これからの子どもに必要な食とは?

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学校給食をオーガニックにしよう! 実は、必要な栄養素が摂取できていない可能性が高いです、、

2023-05-25 19:51:27 | 日記

子どもに必要な栄養バランスが考えられ、約250円という価格で提供されている学校給食は、子どもの健康を支えています。

 

特に家庭で偏った食生活をしている子どもにとって、貴重な栄養補給源になっています。

 

メニューも豊富です。1か月の中で、同じ献立がないほど、レパートリーがあり、とても優れた献立になっています。

 

味も子どもが残さず食べられるように調理されています。

 

そんな、優秀な学校給食ですが、中身を見ていくと、本当に必要な栄養素が摂取できているのかが疑問な部分もあります。

 

今回は、現在の学校給食の実態と加速している給食のオーガニック化についてお話していきます。



1.学校給食の実態

 

2.実は、こんな落とし穴が、、

 

3.学校給食のオーガニック化にむけて




1.学校給食の実態

 

基本的に、センター方式が主流となっています。

 

複数の学校の給食をまとめて作るため、一度に何千食もの給食を作る必要があります。

 

さらに、スーパーの野菜同様、規格が厳しく、それを安定的に供給できることが求められています。

 

形が悪いものは、残念ながら、給食に使ってもらうことができません。

 

味はそれほど変わらないのに、不思議な話です。

 

こういった部分も食育していく必要があると思うのですが、、

 

その点、農薬や肥料は、学校給食を支えているといえるでしょう。



2.実は、こんな落とし穴が、、

 

学校給食は、栄養バランスが整えられた優秀な献立の集まりです。

 

しかし、実際は計算してある、理想の栄養価を摂取できていない可能性が高いのです。

 

こんなことをいうと、栄養士さんから批判があるかと思いますが、

 

事実を述べていきたいと思います。

 

主な要因を2つお話していきます。



2.1.農薬の使用

先ほどもお話ししたとおり、学校給食に使われる食材は、安定的に供給できるという条件のもと、契約されています。

 

一日に数千もの食数をまかなうためには、数十キロ単位での供給が必要です。

 

農薬や肥料を使うことで、野菜を安定的に供給できるのです。

 

しかし、農薬には問題点もあります。

 

以前にもお話をしていますが、農薬を使うことによって、

 

野菜に含まれるミネラルが大きく減ってしまいます。

 

炭水化物やたんぱく質に比べ、非常に微量ですが、

 

ミネラルは、子どもの心身の発達に欠かせない栄養素です。

 

現代食で最も不足している栄養素です。

 

最近は、子どもの時から添加物の味に慣れてしまっている子どもも増え、

 

ますますミネラル不足が進んでいます。

 

せめて、学校給食ではミネラル豊富な食事にする必要があると思います。

 

また、野菜自体の味も薄くなってしまいます。

 

それを補うのが、調味料での味付けです。

 

調味料には、添加物が含まれています。

 

※一食250円ほどの給食に、無添加の調味料は高くて使えません。

 

ただ、現在のセンター方式において、農薬を抑えた野菜を使用するのは、かなりハードルが高いです。



2.2.カット野菜とほぼ同じ

カット野菜は、ほぼ栄養素が抜け落ちています。

 

何度も洗浄し、次亜塩素酸ナトリウム液で消毒をしているからです。

 

野菜は、水で洗うとビタミンやミネラルなど、水に溶ける成分が流れてしまいます。

 

学校給食のような、大量に調理をするときも同様の処理をします。

 

下処理の段階で、栄養素が抜けてしまうため、子どもが食べるときには、ビタミン、ミネラルがほぼない状態になってしまいます。

 

学校給食で使用されている野菜は、生産過程や調理工程により、中身がスカスカの野菜になってしまうのです。





3.学校給食のオーガニック化にむけて

これまで、学校給食のいい面、落とし穴をお話してきました。落とし穴は、知らないと気づくことができません。

 

学校給食が重宝されている部分が大きく、規模も大きいため、現段階の状態から変更することは容易ではないでしょう。

 

しかし、まだまだ改善の見込みがあります。

 

ここでは、給食をよくするための取り組みについてお話していきます。

 

〇センター方式の改善

センター方式では、大量の食材が必要になり、農薬を使って生産しないと安定した供給が難しいです。

 

これに対し、学校内で調理し、自校内で提供するという方法もあります。(単独調理場方式)

 

この場合、食数が1000食ほどで済みます。

 

そうすると、月に数回、農薬を使っていない農家さんの野菜を使った料理も提供しやすくなります。

 

