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お山にお宮がたちました

鰐淵寺

出雲詣り最後は、かねてから訪れたいと思っていた弁慶縁の地である鰐淵寺。
弁慶は仁平元年(1151年)松江に生まれ、18歳から3年間、鰐淵寺にて修行したといわれています。


その後、姫路の書写山圓教寺、比叡山延暦寺と移り、更に源義経の家来となり義経に従い国内を転戦し、壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした後、再び鰐淵寺に身を寄せ、多くの伝説・遺品を残したと伝えられています。


特に、弁慶が大山寺から一夜で釣鐘を運んだとの伝説は広く世に知られており、その際に持ち帰ったとされる寿永2年の銘のある銅鐘は国の重要文化財に指定されています。



鰐淵寺とは山をへだてて南西側に位置する出雲大社との関係も深まり、出雲大社の別当寺を務めるまでになったといわれます。



稲佐の浜を極楽浄土の入り口とみなす信仰が発生し、これが出雲大社の発展と重なり、神仏習合の形を取った両者の密接な関係が発展しようです。



紅葉が有名な鰐淵寺ですが、紅葉も終わりに近づいていたものの、赤や黄色になった木々の葉が美しかったです。



紅葉の絨毯を上がり根本堂に向かいます。







最上段中央に大きくそびえるのが根本堂です。




千手観音菩薩と薬師如来(いずれも秘仏)が本尊で、現在の建物は18世紀の建立。





根本堂の右手には釈迦堂と鐘楼が,左手には常行堂と摩多羅神社(大社造)が建っています。



「開山智春上人」と刻まれた開山塔です。





こちら、一瞬、鳥かなと思ったのですが植物のようです。丹頂鶴みたい。。



そして、浮浪滝へ向かいます。



川の石を渡ります。
お天気に恵まれ、川を渡る事ができ、ありがとうございます🙇‍♀️





かなり山を上がったところに浮浪滝があります。
このような大きな岩肌の中にお堂があり、すごいなと思いました。



鰐淵寺は,かつて修験者の集う場所であり,その名は全国に知れわたっており、その信仰の中心がこちらの浮浪滝のようです。



皆んなゆっくり上がってきてくれました。
何があるのか、想像もしていなかった様子で、浮浪滝を見て、とても喜んでいました。



滝の裏側に洞穴があり、かつては蔵王権現が祀られており、そこに建つのが蔵王堂です。
滝は今もその神聖さを保っており、滝の前に立つと心身が清められる感じがしました。



こうして、全ての行程を終え、鰐淵寺を後にしました。





帰り出雲大社近くで食事をし、高知に向かいました。
この日は、山登りなど沢山歩き、疲れていたためか、車に乗って出雲から高知までの記憶がありませんでした😴💤。

高速から降りる少し前に目が覚め、よく寝るね❣️と笑われてしまいました。
ワープ成功です👍。



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