妄想日記

本当にあったこと、妄想してみたことごちゃ混ぜにして全部詩にしてみた。

歩くような速度で

2020-09-17 23:00:00 | poem

ゆっくりと

歩くような速度で

君に恋をしていたい


はじめはなんとも思っていなかった

ある日の笑顔に

ある日の優しさに

ある日の涙に

気がつくたびに


ひとつ ひとつ

小さい子どもが覚束ない手で

積み木をつみあげるように


ひとつ ひとつ

君への好きを

つみあげていった


ゆっくりでいいよ

不格好でいいよ

だけどひとつずつ

確実につみあげていこう


きっと終わりのない積み木だけど

ゆっくりと歩くくらいの速さで

君と恋をしていよう