ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

こんな映画を見て来ましたっANOTHER

2021-01-17 20:38:14 | 映画
鑑賞作品:「ライド・ライク・ア・ガール」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「RIDE LIKE A GIRL」

(リンクが多くて切り口と画像が違うレビューは「こちら」をRIDE!)



レイチェル・グリフィスの初監督作品(修道女役でチラリと出演)…で、オレの直感が「見ろ」と訴えた一本。

前人未到の「女性騎手によるメルボルンカップ制覇」という栄冠を手にしたミシェル・ペインの努力と挫折の半生を描く映画。
ググればググるほど、ミシェル・ペインは「波乱万丈」という言葉の似合うヒトである。

主人公ミシェルを演じるのはテリーサ・パーマー(「ライト/オフ」「X-ミッション」「殺し屋チャーリーと6人の悪党」「ウォーム・ボディーズ」「アイ・アム・ナンバー4」「魔法使いの弟子」)。行く宛てなくさまよったり、減量やリハビリ…と心身ともに痛めつける演技がギリギリ痛々しくならない辺り、ハマり役といえよう。
ミシェルを支え見守り、時は厳しく当たるパパにサム・ニール(「トレイン・ミッション」「マイティ・ソー:バトルロイヤル」「大脱出」)…これまたハマり役(オイシイ所持って行くしww)。
障害を持ちながら厩務員として馬を育て、これまた姉を支えるのはスティービー・ペイン…そう弟さんご本人である。

そのほか10人兄弟姉妹だけにご家族役がたくさん。ブルック・サッチウェル、アンネリーゼ・アプス、ザーラ・ゾーイ、ケイティ・キャッスル、ソフィア・フォレスト(「アクアマン」)、アーロン・グレナン、ヘンリー・ニクソン…(ちなみにミシェルは末っ子)。

なかなか豪快なシスター(修道女)だったマグダ・ズバンスキー、サリバン・ステイプルトン(「殺し屋チャーリーと6人の悪党」)…and more.

確かに無鉄砲である、傍迷惑な行動も数多有ったろう。

でもだからこそその偉業は達成された。
確固たる信念、弛まぬ努力、それらに裏付けられた自信、そしてチャンスを逃さないその「引きの強さ」…。

艱難辛苦の果てにたどり着く「メルボルンカップ制覇」のシーンはトンデモカッコ良かった。


…天才と馬鹿は紙一重とも言うし←←台無し


エンディングにも短い映像がついていたりとか弟さん本人の出演とか、こういう「ご本人登場」ってそれだけで映画の説得力や破壊力が数段アップする。
他にもこんな作品に…「ファイティング・ファミリー」「バーニング・オーシャン」「ザ・ファイター」「ソウル・サーファー」「戦火の中へ」


直感を信じて見に行ったら、まさかの万馬券だった!!


「鑑賞評価:☆☆☆☆☆」

蛇足…今頃気付いたが、邦題「…ガール」の「゛」が蹄鉄になってるw


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