自分たちで育てた野菜を活用した献立も取り入れやすくなります。

 

このような野菜は、本来の味を生かすことができます。

 

子どもたちに野菜本来の味を知ってもらうことで、

 

子どもがこれまでの野菜との違いに気づきます。

 

食材自体がおいしいと気づけば、残菜も減ります。

 

これは調理員さんにとってもうれしいことです。

 

さらに、一緒に給食を食べる先生にも知っていただくことができます。

 

今までの学校給食との違いに気づくことができれば、

 

食育の幅も広がっていくことが期待できます。

 

そして、子どもが感じたことを家庭で共有することで、

 

子どもから大人の食育につながり、普段の食事にも取り入れてもらいやすくなります。

 

その結果、有機農家さんも喜びます。

 

学校給食のオーガニック化の実現において、センター方式を見直す必要があるのです。



4.まとめ

このような話があります。

 

とある子どもは、給食を毎日我慢して食べているそうです。

 

家庭では、自分が育てた農薬を使っていない野菜を食べているからです。

 

野菜の本当の味を知っているのです。

 

しかし、学校給食は子どもが残さず食べられるように味付けでカバーしています。

 

その子にとって、給食の味は食べ物の味ではなかったそうです。

 

その子は、全部食べていましたが、

 

中には、給食を残す子どももいます。

 

しかし、給食を残す子どもの味覚は、むしろ正しいのです。

 

食育においても素材の質について、目を向けられていません。

 

学校給食は、食を変える大きな可能性を秘めています。




私も、学校給食のオーガニック化に取り組んでいます。

 

子どもの給食が、オーガニックに転換すれば、一気に広まります。

 

一緒に食を変えていきましょう!

 

子どもたちを守っていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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食材にこだわったお店も投稿しています。

参考にしてみてください!

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農薬は、食を支えてくれている しかし、裏ではこんなことも、、

2023-05-15 19:38:20 | 日記

農薬の使用は、今や当たり前になっています。

 

スーパーの野菜もほとんどの野菜が農薬を使って作られていますし、

 

慣行農業のシェア率も99%と、私たちの食はほとんどが農薬のおかげで成り立っています。

 

しかし、最近は子どもの発達障がいの増加や環境問題が取り上げられることが多く、

 

食の見直しも進んでいます。

 

今回は、農薬に焦点を当て、食と農薬のすべてをお話しします。

 

今後、農薬について考えるきっかけになればと思います。

 

1.農薬がもたらす恩恵

 

2.農薬の落とし穴

 

3.農薬とどう付き合っていく?(行動変容)

 

4.まとめ




1.農薬がもたらす恩恵

 

上記の通り、農薬は人口の増加をまかなう上で、大きな恩恵をもたらしてくれました。

 

そんな、農薬の役割についてまとめました。

 

1.1.病害虫や雑草を減らす

 

農作物を作るうえで、もっとも厄介なのは作物の病気と雑草です。

 

病気にかかった農作物は市場では売れませんし、除草作業は農作業の中でも、かなり重労働になります。

 

多くの人で行えば、短時間で済みますが、そこには人件費もかかってきます。

 

自然が相手の農業のため、毎年安定した収穫量が保証されているわけではありません。

 

できるだけ、経費も削減する必要があります。

 

それらを踏まえ、農薬は農家さんを大きく救ってくれています。

 

病害虫の発生を抑えることは、不良品を減らすことができ、

除草剤は農作業の時間を大幅に短縮し、その分ほかの作業に回すことができます。

体への負担も軽減します。

農家の高齢化が進む中、このような農薬の効果は、重宝される部分でもあります。

 

1.2.収益の安定化につながる

 

病害虫の発生を抑えることができれば、廃棄する作物も減少します。

また、虫食いがなくなることで、形が整い、消費者が手に取ってもらいやすくなります。

さらに、作業効率が上がるため、

広い面積で野菜を栽培でき、収益の安定化にもつながります。

多く収穫できれば、その分安く販売もできます。

 

家計の中で最も削りやすいのは食費です。

「野菜を毎日食べたい。でも物価が上がり続けているから、なるべく安く済ませたい。」

 

そんな消費者にとって、安い野菜はかなりありがたいです!

