サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……『なんちゃってセレブ』について……

なんちゃってセレブについてひろゆき氏が書いていた。

学生時代、吉野家で牛丼食ってた男が、小ガネを稼ぐようになるや、『あんなモン食えねぇよな?』なんて言い出す事の『なんちゃってセレブの悲哀』、虚しさなんだけど……。

なら?お前も、宮迫の焼肉屋経営にチャチャなんか入れずに淡々とやり過ごせよ!なんて狭小な感想は持たない様にして読んだ……。

カネが高いモノにすがって、自分の価値を確認する。それは『生活の質・人間の質』からいうととても哀しいニュアンスが漂う……。

でもね?そういうモノ・カネで出来た価値観にすがるしかない人って存外に多いのである。

大抵……『そんなのが』シャーデンフロイデ携えやって来てお前、大変なんだってな?なぁ~んて演りだす頃、僕は次の計画の実現に胸踊らせているというズレ方を何度も経験した。

逆に『そんなのが』やって来て、お前スゲェなぁ!なぁ~んて演りだすとき僕は、心の中は顔面蒼白ってな事態に存ったのである。

何処まで行ってもモノ・カネという数量と目に見えるモノでしか価値を感じられない人っていうのは、一番目に他人を見て、ソレから二番目に自分を確認するという順序で生きている……。

だから……現実からは絶えず遅れて『過去的な生き方』をしているのである。

生粋の貧乏人として育った僕は……基本『楽しむ事にカネを頼らない』……というより頼れなかったのか?……でも子供は楽しまなきゃならない。
だから『自分の中から湧き出るアイデア』を頼るしかない。

白米の美味さを知り尽くしているから…後は状況に応じたオカズをコーディネートすれば良い。
どんな場面でも…『オイシイ生活』を質的に本能的に愉しめる人間になれたのは一重に貧しかった両親のお陰様なのである……。

僕は……貧乏に強いだけじゃなく、その状況下で貪欲に楽しんで生きれる人間になれた。
何人かに言われたのは……だからモノ・カネ派の
人達に『妬まれるのだ?』と……。

当然、コイツは落ち込み再起不能だとウキウキしながらやって来ればお前さんはニコニコ笑いながら心底、生活を楽しんで生きている。
何だぁ?コイツ?……そして本人は嫌でも『下劣な下品な我が心の質』って奴を突き付けられるからだ……と。

前澤友作氏が宇宙に行こうと、女優さんと恋愛していようが……僕は僕!、あなたはあなた!…『その当たり前…』を何故見失うのか?

自分の『価値って奴を計る尺度』が『自分の心の中の楽しさ基準』なのか?『赤の他人の所有物基準』なのか?……ソレが原因なんだと僕は思うです……。
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