妄想日記

本当にあったこと、妄想してみたことごちゃ混ぜにして全部詩にしてみた。

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2020-09-21 23:00:00 | poem

君の言葉にはじめて触れたとき

目の前がキラキラと光って

シャボン玉が弾けるみたいな

感覚がした


それからはもうはやくて

いつの間にか君の言葉の虜になっていた

君にはどんな世界がみえているの

どんな風に考えているの


知りたいことがたくさんあって

私は君にはなれないから

知ることができないことがたくさんあって


君の真似をして言葉を紡いでみたけど

君の言葉には程遠い


いつの間にか

君の言葉に触れるたびに

息ができなくなった

胸が締め付けられるようになった

プールの底にいるみたいに


これも恋なのかもしれない



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2020-09-21 23:00:00 | 妄想日記
昔から文章を書くのは好きで、国語の先生を唸らせるような作文や、友だちをクスリとさせるような随筆を書くのが得意だった。文章を書いているときも、書いていないときも、どんな言葉を遣えば、どんな言い回しをしたら、人の興味をひけるのか、自分の思いを伝えられるのか、そんなことばかり考えていた。

君の言葉に初めて触れたときから君の虜になってしまった。キラキラとしたシャボン玉が目の前でパチンと弾けるような感覚。また見たい、また触れたいと切望するような感覚。

いつしか君の言葉に触れるたびに息ができなくて、胸が締め付けられた。まるでプールの底にいるみたいに。

私には紡げない言葉、私には見えていない世界。私は自信をなくしたし、言葉を書くのを辞めてしまおうかとも思うくらいの衝撃だった。憧憬、羨望、嫉妬、憎悪。いろいろな感情が混ざり合うような、そんな感覚。

まるでわたし、君の言葉に恋をしているみたいじゃないか。