美味しいごはん!楽しいごはん!

一昨日の昼ごはん。

｢手作り弁当｣

中味は｢かやくご飯｣｢ゆで卵｣｢漬物｣｢野菜炒め｣｢焼き鳥｣

｢焼き鳥｣は昨夜の残りを串から外して詰め込んだモノ。

こんな映画を見て来ましたっANOTHER

鑑賞作品:｢あん｣(2D版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

｢勝手に樹木希林特集｣

(切り口と画像が違うレビューは｢粒あん｣をCLICK!)

…みんな上手すぎだろ。


特に樹木希林(｢悪人｣)の上手さと来たら…。

飄々としたキャラクターに｢何か｣を含ませた芝居もさることながら、声だけでここまで｢来る｣人ってそうは居ない…。

つくづく素晴らしい役者さんだった…。

(劇中にもその描写が出て来るが)永瀬正敏(｢まほろ駅前狂騒曲｣｢さくらん｣｢姑獲鳥の夏｣)の｢内に秘めた想い｣がにじみ出る演技もお見事。

キーパーソンになるのは実の孫でもある内田伽羅(きゃら)。これまた味のある女優さんになりそう。

市原悦子(突然出て来るからちょっとビビった)…は言うまでもないし、浅田美代子(｢歓喜の歌｣)がこれまた良い腐り具合で(←注・ホメている)。

他に…
冒頭のチラリに結構な伏線がががが…な、水野美紀(｢ジャージの二人｣｢図鑑に載ってない虫｣)、地味にナイスアシスト…太賀(｢感染列島｣)、これまた｢イヤな｣空気が絶妙な兼松若人(｢ヒーローショー｣)…and more...

監督・脚本は河瀬直美(｢玄牝 -げんぴん-｣)。
まぁ確かにクセのある作品を作る人ではあるが…。


ヨイショでも何でもない…ロードショー時に見なかったのは不覚としか言えない。


…遅くなったが、見てよかった。


｢観賞評価:☆☆☆☆☆｣

蛇足…もう散々ワイドショーでも取り上げられたであろう樹木希林の｢シメの言葉｣はやはり、作品をすべて鑑賞してからだとより胸に刺さる。

え?…え?…

…結局降らんのかい。

うだうだ

また雨か…。