5年前ですが、「玉ねぎ中サイズ5個入りで100円」というのはかなり重宝していました。




2.農薬の落とし穴

 

これまで、私たちの食生活を支え続けてくれた農薬ですが、少なからずしわ寄せというものもあります。

 

特に、今回はネオニコチノイド系の農薬を中心にお話ししていきます。

 

2.1.野菜の栄養価が低下する

 

野菜のミネラルは、土から供給されています。(前回のミネラルの記事を参照)

 

農薬の使用により、農薬が土の中に溶け込みます。

 

土は元の状態に戻そうとするため、ミネラルが農薬の浄化に使われるのです。

 

ミネラルは、化学物質を分解するはたらきがあります。

 

よって、野菜の栄養価が下がり、ミネラル不足になりやすいのです。

 

栄養価が下がった野菜は、本来の味に比べ、薄くなります

 

例えば、人参は本来とても甘い(種類にもよる)ですが、

一般的な人参は、調味料で味付けしないと食べることができません。

 

調味料が無添加ならいいのですが、ほとんどが化学調味料が使われています。

こうして添加物の摂取も増えているのです。

 

野菜本来の味を味わうためには、

農薬や肥料を減らしたほうが、おいしく味わうことができます。

 

自然栽培の野菜を食べて強く思います。



2.2.アレルギーの原因になることがある

 

農薬は、空気中にも飛散しています。花粉と同じで目では確認できませんが、毎日体内に取り入れています。

 

花粉症ほどではありませんが、

 

化学物質に敏感な方だと、農薬で肌が赤くなったり、咳が出ることがあります。

 

ちなみに、野菜を販売する際、「無農薬」という表記は禁止されています。農薬不使用と表記する必要があります。

 

空気中に農薬が飛散しており、少なからず農薬がついているためです。

 

ですから、「農薬不使用」の野菜を摂取する場合でも、

微量ですが、農薬がついているということです。

 

完全にはゼロにできないのです。

 

農家さんから教えてもらいました。



2.3.ネオニコチノイド農薬について

 

ここからは、他の農薬よりも強力なネオニコチノイドについてお話をしていきます。

 

将来の食糧問題にも絡んでくるといわれている、注目の農薬です。

 

ぜひ、知っておくといいかと思います。



2.3.1.ネオニコチノイド系農薬とは

 

主に、殺虫剤として使用されています。

 

特徴としては、分解されにくいということです。

 

多くの農薬は、1週間ほどで分解されます。

 

しかし、ネオニコチノイドは、長いもので2年もかけて分解されるのです。

 

つまり、野菜にネオニコチノイドを使用すれば、分解される前に摂取をすることになります。

 

こうした野菜を食べ続けることで、体内に蓄積していきます。

 

その結果、次の世代で新しい命に影響が出る恐れがあります

 

実際、スーパーで売られている野菜がどの農薬が使用されているのかわかりません。

 

ネオニコチノイドのような特に危険な農薬もあることを加味して、野菜を選んでいただけたらと思います。



2.3.2.生態系に影響を与える

 

ネオニコチノイドは、水に溶けやすく、水と一緒に植物の内部に浸透します

 

そして、近年ある生き物の大量死が問題となっています。

 

この生物は、受粉の手助けをしてくれます。

 

野菜などの植物は、受粉をすることで、次の世代へ命をつなぐことができます。

 

私たちはミツバチさんによって野菜や果物を食べることができているのです。

 

その受粉において、ネオニコチノイド農薬がミツバチに吸収され、大量死につながっているのです。



もし、ミツバチがいなくなれば、いくら農薬で効率よく生産できても、今のように大量に生産することが難しくなるでしょう。

 

その結果、食料の奪い合いが起きる可能性があります。

 

そうなれば、物価はもっと上がります。

 

安くすることができている食費も今後、抑えることが難しくなる可能性があります。

 

もっと自然界にも目を向け、自然と共生をするということも考える必要があるのではないでしょうか。

 

3.農薬とどう付き合っていく?

 

農薬を完全になくすことは難しいですが、うまく付き合っていく方法を紹介していきます。



3.1.農薬の洗浄

 

農薬は基本的に、1週間経つか、水で洗えば落とせます。

 

ただし、よりしっかりと落としたい場合は、食器用洗剤を使用します。

 

深いボールに水を入れ、食器用洗剤を1滴ほど加えて、野菜を洗うことで、野菜の色が変わります。

♦農薬を落とす前

 

♦農薬を落とした後

農薬を落とすことにより、色が濃くなり、水をはじかなくなります!

