サンチョパンサの憂鬱

アメリカが……

アメリカが……トランプによって分断という『アメリカの真実』に目覚めた様に……日本はコロナによって政治的機能不全状態という『本当の現実』を嫌でも認識させられつつある?……そんな気がする。

かつては、有意義だった政治・経済のマニュアルが気付かぬ内にセレモニー化し、会話も行動も本来の目的から乖離し、『演る為に演っている?』事に気付いてしまったんだと思う。

かなり前から……恋愛事情さえ『カネの定理』の軍門に下り……経済的有利?不利によって結論を得る様になった。
情愛とか愛情とか……計算・理屈を越えて暴れてた人間の形而上的な要素が……カネ事情という数量の世界に組敷かれている。

アメリカも日本も……そんなあらゆる要素の『上手く行ってるよ❗演技』の無理が限界を迎えたんだと思う……。

幕藩体制では……全てが無理となった様に……戦後アメリカがくれた民主主義は形骸化し、選民化した特権層と没落していく中流層、貧民層という『階層化した社会の現実』に対応する『社会のOS』を作らなければ立ち行かない事態に踏み込んだのが……今だろう。

『ネクストステージ?』なんて言ってた時はリアリティーが無かったけれど……本物の『NOW』,『リアル』となったら恐ろしいカオスと向き合わなきゃならない。
その事態に今更ながら……怖じ気付いてしまってるのが……我が国、ニッポンなんだと思う。

構築には、破壊が必要である。アメリカはトランプが積極的に壊しその役目を果たした。
日本は自民党という集団的な自殺に向かって緩慢に『静的に壊れていく』道を取るんだろうなぁ……と僕は……予測している。


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