子供の頃、毎年遊びに行っていた田舎。
今でも日本昔話に出てくる世界と思えるような美しい場所。山、川、四万十川源流の里、そこは母の生まれ育ったところ。
母の実家の向かいに山があって、どれくらい昔からお祀りしていたかはわからないけど山の神様を祀っていたお宮があったそうだ。そのお宮はなかなか立派で昔は多くの人がバスに乗って遠くからお詣りに来ていたそうだ。
だけど、私が子供の頃にお宮は無かった。だから私はそこにお宮があったことすら知らなかった。
母の子供の頃はそのお宮の敷地に土俵があって、そこで子供たちが奉納相撲をとったりして神祭の時はかなり賑わっていたようだ。