妄想日記

本当にあったこと、妄想してみたことごちゃ混ぜにして全部詩にしてみた。

アスファルトに氷をひとつ

2020-09-04 23:35:00 | 妄想日記
夏の終わり、なんてカレンダー上では言うけれど、まだ夏なんて終わりそうになくて太陽がてっぺんにいる時間帯はとても暑い。午後二時はアスファルトがいちばん熱くなる時間帯だと理科の先生が言っていたような気がする、10年以上前の記憶。

何もすることがない日曜日の昼、テレビを見ようにも再放送ばかりで季節外れの桜が咲いていたりする。この時ばかりは何か趣味になるようなことをはじめておけばよかったと後悔する。

冷蔵庫の製氷ルームを覗き込んで、ふとアスファルトの上に置いてみたらどれくらいで溶けるのだろうかと思った、何もすることのなかった4週間前の私。

今日も氷をひとつ手に取って庭まで急ぐ。

アスファルトの上に置く。帽子を被ってくればよかったと後悔しながら氷の溶けていく様を眺めていた。8月10日は2分で溶けた氷、今日は5分だった。

永遠に終わらないんじゃないかと思った夏も終わりに向かう準備を始めていて、秋が近づいてきている。



アスファルトに氷をひとつ

2020-09-04 22:30:00 | poem

夏の終わり

昼間はまだ暑くて

午後二時のアスファルトは

熱気をもっている


手持ち無沙汰な日曜日

氷をひとつ

アスファルトの上に置いて

溶けてゆく様を眺める


810日は2分で溶けた

今日は5


まだまだ暑くて

夏は永遠に

終わりそうにないように感じるけれど

確実に秋に近づいている




また明日の夕焼け空

2020-09-04 22:00:00 | 妄想日記

今日も疲れた。とても疲れた。夕方6時半の帰り道、早く家に帰りたいと思っている車は私だけではないようで長い長い列を作っている。

 
信号待ち、空を見上げる。夏が終わろうとしているこの時期、夕方の6時半は夕焼け空が広がつている。夜を迎え入れようとしているこの時間、空は水色と藍色と茜色。綺麗だと思って以前写真に納めたことがあるけれど何故だろう、見たまんまには写せなくて。
 
車の窓に頬杖をついて夕焼け空を堪能する。流行りの音楽なんか口遊めば気分は映画の主人公だ。
 
今日の楽しかったこと、失敗したことを考える。あの失敗、すごく恥ずかしかったな。いつもは注意されてばかりの先輩に褒めてもらって嬉しかったな。なんて。
 
楽しかった日も、嬉しかった日も、悲しかった日も、死んでしまいたかった日も。夕焼け空は変わらずに綺麗で、明日はきっといい日だよと私を励ましてくれているようだ。だから私は明日も生きていこうと思えるのだ。
 
ふとクラクションが鳴る。慌てて前を見ると信号はいつの間にか青に変わっていて、心の中で後ろの人にごめんなさいを言いながらアクセルを踏んで家路につく行列に戻る。
 
また明日、夕焼け。