製だったのか…Σ(°□°;)

シリーズ「読了」

上:｢鷹野鍼灸院の事件簿｣
下:｢鷹野鍼灸院の事件簿　謎に刺す鍼、心に点す灸｣

著者:乾緑郎

…著者は何か業界に思う所でも有るのかってくらいに辛口(というかもはや罵倒レベル)で鍼灸師としての今後を心配してしまうレベル←圧倒的老婆心乙

その上、どこだかのレビューで見た｢主人公周辺の人以外はみんなクズ｣という評価に思わず頷いてしまうほど｢歪んだ人間｣が大量に出てくる。
…ま、オレが一番嫌いなのは二冊目にはほぼ出てこないので一安心だが←

だから決して読後感が良い話ばかりとは限らない。

｢帯｣には大層な事が書いてあるが、他の業界ものミステリー同様におそらくはその業界では有りうる話なのだろう。
様々なタイプの日常の謎(…と言い切れないモノも有るが)を真奈と鷹野が懸命に解決するストーリーはありがちかも知れないが、実は結構心に来る(第三話の後半とかね)。

ネタに鍼灸をうまく絡めて、なおかつ鍼灸の成り立ちや歴史を学ぶ事もできる…一冊で二度美味しい本である。

｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

うだうだ

…風邪引いた…。