伽藍の入口(金剛峯寺)から壇上伽藍内(東塔)へ向かう小道を蛇腹道といいます。
蛇腹道の紅葉は格別に美しかったです。
蛇腹道と名付けたのは弘法大師空海だといわれており、大師は生前に高野山全体を蛇ではなく龍が伏せる姿に例えていたともいわれています。
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丹生都比売様と善女竜王、そしてこの蛇腹道をひっくるめて、高野山に龍神信仰があったといわれます。
高野山全体を上空から見た時、龍が伏せているように見え、蛇腹道は蛇の腹、つまり、龍の腹あたりということから、高野山自体に龍が棲むという龍神信仰が誕生したと考えられます。
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蛇腹道を抜けると東塔があります。
紅葉とのコントラストが美しいです。
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不動堂です。
鳥羽上皇の皇女である八條女院内親王というお方が発願され、行勝上人によって建立されました。
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愛染堂です。
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大塔の鐘・高野四郎です。
お大師さまが鋳造を発願され、弟子の真然大徳の時代にようやく完成したと伝えられています。
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壇上伽藍(だんじょうがらん)は、真言密教の創始者・弘法大師が高野山に修行の地を開いた最初の場所で、奥の院と合わせて高野山の二大聖地とされています。
伽藍とは「僧侶が修行する場所」という意味で、インドのサンスクリット語に由来します。
朱色がひときわ目を引く「根本大塔(こんぽんだいとう)」が見えてきます。真言密教の根本道場のシンボルとして、威風堂々の佇まいです。
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根本大塔の先には大きな松の木があります。
高野山が日本仏教の聖地となったきっかけが、この松の木と関係があるといわれています。
弘法大師が、唐から帰国するときに「三鈷杵(さんこしょ)」という法具を投げ、その「三鈷杵」が海を越えて日本に飛んでいき、この松に引っかかっているのを弘法大師自身が見つけ、この発見によって、弘法大師は高野山に真言密教の聖地を開くことにしたといわれています。
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観光客が「三鈷の松(さんこのまつ)」と呼ばれる松の葉をここで探すようですね。
知らなかったです😅
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金堂です。こちらには僧侶が一同に集まることから総本堂(講堂)ともいわれ、根本大塔と共に高野山の中心ともいえます。
根本大塔に先立ち金堂が造営されたといわれています。
現在でも高野山内の重要な行事は、この金堂にて執り行われています。
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金堂から中門を眺めます。
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西塔です。
お大師さまの伽藍建立計画案である『御図記(ごずき)』に基づき、真然大徳によって建立されました。
その計画とは、大日如来の密教世界を具体的に表現する「法界体性塔(ほっかいたいしょうとう)」として二基一対として建立する計画でした。しかし、諸般の事情により建設が遅れ、仁和2年(886年)に建立されました。
西塔では、大塔の本尊が胎蔵大日如来であるのに対し、金剛界大日如来と胎蔵界四仏が奉安されています。現在の塔は、天保5年(1834年)に再建された、擬宝珠(ぎぼし)高欄付多宝塔で、高さは27.27メートルです。
高野山HPより
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御社です。
お大師さまが弘仁10年(819年)に山麓の天野社から地主神として勧請し、高野山の鎮守とされました。
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社殿は三つあり、一宮は丹生(にう)明神、二宮は高野明神、三宮は十二王子・百二十伴神がまつられています。
丹生、高野明神社の構造形式は春日造で、総社は三間社流見世棚造(さんげんしゃながれみせだなづくり)と呼ばれ、どちらも檜皮葺の屋根で仕上げられています。
現在の社殿は文禄3年(1594年)の再建で重要文化財に指定されています。
高野山HPより
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中門を出ると蓮池があります。
昭和の頃までは美しい蓮(はす)が咲き誇っていました。この池には小さな祠(ほこら)がまつられています。
明和年間のこと、干ばつが度々起こり、民衆は苦しみました。そこで明和8年(1771年)、瑞相院慈光(ずいそういんじこう)というお方が善女竜王(ぜんにょりゅうおう)像と仏舎利(ぶっしゃり)を寄進し、蓮池の中島に小さな祠を建立しておまつりしたところ、たちまちに霊験が現れたそうです。
高野山HPより
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主人が夜ライトアップされてるから見に行こうといいます。
1日で2万歩も歩いて足が痛かったけど行ってみることにしました。
蛇腹道綺麗ですね。
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大塔も美しいです。
夜来るのも良いですね。
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赤と白のコントラストが美しいです。
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金堂です。
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金堂です。
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今日泊まる宿坊の一条院です。
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素晴らしい宿坊でした。
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素晴らしい宿坊でした。