はちはお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土べいのなかに、
土べいは町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃなはちのなかに。
(金子 みすヾ)
みすヾの世界は面白い。読む度に新しい発見がある。
世界は神さまのなかに。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃなはちのなかに。
この世界よりさらに大きな存在。しかしそれさえ、極小の世界に
要約できると言うこの世界観・・・
みすヾの時代に多次元宇宙論などは無かったかもしれない。
しかし、彼女のユニークな感性は、この世界のしくみを考える時
どんな唯物的科学理論よりも私を納得させる。
そして、なによりも森羅万象への畏怖の念と,
慈しみに溢れている。
我流だが、みすヾの世界を時折ひも解いてみよう。
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