ママだって・・・
ママだって人間なんさ
頭が痛かったり
風邪でだるかったり
なにもないのにイライラしたりするんさ
きみたちの
有り余る生命力に 元気に
感謝するどころか
一回グニャリと出た怒りは
心をだらんとさせれば
いくらでも出てきてしまって
自分がとても
小さく見えた
でも ママだって
人間なんさ
でも君たちだって
人間だろ?
だからママは考えた
謝ろうって
朝 みんなの意識がゼロのときに
ひとりひとり 抱きしめて
ごめんねって
何度も繰返したら
三人ともみんな
いいよ いいよって
赦してくれた
謝ればいいってわけじゃないけど
これからは
ママが悪かったら
謝っていくよ
ごめんねって謝った時の
抱きしめた腕の中で
あなたたちの小さな頭が
コクンと頷く瞬間が
とても愛おしく・・・
やっぱり家族だなって
嬉しかったよ
(平成十九年一月)
*************************************************************
子供たちが高校生になっても、大人になっても、
こちらが悪いと思うときには、なるべく謝るようにしています。
なぜなら、潔く謝れる人になってほしいから。
だから謝るわけではありませんが、
でもやっぱり、喧嘩は先に謝ったほうが気持ち良いと思うからです。
こちらの心情を汲めない、子供が小さい頃には、
いつもなんだか・・気を張っていた気がします。
だから護らなくてはいけない、
だから、悪いことは教えなければいけないと、
片意地張ってたところがありますが、
ある程度まで大きくなると、今度は他人様が教えてくれるようになります。
知らずのうちに親はサポートにまわり、
子供の心情を気遣ったり、励ましていたりします。
小さなお子さんをお育てのお母さんたちは、
本当にお疲れ様のことと思いますが、
必ず次の段階がやってきますので、
休み休み、この夏休みを乗り切ってくださいませ。
心からエールを送ります。