鉄人28号「ガオ～」

昨年末から、家族や親戚のこと、仕事のこと、毎日あたふたと過ごしてきました。
時々自分でも、自分の心の許容量オーバーで、ぶちぎれて？しまったこともあります。
「ガオ～～！！」　　

　気がつけば、春。

今、ひとつ区切りが付いて、ぽっかり、時間と心に隙間ができました。
半年振りに映画館に行ってみました。

特に見たい映画はなかったけれど、あまり頭を使わない映画がいいと思い、 「鉄人28号」見てきました。
昭和レトロな登場人物と画面が懐かしく、火薬が爆発したりという過激な場面もなく、戦いのシーンもひたすらロボット相撲のような、のんびりした感じで、小さい子が見ても恐くないと思いました。
春休み家族で楽しめる映画ではないでしょうか。

ラストサムライに出てた、達者な少年、池松壮亮君が、鉄人を操る正太郎君を演じてました。
全体としては、金田正太郎君の成長物語のような構成でした。
私は男の子の母親なので、どうしても母親役の薬師丸ひろ子さんに感情移入してしまいます。
突っ込みどころは数々ある脚本ではありますが、正太郎君のあまりのけなげさにもらい泣きしてました。　(「鉄人28号」を見て泣くなんて私だけであろうか？)

ラストに流れた六本木男声合唱団のあの懐かしい「ビルの街にガオ～♪」というテーマソングを聴いていたら、なんだかホントに体にエネルギーが沸いてきて、子ども時代の幸福な時間を思い出し、ちょっと、元気になった自分を感じました。
　



　　　　　

　　　　　　写真は、息子が持っていた食玩の「鉄人対ブラックオックス」のフィギア。
　　　　　　　映画より迫力ある・・かも？