私の時間は、とてもゆっくりで、ずっと忙しく働いて来たから、取り残されたように、車窓からみる景色がキラキラしていて、それは虚しく心に突きささり、空虚感に包まれました。
私は、やはり仕事が好きだったんですね。
身体の回復と同時に本が読めるようになり、横になって、あれだけ本を読んだ時間はないというくらい、本を読んでいました。
時間に追われる生活をしていたから、今思うと、神様からのプレゼントでした。
前世がある事、神様の事、宇宙の仕組み、仏教の事、柳澤桂子さんの本も含め、色々読みました。
柳澤桂子さんが、病名がわからなかった頃に書かれた
『認められぬ病』なんかは、身につまされるような気持ちで読ませて頂いて涙しました。
敬虔なクリスチャンである柳澤桂子さんの言葉は美しかったです。
柳澤桂子さんの本の中に
「ここから先は神の領域」
という言葉を見つけた時、
私のこれからは神に委ねるしかないと思いました。
活字が気持ち悪くなっていたのに、横になって本が読めるようになっていたことは幸いでした。
振り返ると、魂の成長に欠かせない貴重な時間だったと思います。
大きく飛び立つには小さくしゃがむんだよ。
と言ってくれた方もいました。自分の弟さんを亡くされ辛い経験をした方で、かけてくれる言葉の優しさに心が温かくなりました。
倒れても起き上がった人は倒れる前より強くなる。
こう書いてあった生長の家の日めくりカレンダーにも励まされました。
全て神様からのメッセージで、
全てプレゼントだと思いました。
ダメダメだった私に試練を与えたけど、深い愛で這い上がってくるのを応援してくれていると心の底から思って、絶対治そうと決めました。
続く