 

※ただし、ネオニコチノイドは洗い流せません

 

注意点としては、洗剤をよく洗い流すことです。

 

洗いすぎると、ミネラルやビタミンが流れてしまう可能性がありますが、洗剤をきれいに洗うことのほうが大事です。

 

特に女性の場合、子宮内に洗剤がたまり、赤ちゃんにも影響を与えるリスクが高まるため、気を付けましょう。



3.2.農薬不使用の野菜を選ぶ

 

先述の通り、ネオニコチノイドは洗い流すことができません。

 

ネオニコチノイドの摂取を避けたいのであれば、農薬を使用していない野菜を摂取するようにしましょう!

 

〇農薬不使用の野菜を扱っている愛知県のスーパー

・スーパーやまのぶ(豊田市)

・旬楽膳(日進市、名古屋市、一宮市)

・アザブオーガニック(名古屋市)

 

※もし、愛知県内で農薬不使用の野菜を扱っているスーパーの関係者様いましたら、遠慮なく申し出ていただければと思います!

 

〇食材にこだわっている飲食店

インスタグラムに投稿しています。最後に張り付けています。

 

参考にしてみてください!

 

4.まとめ

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

今回は農薬の中でも特に、ネオニコチノイド農薬をメインに取り上げました。

 

ただ、実際にどの農薬が使われているのかわかりません。

 

また、ミツバチは直接関係ないと思われがちですが、

 

私たちが食料を食べられるための縁の下の力持ちになってくれているという認識をもっていただけるだけで幸いです。

 

今回の記事を読んで、農薬をなるべく避けたいと思った方は、ぜひ記載したスーパーに行ってみてください。

 

他にもあると思うので、私自身ももっと広げていこうと思います。

 

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最近は、イベントをさせていただくことも出てきました。感謝です!


ミネラルで心も体も元気に ~手軽に摂取できます~

2023-05-08 08:43:38 | 日記

みなさんは、ミネラルを摂取できていますか?実は、現代人が特に不足している栄養素がミネラルなんです。

ミネラルは、精神バランスを整えたり、子どもの成長に欠かせない栄養素です。ストレスやうつなど、精神面のトラブルが多い今、摂取が見直されています。

 

今回は、そんなミネラルを普段の食事に取り入れていくことをゴールにお話をしていきます。

 

1、ミネラルとは

 

2.なぜ、不足しているのか

 

3.どんな食品に多く含まれているのか

 

4.ミネラル摂取方法


 

1.ミネラルとは

ミネラルは、五大栄養素の一つです。

 

五大栄養素・・・炭水化物、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン

※食物繊維を加えて、六大栄養素ともいうことがあります。

 

【ミネラルのはたらき】

主に3つ紹介します。

①代謝を高め、体温を上げる

ミネラルは、酵素のはたらきを助けます。酵素がはたらくことで、体温が上がります。最近は子どもの平均体温が下がってきており、35℃台の子も増えてきています。運動量の減少もありますが、それだけではなく、ミネラルの摂取不足も影響しています。ミネラル食を取り入れて、平均体温が上がったという報告もあるため、食の見直しは重要です!

 

②神経伝達に関与する

神経伝達によって筋肉が動きます。特に、カルシウムが神経伝達に大きくかかわっています。カルシウムというと、骨や歯の形成に必要な栄養素という認識が強いですが、実は筋肉を動かすことにも関与しています。電気信号が伝わり、私たちの身体が動いているのです。発達障がいの方の中には、手先の運動がうまくできない方もいます。療育活動で、手先の運動が取り入れられていますが、食事にミネラルを足すことで、微細運動の補助にも大きく貢献してくれます。

 

③ホルモンバランスを整える

生活において、ストレスは避けられません。ストレスが長期にわたってかかると、ホルモンバランスが乱れ、うつの原因にもなります。ストレスは、生活環境も大きな要因になってくるため、一概に食生活だけが要因とは言えません。しかし、食の改善により、精神面で落ち着けたり、ストレスの耐性がつくことも事実です。自然の力をいただくという人間本来の生き方を取り戻すことが求められています。ミネラルも本来は自然の中で作られているのです。

 



2.なぜ、不足しているのか

 

先述したとおり、ミネラルは、特に不足している栄養素です。ここでは、主な不足原因を3つ紹介します。

 

2.1.水煮食品の増加

 

水煮食品とは、加工食品の一種で、食品を何度も洗い、水で煮たものです。ミネラルやビタミンは、煮ることで水に溶け出してしまいます。それを繰り返すことで、最終的に栄養素がほとんど残っていないスカスカの食品に変貌してしまうのです。

 

  

そして、この処理をされた食品が総菜、テイクアウト弁当、レトルト食品、冷凍食品といった便利食品に使用されているのです。

 

毎日スーパーの総菜や、弁当屋さんの弁当で野菜を摂れていると思っている方は、ご注意ください。実は、大事なミネラルやビタミンは摂れていないと思ったほうがいいでしょう。

♦加工離乳食にも、水煮食品が使われています。。。

 

学校給食の野菜もそうです。水煮食品ではありませんが、食中毒予防のために大量の水で洗います。さらに、次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌もします。これをまた十分洗い流すので、ミネラルやビタミンは溶け出してしまっているのです!

