そして、三度目のお詣りにして、厳島神社の御神体が弥山である事を知りました。
弥山に登るルートも何も知らないまま、パンフレット片手に、弥山に登ってみる事にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/96/935d4b39987ef3999be6c3398c8d69c6.jpg?1679390535)
気楽に考えていたので、登山靴も履かず、スティックも待たず大聖院コースを出発する事にしました。
パンフレットで見た感じが一番近そうだから。。。
あとで、近道ロープーウェイがある事を知り、登るには中級の登山道を選んだことを知りました。
すれ違う人は皆んな、しっかり登山装備でしたから。
初級が紅葉谷コースで、中級が大聖院コース、上級が大元コースだとか。。
途中ですれ違った可愛い登山女子に教えてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a3/7aa4b05fa780cebf2ce3eff6ddc1515f.jpg?1679175847)
まず、こちらの粟島神社で少彦名神にご挨拶です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b1/1a737a7c7399689b5ebabfca341c1b68.jpg?1679175847)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/c7/01804e6eb643066b1a79eeb19d6f243d.jpg?1679175847)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1f/8429323973134ed18d6347442caa4f60.jpg?1679175847)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/df/b19224aebad33ad9b077c950936a308a.jpg?1679175847)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1f/cb68e04856e1f321a8125e46baa4bda3.jpg?1679175847)
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まず、こちらの粟島神社で少彦名神にご挨拶です。
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此処から、およそ2時間の登山が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/c7/01804e6eb643066b1a79eeb19d6f243d.jpg?1679175847)
けれど、大聖院コースは登山道としてはとても良く整備されていて、歩き易い道でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1f/8429323973134ed18d6347442caa4f60.jpg?1679175847)
自然の織りなす(植物と巨岩)景色がとても素晴らしかったです。
こちらに白糸の滝がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/df/b19224aebad33ad9b077c950936a308a.jpg?1679175847)
山に登ろうと思って来たわけではなかったので、もうすぐ山頂かなと白糸の滝の辺りで思い、
あとどれくらいですか?と下山している方に尋ねると
此処で四分の一だと言われました。
もう笑うしか無かったです。
格好を見て、ロープーウェイで行った方が良いかもしれませんよと。。
そうですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1f/cb68e04856e1f321a8125e46baa4bda3.jpg?1679175847)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/13/d2c104c6f5be60def8d8c4f33ec925d0.jpg?1679392541)
こちらが賽の河原です。
賽の河原は、親に先立って亡くなった子どもが、河原の小石を積んで塔を作ろうとしても、地獄の鬼がそれを壊してしまい、親不孝のために報われぬ苦行を強いられているところに、地蔵菩薩が現れて救済するという地蔵信仰に結びつく説話です。
確かに沢山のお地蔵さんがありましたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/be/23aff0d7afa28cb7bcdb3189715c1ecf.jpg?1679175849)
宮島には女人は入山禁止、島内では出産禁止等女性蔑視の歴史があったようです。
江戸時代広島藩は、1625年に倹約令が出て、市内の遊郭を宮島に移設しました。
それから明治維新まで宮島は全国的に有名な「風俗島」となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a1/502e0f583c4cfa25168388491997d126.jpg?1679175849)
本川から番船に乗って男達が神の島に遊びに来たのです。男達の都合で、夫婦でお参りできない厳島にしてしまったようです。
厳島大明神嫉妬説を作って。。
町家通りに残る古家には、女性の悲しい歴史が刻まれています。
「年切り奉公」に出され、病に倒れた女性達が、この世の地獄から逃れ、この世で成仏出来るよう、弥山への参道整備に「遊女の石畳」として残る寄進をしています。
その歓楽街の遊女が設置したというのがこの石畳のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/6c/9c9aaa2d44343eaf6d0d0c583968ea55.jpg?1679499730)
時代は流れ、女性の地位は明らかに向上しました。男性の欲望を満たすため、金銭で女性を買うようなことは無くなればいいと思います。
女性の身体は聖なる宮ですから。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/12/51aa3826c714f95596c4b327318fa9fb.jpg?1679175849)
こちらの「仁王門」で大元コースと合流します。こちらで、若い登山女子にあい、この先のルートを聞いて確認しました。
今時のメイクをしている子でしたが、話してみると素朴で可愛くて、自分が20代の頃に信仰心とか無かったから、日本の未来も明るい、大丈夫と思いました。
合流後、三女神が祀られている奥宮へ向かいます。こちらの仁王門を抜けて目指します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ff/d0ec06fcbe1959d31e271f5caa3fabd9.jpg?1679175849)
この仁王門を抜けると、不思議とエネルギーが湧き出てきて、足取りが軽くなり、心が弾みはじめました。
空間がキラキラし始め、何となく気が変わったのがわかりました。
続く