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「脳男」

2013-02-09 | cinema&tv
初日舞台挨拶付きで「脳男」を観てきました。
原作がえぐいし、どうだろかと思ったら映画もやはりえぐかった。生田斗真の無表情で無機質で体温のない陶器の人形のようなところがとてもハマっていたし、江口洋介も松雪泰子もイイ。それと脇の女子ふたり(太田莉奈&二階堂ふみ)。このふたりはヤヴァイ。手足の長い美しい若い子だからなおさらなのか、その恐ろしいほどの狂気が凄まじい。背筋がぞわぞわする怪演。
ミーハーにどうせ観るなら舞台挨拶つきにしようと抽選販売に申し込んだのだけど、案外あっさり当選したので皆当たるんだと思っていたら、会場前にはチケットを売ってくださいのプラカードの方がいたり。
えぐい映画は男子が好きそうだけど、会場は登壇する生田斗真ファンだらけ。終わってからの感想はびっくりしたとかコワかったとかえぐいとかそういうことでざわざわ。それが落ち着くと皆「斗真くんが美しかった」「ねぇー」と皆うっとりでした。フフフ。
ちなみに・・・上演後に出演者が出てきたのだけど、その直前にぞろぞろ映画を観ていない人が会場入り。この方々は今日10回いろいろな会場で行なわれる舞台挨拶を制覇する追っかけだとか(もちろんチケットは買ってます)。隣のお姉さんも違う会場にもう1回行くと言っていた。今度は内容にビックリしないで、じっくり彼を鑑賞するんだそうだ。
ちなみに・・・脳男の髪型がイイと誰かが言い出し、斗真くんは金髪は似合ってないし、今日はまだセットがいいけどこの間のTVの髪型は好きじゃない、ああ、あれはやばかったねと生田斗真ファンは知らない同士があっという間に仲良くなっててカワイかった。
ファンはすごい。脳男はえぐい。刺激強めです。

King Crimson/21st Century Schizoid Man

久々にちゃんと聞きたくなりました、とさ。


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