みなさんは、ミネラルを摂取できていますか?実は、現代人が特に不足している栄養素がミネラルなんです。
ミネラルは、精神バランスを整えたり、子どもの成長に欠かせない栄養素です。ストレスやうつなど、精神面のトラブルが多い今、摂取が見直されています。
今回は、そんなミネラルを普段の食事に取り入れていくことをゴールにお話をしていきます。
1、ミネラルとは
2.なぜ、不足しているのか
3.どんな食品に多く含まれているのか
4.ミネラル摂取方法
1.ミネラルとは
ミネラルは、五大栄養素の一つです。
五大栄養素・・・炭水化物、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン
※食物繊維を加えて、六大栄養素ともいうことがあります。
【ミネラルのはたらき】
主に3つ紹介します。
①代謝を高め、体温を上げる
ミネラルは、酵素のはたらきを助けます。酵素がはたらくことで、体温が上がります。最近は子どもの平均体温が下がってきており、35℃台の子も増えてきています。運動量の減少もありますが、それだけではなく、ミネラルの摂取不足も影響しています。ミネラル食を取り入れて、平均体温が上がったという報告もあるため、食の見直しは重要です!
②神経伝達に関与する
神経伝達によって筋肉が動きます。特に、カルシウムが神経伝達に大きくかかわっています。カルシウムというと、骨や歯の形成に必要な栄養素という認識が強いですが、実は筋肉を動かすことにも関与しています。電気信号が伝わり、私たちの身体が動いているのです。発達障がいの方の中には、手先の運動がうまくできない方もいます。療育活動で、手先の運動が取り入れられていますが、食事にミネラルを足すことで、微細運動の補助にも大きく貢献してくれます。
③ホルモンバランスを整える
生活において、ストレスは避けられません。ストレスが長期にわたってかかると、ホルモンバランスが乱れ、うつの原因にもなります。ストレスは、生活環境も大きな要因になってくるため、一概に食生活だけが要因とは言えません。しかし、食の改善により、精神面で落ち着けたり、ストレスの耐性がつくことも事実です。自然の力をいただくという人間本来の生き方を取り戻すことが求められています。ミネラルも本来は自然の中で作られているのです。
2.なぜ、不足しているのか
先述したとおり、ミネラルは、特に不足している栄養素です。ここでは、主な不足原因を3つ紹介します。
2.1.水煮食品の増加
水煮食品とは、加工食品の一種で、食品を何度も洗い、水で煮たものです。ミネラルやビタミンは、煮ることで水に溶け出してしまいます。それを繰り返すことで、最終的に栄養素がほとんど残っていないスカスカの食品に変貌してしまうのです。
そして、この処理をされた食品が総菜、テイクアウト弁当、レトルト食品、冷凍食品といった便利食品に使用されているのです。
毎日スーパーの総菜や、弁当屋さんの弁当で野菜を摂れていると思っている方は、ご注意ください。実は、大事なミネラルやビタミンは摂れていないと思ったほうがいいでしょう。
♦加工離乳食にも、水煮食品が使われています。。。
学校給食の野菜もそうです。水煮食品ではありませんが、食中毒予防のために大量の水で洗います。さらに、次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌もします。これをまた十分洗い流すので、ミネラルやビタミンは溶け出してしまっているのです!
次亜塩素酸ナトリウムといえば、、
そう、カット野菜です!
学校給食の野菜も、カット野菜に近い処理をされて提供しているのです。
♦大学の給食実習を思い出します。
ほとんどの場合、家庭の外で食べる食事ではミネラルやビタミンを十分摂取できないということです!
2.2.野菜自体のミネラルが減少
野菜にもミネラルが含まれています。土に含まれるミネラルが野菜にも供給されるのです。しかし、スーパーで売られている野菜のほとんどは、ミネラルが減少してしまっています。
原因は農薬の使用です。
農薬を使うことで、土の中にも農薬が浸透します。(土壌汚染)
すると、土に含まれているミネラルが、農薬の浄化に使われるのです。
化学肥料の使用も同じことが起こります。
本来の状態に戻そうとするのが、自然の摂理です。
しかし、自然の摂理に反した行為の積み重ねが、今多くの子どもたちを苦しめているのです。
自然に戻すという動きをもっと活性化していく必要があります。
♦土の中の微生物が、土を作ってくれているのです。
農薬により、ミツバチの大量死も起きています。
ミツバチがいなくなる=地球が滅びる
ミツバチのおかげで私たちは野菜を食べることができているのです。
今後も経済活動を活性化するためには、地球を守るということも同時にしていく必要があります。
それが、私たちの健康も増進し、子どもたちを救うことにつながるのです。
2.3.添加物の摂取
添加物の中には、ミネラルの排泄を促進するものがあります。
リン酸塩です。
ポリリン酸塩、ピロリン酸Na、メタリン酸Naという表記がされています。
そして、注意すべき表記としては、
pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、かんすい、膨張剤、ベーキングパウダー、イーストフード、ガムベース
といったものです。
これらは、リン酸塩の含有量が微量のため、「リン酸塩」という表記をしなくてもいいのです。これをキャリーオーバーといいます。
添加物表記を隠すのに、よく使われています。
・リン酸塩を多く含む食品
ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、インスタント食品、スナック菓子、など
多かれ少なかれ、リン酸塩はほとんどの食品に含まれています。
ミネラル不足を避けるには、天然の食品を選ぶようにしましょう!
3.簡単にミネラルを摂取する方法
ミネラルの摂取で最も簡単かつ、成功しやすいのは、だしを使うことです。
おすすめは、「無添加 白だし」です。
値段は高いですが、これをみそ汁や煮物に加えるだけでおいしいだしがとれ、手軽に摂取できます。
そのまま飲むと、手軽に摂取できますが、魚風味が強く、かなり味が濃いので、料理に混ぜて使用することをお勧めします。
また、粉だしもうまく活用しましょう!
こちらも同じく、無添加のものを選ぶことをおススメします。
以下に、粉だしを使った「超簡単、ごはんがめちゃくちゃススム『粉だしみそ』」を紹介します!
インスタストーリーハイライトにも、載せてあるので、最後のリンクから見ることをおススメします!
私も重宝しています!
【粉だしみそ】
みそ 60g
粉だし 20g
エキストラバージンオリーブオイル 20g
これらを混ぜるだけで、おいしいごはんのお供ができてしまいます!
しかも、ミネラルもたっぷり含まれているため、一石二鳥です。
そのほかにも、手作り煮干しのおやつもおススメです!
子どもたちにも好評でした。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ミネラルは、現代人が特に不足している栄養素です。
しかし、手軽に摂取することもできます。
普段の食事に、ミネラルも手軽にプラスし、心と体も元気な毎日にしていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(参考:『食べなきゃ、危険! 食卓はミネラル不足』)
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