この話を聴いてから謝りに行く日まで数日間、色々なことを考えて悶々とする日が続いた。
50年以上も神様に失礼なことをして本当に許してもらえるのだろうか。
誠の心とは今ある私の気持ちで良いのだろうか。
ずっと神様好きで全国の神社にお詣りに行ってたのにこの田舎にルーツがある私は神様に好かれていなかったのだろうかとか。
色々な思いが溢れて涙が出てきた。
謝りに行く日の前日のこと、取引先と一緒に仕事で県外に行くことがあり、ふと立ち寄った県外の神社で取引先の社長がおみくじをひいた。その内容は
神様は何でもお見通しだ。心の中まで見抜いている。
と言ったことが書かれてあるおみくじだった。
一瞬私に向けたメッセージなのかと動揺した。
私は深く深く謝ろうと思っているのだけれど本当に今の心で大丈夫なのかと心配になった。それと今まで神様が大好きで沢山の神社にお詣りしていたことさえこんな失礼なルーツがある私がお詣りをさせていただいて良かったのだろうかと心配で悲しくなった。