 

次亜塩素酸ナトリウムといえば、、

そう、カット野菜です!

学校給食の野菜も、カット野菜に近い処理をされて提供しているのです。

福岡市 野菜下処理室(第2給食センター)

♦大学の給食実習を思い出します。

 

ほとんどの場合、家庭の外で食べる食事ではミネラルやビタミンを十分摂取できないということです!



2.2.野菜自体のミネラルが減少

野菜にもミネラルが含まれています。土に含まれるミネラルが野菜にも供給されるのです。しかし、スーパーで売られている野菜のほとんどは、ミネラルが減少してしまっています。

原因は農薬の使用です。

 

農薬を使うことで、土の中にも農薬が浸透します。(土壌汚染)

すると、土に含まれているミネラルが、農薬の浄化に使われるのです。

化学肥料の使用も同じことが起こります。

 

本来の状態に戻そうとするのが、自然の摂理です。

 

しかし、自然の摂理に反した行為の積み重ねが、今多くの子どもたちを苦しめているのです。

 

自然に戻すという動きをもっと活性化していく必要があります。

微生物」が未来の食を変えるーー生態系から農業を考える、新技術SOFIXとは | shiRUto(シルト)

♦土の中の微生物が、土を作ってくれているのです。

 

農薬により、ミツバチの大量死も起きています。

 

ミツバチがいなくなる=地球が滅びる

 

ミツバチのおかげで私たちは野菜を食べることができているのです。

 

今後も経済活動を活性化するためには、地球を守るということも同時にしていく必要があります。

 

それが、私たちの健康も増進し、子どもたちを救うことにつながるのです。

 

 

 

2.3.添加物の摂取

 

添加物の中には、ミネラルの排泄を促進するものがあります。

 

リン酸塩です。

 

ポリリン酸塩、ピロリン酸Na、メタリン酸Naという表記がされています。

 

そして、注意すべき表記としては、

pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、かんすい、膨張剤、ベーキングパウダー、イーストフード、ガムベース

といったものです。

 

これらは、リン酸塩の含有量が微量のため、「リン酸塩」という表記をしなくてもいいのです。これをキャリーオーバーといいます。

添加物表記を隠すのに、よく使われています。

 

・リン酸塩を多く含む食品

ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、インスタント食品、スナック菓子、など

 

多かれ少なかれ、リン酸塩はほとんどの食品に含まれています。

 

ミネラル不足を避けるには、天然の食品を選ぶようにしましょう!

 

 

3.簡単にミネラルを摂取する方法

 

ミネラルの摂取で最も簡単かつ、成功しやすいのは、だしを使うことです。

おすすめは、「無添加 白だし」です。

 

値段は高いですが、これをみそ汁や煮物に加えるだけでおいしいだしがとれ、手軽に摂取できます。

 

そのまま飲むと、手軽に摂取できますが、魚風味が強く、かなり味が濃いので、料理に混ぜて使用することをお勧めします。

 

また、粉だしもうまく活用しましょう!

こちらも同じく、無添加のものを選ぶことをおススメします。

 

以下に、粉だしを使った「超簡単、ごはんがめちゃくちゃススム『粉だしみそ』」を紹介します!

インスタストーリーハイライトにも、載せてあるので、最後のリンクから見ることをおススメします!

私も重宝しています!

 

【粉だしみそ】

 

みそ                                                   60g

粉だし                                             20g

エキストラバージンオリーブオイル 20g

 

これらを混ぜるだけで、おいしいごはんのお供ができてしまいます!

しかも、ミネラルもたっぷり含まれているため、一石二鳥です。

 

そのほかにも、手作り煮干しのおやつもおススメです!

子どもたちにも好評でした。

 

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ミネラルは、現代人が特に不足している栄養素です。

しかし、手軽に摂取することもできます。

 

普段の食事に、ミネラルも手軽にプラスし、心と体も元気な毎日にしていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(参考:『食べなきゃ、危険! 食卓はミネラル不足』)

 

 

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