以前、お詣りして、こちらの磐座の素晴らしさに感動した覚えがあります。
そして、再び寄ってみることにしました。
拝殿は生田神社や西宮神社と似ていますね。
入ってすぐのところにありますが、不思議な岩です。
甑岩までの石段途中に鎮座する末社「土社」です。
祀られている大地主大神は、大国主大神(=出雲大社等で祀られる大国主命)、大穴牟遅(おおなむぢ)大神と同神とされる神様です。
「大国主西神社」という越木岩神社の古い名称はこの土社の御祭神の名に由来しており、そもそも神社の創建が大地震が起きたことによる地鎮が目的だったようです。
甑岩の前に祠があり、こちらで手を合わせます。
現在の越木岩神社の敷地内には、北座、中座、南座(甑座)という3つの磐座群があります。
立石を支えるように数個の石が組まれた独特の形状をした磐座でお祀りされているのは稚日女命とされています。
こちらが「北座の磐座」となります。
古来より祈雨止雨に霊験のある貴船社もお祀りされており、その背後にあるのが「中座の磐座」です。
こちらが、大昔よりこの地に存在する磐座の中でもシンボル的な御神体であり、神社名の由来となっている周囲約40m・高さ10mの巨岩「甑岩」、つまり「南座の磐座」です。
神社の説明書きには、甑岩についてこのような記述があります。
『この神の鎮まる霊岩を大阪城築城のために切り出そうと、村人達の制止の懇願にかかわらず、豊臣秀吉が石工達に命じて割らせていたところ、今にも割れんとする岩の間より鶏鳴し、真白な煙が立ち昇り、その霊気に石工達は、岩諸共転げ落ち倒れ臥し、如何にしても運び出せなかった(以下略)』
何だか美しいですよね。
磐座をクルリと一周し拝殿に戻ると、可愛いらしい双子ちゃんがいらっしゃいました。
ママさんに写して良いですかと了解をいただき、写真を撮らせて頂きました。
本当に可愛いかったです。
双子ちゃんは可愛さが2倍ですね。
女性守護や子授け、子守りの神社といわれている越木岩神社。
参道も美しいです。
兵庫巡礼は盛り沢山でした。
ここで、甥っ子とお別れして、姉と夫と私の三人で大阪の難波のホテルに向かいました。