主人公が離婚して子連れでNYに移住するのだけどNYっていうのにひっかかって「
理想の彼氏」。NYの街が出るだけで、映画の評価がぐんとUPしちゃういいかげんな私らしいセレクトで。
40歳バツイチとはいえ、キャサリン・ゼタジョーンズはレベル高すぎなルックスだよ思いつつ、実際は白髪にシワとなかなかリアルな40歳像でした。24歳の頼りない年下の若者が理想の彼氏?という話なのだけど、サブキャラがイイ味出してます。ふたりの子供はシニカル&無邪気でキュート。24歳の彼の両親も笑えたし。
さて、同じ年代?として24歳を彼氏にできるかというと私は??なのだけど、でも同じ年代からは“ちょいダサ“で“つきあいにくい“という彼の良さが、確かにオネーサンにはわかるかも、と思ったり。
そういえば先日、電車に乗ってきた修学旅行のグループ行動の中学生。ちょいふとっちょのトロそうな男の子が「女子、席空いたから誰か座りなよ。疲れてるでしょ」って小さい声で言ってたのだけど、女子たちは「別にいい」と断った。なぜならジャニーズ系のペラペラしゃべる男子の周りを囲むのに夢中。中学生の私なら、そのケーハクそうな男子を同じように囲んだだろう。でも、25歳過ぎあたりから「座りなよ」の優しいシャイの方がツボだったりします。
映画は原題の「The Rebound」の方がしっくり。リバウンドって、ボールが跳ねる様子やダイエットのイヤな言葉。映画の中では「はずみ」なんて訳されていた。離婚でよくもわるくも人生がバウ~ンと跳ね返った様子をよく表していたかな。
それと、24歳の彼がバイトしてた
MOJOというカフェ。 NYらしい雰囲気で、いつか訪れてコーヒーでも飲みたいです。(結局は、それか!)